2016年06月02日

活動開始時の紅紋烏小灰(2016年5月29日)

 狙いの時刻に撮影地に到着し、探索を始めるやいなや、目視で傾斜日光浴中の個体を発見し撮影・・・こんなことが可能なのは、これまでに撮影仲間と積み上げてきた気が遠くなるような探索のおかげ。写真には残らない探索とNULLデータの積み上げといった見えないところに本当の価値がある・・・改めて、撮影仲間に最大の敬意を表します。

160529_05.jpgshikiri105.jpg この個体、下草の葉上に僅かに残る朝露に口吻を伸ばしておりました。数時間後にこの個体の産卵行動を観察・撮影することになるのですが、この場面では、それは単なる「期待」に過ぎないわけで・・・

160529_11.jpgsikiri160.jpg160529_07.jpgsikiri160.jpg 日光浴で少し体が温まったのか、近くの下草の葉上へ飛び移りました。そのまま直射日光下で撮ったのが左画像、自分の体で影をつくりながら柔らかくストロボを焚いて撮ったのが右画像でございます。どちらの色表現が良いのだろう・・・

 やがて完全に体が温まったようで樹上へと飛び去りました。<静岡県>
posted by kenken(管理人) at 17:20| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
良い個体ですね。
縁毛も尾突の先端の白もバッチリだし・・・。

色表現・・・私は右画像の方が好みです。
Posted by Rhetenor at 2016年06月02日 19:50

Rhetenorさん
 まいど、コメントおおきにです。
 やはりシジミチョウは尾突の先端の白が大事ですね。
 そろそろ四白の季節ですが、今年はどうなるやら・・・

 私もね、右の表現が好みです。背景が明るくて自然光のままだと真っ黒になるのでストロボは必須で、いかに自然な色に表現するか、その弱めの焚き方に苦心します。
Posted by kenken(管理人) at 2016年06月02日 20:39

僕も基本は自然光ですが、これは右が素晴らしいですね。
意識してストロボ使うまでの技術がないので、逆光などで仕方なく使った場合に良い写真が撮れていることもあります。
Posted by BANYAN at 2016年06月02日 20:58

BANYANさん
 ピーカンの直射日光下では色表現に悩まされますね。左右の写真共に、露出オーバーして白飛びしている部分はないので、いずれもありのままの色表現かと思います。最後は自分自身の好みかな。
 ウラクロシジミの純白の翅表も直射日光下で表現に苦心されたのではないでしょうか。
Posted by kenken(管理人) at 2016年06月02日 22:20

狙った種が探索というより確認ですぐに見つかる、それは数多の探索ヌルの上に成り立つ…。大変共感いたしました。初心者の私は今年は休みの度に雨に降られ苦戦しております。ベニモンカラスシジミ、クモツキ同様憧れです。同じ暖色系ならまずはクモガタヒョウモンかな…。
Posted by ひかり at 2016年06月03日 23:26

ひかりさん
 まいど、コメントおおきにです。
 撮影仲間のみならず、採集者の方々の情報や記録にも大変お世話になっており、皆さんにリスペクトです。
 採集から撮影に切り替えて最も大きく変わったことは、被写体の蝶を活動開始から終了まで観察するようになったことかな。その日の活動終了場所から翌日の行動を開始するわけですし。
 クモガタヒョウモンいいなぁ〜実は、昨年、地元で1日がかりで探索しましたがヌルデータの積み上げに終わりました。(汗)
Posted by kenken(管理人) at 2016年06月04日 22:51
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