2020年11月18日

最近のkenken(座談会でのメッセージ)

 ここのところ「日記」ならぬ「月記」状態でのブログ更新、生きている証でございますよ。(笑)
 さて、早々に決まっておったのですが、新型コロナの影響で、毎年11月23日前後に開催される母校の学園祭(略称:NF)と蝶類研究会(略称:蝶研)のOB会は共に中止。いたしかたありませんな。NFでは、蝶研の後輩達の標本&写真展示会場を訪問して雑談できたのですが、今年は後輩と話しする機会がなさそう・・・と思っておったところ、先日、後輩T君の企画で、蝶研OB&現役生での座談会が開催されました。もちろんオンラインでの開催です。

 座談会の最後に「最後に何か一言ありますか?」とのお伺いに即して、以下のマイ・メッセージを伝えました。「2つあってね、1つは、殺生した虫さんはきちんと標本にして残してあげてほしいなってことです。よく虫採りって殺生するからよくないとか言われるけど、でもみなさん生きるために牛とか殺生して食べてるわけじゃないですか。物理的な欲求を満たすために牛を食べる、精神的な欲求を満たすためにちょっと虫も殺生させていただく、そんな思いを持ってやってほしいのです。なので、三角紙のまんまどこ行ったか分からなくなって、なくなってしまったなぁなんてことだけは是非避けていただきたいですね。もう1つは、やっぱり標本にした以上は、みなさん是非きちっとしたラベルを残して欲しいなってことです。NFの標本展示を拝見しているとラベルのないのがあってね、すごく悲しいですね。(座談会の原文のまま)」

 デジカメ出現以降、主たる活動を採集から撮影に切り替えた私ですが、その後もごく少数ながら標本作製しておりました。いつ頃まで標本作製していたのか調べてみたところ、どうやら2011年が最後だったようです。以下に2010年と2011年に作成した標本をお見せしますね。

110918sikiri160.jpg101213sl3.jpgshikiri105.jpg 2010年作製の標本は、石川県輪島市産のシルビアシジミ、2011年作製の標本は、滋賀県大津市産のウラナミジャノメ(自然環境下では年1化)、いずれも卵や幼虫から飼育してのもので、詳しいいきさつは当時の記事(シルビアウラナミ)を参照ください。

 ところで最後に・・・展翅スキルは半永久的に獲得されたもので今でも鈍ってはいないでしょう。上記メッセージの一助、スキルアップとお小遣い稼ぎも兼ねて展翅アルバイトってのもありかな?なんて思いますね。皆さん、こんな展翅写真レベルの標本作製であれば展翅依頼しますか?依頼するとすれば1頭 How much?(笑)
posted by kenken(管理人) at 12:59| Comment(8) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。ご無沙汰しております。

NF展示、今年はコロナ禍で残念でしたが致し方なしですね。会報の購入と会員との方との四方山話いつも楽しみです。来年以降も、伺いたく存じます。

座談会の貴メッセージ、正に御意です。私自身は、採る数は抑えて、帰宅後に全頭生展翅です。ラベル情報は帰りの電車・バスでまとめて控え、手書きですが全頭に付しています。蝶を「記録」として残したいものです。

下手っぴですが、自分の手で四苦八苦して蝶を展翅することで、採れた蝶への思いが深まりました。

長文失礼いたしました。
Posted by ひかり at 2020年11月18日 21:28

ひかりさん
 久々のご登場、おおきにです。
 そうなんです、NFは中止なんですわ・・・
 そもそも大学自体がオンライン授業をやってる状態ですから、3密の引き金になる学園祭開催は厳しいですね。会報は、売り切れになることはありませんので、慌てずご購入いただけると幸いです。

 メッセージへのご賛同、大変嬉しゅうございます。
 貴兄のラベル情報の整理整頓手順は素晴らしいですね。今後とも是非よろしくお願いします。
 私も、採集していた頃は、もれなく標本に残してラベルもきちんとつけておりました。標本は、その大半を後輩が引き取ってくれましたが、これもきちんとしたラベルがあってこそでしょう。展翅は、上手、下手ではなく、いかに心を込めて作製するかが大切だと考えております。
Posted by kenken(管理人) at 2020年11月18日 22:09

きちんとしたラベルで標本をキッチリ残す。
大事な事だと思います。

心に刻み込んでおきますね。

綺麗な展翅ですねぇ〜。
随分前に耳にした展翅代(300〜500円/頭だったかと)では割に合わないように思います。

私の場合、ギフとキマに関しては、
個体ごとの斑紋をみた上で微妙に角度等を変えたりします。これは個人の主観に基づくので自分で展翅をしなければならない事になっています(汗)。
とはいえ、これ以上視力がヤバくなったらお願いするかもしれませんよぉ〜。
Posted by Rhetenor at 2020年11月19日 15:27

Rhetenorさん
 これは、これは、コメントおおきにです。
 メッセージにご賛同いただけたようで、有り難うございます。
 展翅作品お褒めいただき恐縮です。裏展ですと、上手/下手はあまり関係ないかもしれませんね。
 ほぉ〜展翅代ってそんな感じですか。そういうと「展翅人のつぶやき」みたいな記事が懐かしの蝶研Fの初期の頃にあったような記憶が蘇ってきたので探してみようと思います。(昨日、某「天狗蝶」記事はじっくり読み直しました)
 個体ごとに斑紋を見た上での微調整ってのは、こだわりが感じられますね。例えば、キマのMAX青を表か裏かって話題にも繋がりそうです。
 う〜ん、やはり私もそうですが、最後は視力が問題ですかねぇ〜
Posted by kenken(管理人) at 2020年11月19日 16:47

私の場合、種類や状態にもよりますが、1頭を展翅するのに生展で10〜15分もかかります。

で、アルミの職人さんの時給が約4000円なので、生展に12.5分要すると仮定した場合、833円/1頭という計算になります。

けれどもこの上手い展翅、しかもkenkenさん御作という箔も上乗せされているので、もっと出しても良いような気もします。

もっとも、私の場合、「採った蝶はすべて必ず自分で展翅する」というシバリを自身にかけているので、お願いすることは無いと思いますが…。
Posted by ふしみや at 2020年11月19日 16:50

ふしみやはん
 きゃあ〜 これは、これは、貴兄にもご登場いただき、「上手い」なんて言っていただけると木にも登れる気分です!(笑)
 なるほど、職人さんからの時給計算でいくとそんな感じですね。で、私の場合、生展だと12.5分/頭かかるかなぁ〜と考えてみましたが、そうねぇ、胴体に対して垂直に傾かずに針を打つ、場合によっては少量のアンモニア注射も行うってところから考えると、それくらいかかっている気がしますね。
 御意!「採った蝶はすべて必ず自分で展翅する」ってのが、やはり基本かと。
Posted by kenken(管理人) at 2020年11月19日 17:13

うんうん、
確かに綺麗な展翅ですね!!

私の今年の「北海道ゴマ・ツアー」採集分...お願いしよ〜かな?
Posted by 山キマ at 2020年11月19日 23:13

山キマさん
 これまた大御所にご登場&コメントいただき、おおきにです。
 ひやぁ〜ブログ・ネタのつもりが、だんだんマジなコメントがっ!ご評価いただき、恐縮です。m(_ _)m
 マジレスすると、さすがにリハビリが必要な気が・・・来シーズン、10年ぶりに採集&展翅作業のリハビリしておこうかな。

 ところで、↑上の展翅写真のウラナミは、まさにそのものを貴兄に謹呈したような。記憶違いであればすんません。
Posted by kenken(管理人) at 2020年11月20日 11:23
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。