2016年05月10日

Graphiumと戯れる(2016年5月5日)

 先日(5月3日)三重県探索したことの顔を立てて三重県再訪でございます。
 満開のトベラの花をバックにミカドアゲハを撮りたいなと数年前から狙っておりまして、昨シーズンとは違う新ポイントで粘ってみました。

160505_05.jpgshikiri105.jpg イメージ的にはなかなかえぇ線いってるんですが証拠写真どまり・・・ちと気温が高過ぎて撮影には不向きな1日でしたね。ここに吸蜜に訪れることが分かったので、来シーズン以降の宿題といたしましょう。

160505_12.jpgshikiri105.jpg こちらは羽化直の個体でしょうか。珍しく葉上にしばらく静止しておりましたので翅裏をじっくり撮りました。茂みの中に静止しておりまして翅裏全体は表現できませんでしたが赤斑が綺麗です。

 さて、午後になって・・・

160505_24.jpgshikiri105.jpg アスファルトの路上に口吻を伸ばすアオスジアゲハにレンズを向けてみると、ちらりと覗き見えたエサキ斑!こうなると、ミカドアゲハそっちのけでアオスジアゲハの追跡でございます。

160505_30.jpgshikiri105.jpg すばしっこいアオスジの翅表を撮るのは至難の業でございますが、ひたすら追跡していると、一瞬、蔓性植物の花で吸蜜し、なんとか翅表を上手く捉えることができました。

 ↑この個体、前翅中室のエサキ斑が3つに分離しておりまして、斑紋形成を考察するに非常に貴重な例だと考えております。私ね、これまで、エサキ斑は基本的には2つの青斑が発達融合して発現するものだと、過去の例(変異・異常型図鑑《アオスジアゲハ》参照)から考えておったのですが、3つの青斑が発現の源であると、考えを改めさせられました。これはきちんと紙媒体にも記録として報告しとかなあかんな・・・

 気がつくと、だいぶ日も傾いてきました。後はナガシと戯れて、伊勢うどんを買って帰ることにいたしましょう。
posted by kenken(管理人) at 20:10| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おお〜、素晴らしいですぅ。

エサキ斑、ついつい大きさに目がいってしまいますが、
こんな出方もあるんですね。

とぉ〜っても勉強になりました。
Posted by Rhetenor at 2016年05月10日 20:42

Rhetenorさん
 まいど、素早いコメント、おおきにです。
 私もね、この個体には大いに勉強させられました。

 エサキ斑は2つの青斑がそれぞれ大きくなって斑紋を形成していると、記事後半でリンクしている「変異・異常型図鑑《アオスジアゲハ》」の特に「エサキ型♂京都市左京区2003年5月17日」の個体から確信しておったのですが、13年経って考えを改めさせられましたわ。
 連日の異常型、今シーズンは何か凄いものが撮れそう?
Posted by kenken(管理人) at 2016年05月10日 21:12
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