2014年01月23日

たわごと付き古画像(その2)

 京都市左京区北白川、滋賀県大津市との境界に近い場所のギフチョウさんを巡るお話し「たわごと付き古画像(その1)」の続きでございます。

◆2004年4月9日、鳥屋に擬態した私を不思議そうな顔でご覧になって通り過ぎられた採集者さんは、ひょんなことから翌2005年に本ブログでやり取りする機会があり、「探索の途中、ある場所で双眼鏡を持ち三脚だけ(光学機器が付いない)を立てた方がおられた。タカ類の渡りでもあるのだろうか?おそらく鳥屋さんだろう。」と記録なさっていたことが分かりました。

140104 私の擬態は成功していたようでございます。(笑)同日、その後現れたギフチョウさんは、前出の記事のとおり占有活動をしながら、時おりアセビの花で吸蜜しました。コンデジ(Canon PowerShot Pro90 IS)で撮影した画像で、なんともベタな絵ですね。

◆2005年のシーズンからは、コンデジに加えて、一眼デジカメを撮影に導入しました。

140104 2005年4月16日、同じ場所で導入後間もない一眼デジ(CANON EOS KISS DN)でコツバメを撮影したのがこの画像です。この画像、Exifデータも残してUPしております。一眼デジらしい画像ですね。

140104 同所で私が最後にギフチョウを見たのは2005年4月24日でございます。これがその際の画像で、ややスレた♂がコバノミツバツツジで吸蜜いたしておりました。

◆2006年、同所を何度か訪れましたが、お目にかかったのはコツバメさんのみでした。

140104 当時、コツバメさんの翅表のブルーをいかに表現するか、いろいろ試行錯誤しながら撮った画像がこれ。後翅すり合わせ時のチラリズム、前出記事の「フチ子さん」に通ずるものがありまして、傑作だと自負いたしております。(笑)

140119 この2006年、私はギフチョウさんに出逢えませんでしたが、知人のKさんから「未交尾の♀に出逢い撮影しました」とのメールをいただき、この画像が送られてきました。マニアックな表現をしますと、内カニツメが下駄外十手で左翅においてはH型の気質も感じられる当地ならではの「お顔」の個体ですね。

◆同所で最後にギフチョウさんが目撃&撮影されたのは、私の知る限りでは2007年4月15日でございます。

140119 同じく知人のKさんから「今年もなんとか見られました〜」旨のメールと共にいただいたのがこの画像でございます。♂ですね。あらためてKさんに厚く御礼申し上げます。

 その後、2008年春から2013年春まで、同地でのギフチョウさんの目撃報告はございません。私も2012年春までは同地を訪れておりましたが、Nullデータを築くばかりで、とうとう2013年春は、訪問しないままに過ぎてしまいました。拙ブログにある程度具体的な地名が出てくるというのは、とても悲しいことだったりします。
posted by kenken(管理人) at 23:00| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
京都市のギフチョウ、いよいよダメになってしまいましたね。

ここを含む左京区で残っていそうなところは、無し。
北区もたぶん絶ってると思う。
右京区は旧京北町で近年まで見られたけれど、私自身、直近の3年間、ベストの日に訪れて目撃もなしということで、絶った可能性が高い。
残っているのは西京区だけになってしまいました。

けれどもこの西京区、確かに保護の効果は認めますが、
http://pub.ne.jp/kimarin/image/user/1390585055.jpg
↑この防獣ネットの網目の細かさが気になります………。
Posted by ふしみや at 2014年01月24日 18:14
ふしみやさん
 お呼びたてしたようで、ご登場、おおきにです。
 10年前は失礼いたしました。「擬態」に自信が持てました。(笑)

 私も結構探していますが、左京区はアウトでしょうねぇ〜
 特に最近は鹿害が酷く、ダニだらけでブッシュに入る気もおこりません。
 右京区も厳しいですね。2010年4月、「残っているならここしかないやろ」って場所を探索しましたが、Nullデータの蓄積に一役買いましたわ・・・挙句のはて、こんな山の中に人がおるやんか・・・って遭遇したのは、ほんまもんの研究者のT内君だったりしました。(爆)↓
http://blogs.dion.ne.jp/melitaea/archives/9354609.html

 西京区、このネットの細かさ、仰せのとおりでございます。ブルーでないのがまだ幸いでしょうか・・・

 最初から地名が出てくる・・・なんだか悲しいことでございます。
Posted by kenken(管理人) at 2014年01月24日 21:28
京都市のギフチョウ、厳しくなったのですね。
nullデータの蓄積も重要ですが、やっぱりいなくなってしまった場所は、物悲しいですね。
あと最近、私反省していることがあります。蝶を入れての広角は撮っていても、環境そのものを数が多いうちにちゃんと撮っていなかったこと。
山梨県某所のアサマシジミ、数が多かったのですが、鹿の食害(だと思う)であっという間に減ってしまいました。多い時に植生とかをちゃんと撮っていれば、比較出来たのにと後悔しきりです。
今年は、数が多い場所でこそちゃんと環境写真を撮ることを目標にしました。
Posted by thecla at 2014年01月26日 18:20
theclaさん
 まいど、コメントおおきにです。

 市内のギフは超厳しいですね。思いのほか、鹿害の拡大・深刻化が進みました。花ばかり摘み取られているように食べられているケースもありますね。

 生息環境そのもの、私は、撮影地に到着した時と帰り間際に撮影するようにしていますが、これは滞在時間を記録する意味であります。確かに、意識して生息良好な環境を記録しておかねばなりませんね。
Posted by kenken(管理人) at 2014年01月26日 19:17
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