

今年の9月、仲間内で鹿児島県にタイワンツバメシジミの撮影に出かけました。探索・撮影に熱中しているうちに気がつくと午後3時です。「えらいこっちゃ、今夜の宿を探さねば!」と慌てて探したところ、なんとか笠沙町の民宿に泊めてもらえることになりました。漁師さんがやっている感じの民宿で、地元の海の幸がてんこ盛りの夕食です。まずはビールで乾杯し、その後「何でもいいので、ご当地の芋焼酎をロックで下さい」と注文したところ、3〜4個の氷を入れた大きなグラスに黒さつま白波をあふれんばかりに注いでくれました。この焼酎は代々黒麹で焼酎造りをしてきた南薩摩・笠沙出身の黒瀬杜氏が黒麹で仕込んだものです。ポピュラーな白波(白麹仕込)と比べると、シャープな味がします。翌朝精算してもらうと、領収書明細にビールは書き込まれていましたが、黒白波は書き込まれていませんでした。きっと地元では「水」のようなものなのでサービスしてくれたのでしょう。
その笠沙町で撮影したタイワンツバメシジミを貼っておきます。「本格焼酎・黒白波」に負けないように、チラリズムではなくて「本格開翅」の写真にしておきます。
あ〜、今夜はキーボードが進みました。もちろん黒白波を呑んでいるわけです。