本日は、自宅近所にエノコログサの採集に外出したものの、それ以外はどこへも行っておりません。

先日、成り行きから飼育することになったウラナミジャノメの近況をを書いてみましょう。拙ブログに時々コメントくださるU山さんチックに書いてみました。

母蝶採集:滋賀県大津市(Tさん)
強制産卵、飼育:京都市左京区(kenken)
蛍光灯スタンドを点けて14時間日長の条件で飼育中です。全ての個体が非休眠で摂食継続しています。


----【以下、2011年9月4日20:30追記】----

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被害に遭われた方には心からお見舞い申しあげます。
BGMが変わりましたね。こちらもええ感じです。
アケビコノハの写真はたくさんネット上にもアップされているようですが、この角度からのは見たことが有りません。透明なガラスにも止まるのを見かけますが、撮影してアップする方が居なかったんでしょうね.
意図しておなかの側から撮ろうとした訳じゃないでしょうが、これはこれで新鮮な感じです。
ウラナミさんも禾本科なら何でもオッケーと胃ことじゃないんですね。けっこう、好き嫌いが有るみたいで、前に対馬のヒメジャノメを産んである禾本科植物といっしょに送ってもらったのですが、その葉っぱには食いつかず泣きをみたことがありました。
産卵したのだから。きっと食い付くはずだと思ったのですが。飼育すると、いろいろ分からないことが見えてきて、それも飼う楽しみの一つだと思っています。
紀伊半島は真ん中から先っぽあたりが被害甚大ですわ。この秋、久しぶりにルーミスの開翅シーン狙いに行ってみようかと思ってましたが、通行止め情報をよく調べてから行ったほうがよさそうです。
6月にキマリンのテリ待ち心中?を繰り返したN良県、M重県の、いわゆる半島の付け根のあたりは、そんなに被害ないようです。実は、その時の移動途上、足元に結構なミヤコグサがあったので、秋に行ってみないかんな・・・と思っております。
BGM、まあゆっくり聞いてやってくださいませ。
先ほど、もう1度見に行ったらアケビコノハが燈火にからんでおりましたので、これは!と飛翔画像撮っておきました。これは「本邦初」かな。(爆)
「禾本」とは、また、お洒落な表現をお使いですね。唸ります。いろいろ試してみましたが、ここ滋賀県産は何でもかじりましたね。ん、でも、柔らかいメヒシバよりは固いエノコログサを選んで食べることから、食性に好みがあると判断しています。
下のはねの模様がくっきり写ってますね。
kenkenさんの蝶ブログでは間違いなく『本邦初』でしょうね。
ジャノメやセセリの仲間には、葉が柔らかくないとダメなのも居ますし、固いのを好んで喰いつくというのも居たりします。何を食べるかだけでなく、どんな状態の葉を食べるのかという習性を観察することが必要ですね。
生態面は、調べだすときりがないですけどね。
まいどです。
ウラナミジャノメに関して正確に書くと・・・
若齢の頃は、柔らかいメヒシバもかじっていましたが、大きくなってくると、固めのエノコロばかりかじるようになりましたね。
なお、対馬の個体は、本土のものとは遺伝子が異なって朝鮮半島系の個体(とSさんが言っておりました)なので、生態も違うでしょう。
こんなに綺麗なアケビコノハの後翅表、自然界ではいつ見せているんやろう?飛んでいる時に♀にアピールするためのものなのかなぁなんて考えてます。
蛾の場合は、斜め45度開翅というのは難しいかもですね。
壁に止まっているのは、下のはねをなかなか見せてくれないですし。そう言う意味では、この飛翔写真で模様を見せているのは貴重な一枚かもですね。
> 天敵などに襲われたときに、ぱっと開いて驚かす
あっ、そういう説をあるのかぁ〜 しかし、とまったままでいると天敵を驚かせる前にパクっと喰われてしまうとかないのかなぁ〜 それから、われわれには「おおっ、こいつなかなか綺麗やんかっ」って、逆効果だったりしますね。(笑)ムラサキシタバも見てみたいな、触れませんけど。
コノハチョウも実際には枝に止まらないことも有るとか.木の葉のように止まらないと効き目が無さそうなのに、葉っぱに似せていると考えるのは人間の想像だけだったりして。
ムラサキシタバは大きくてかっこいいですが、西日本ではなかなかの珍品のようですから、出会うのもたいへんかと。
まいどです。
う〜む、自然界の造・摂理、なかなか人間の頭で考えても、分かりそうにありませんなぁ〜
> ムラサキシタバは大きくてかっこいいですが、西日本では
> なかなかの珍品のようですから、出会うのもたいへんかと。
出会うとアブナイ世界にのめりこみそうなので、珍品でよかった〜(笑)
アケビコノハの飛翔なんて見たことがないです。
アケビコノハはこれまでに何回か見ましたが、
翅表がもっと茶色っぽかったりした様な・・・。
いつも思うのはテングチョウより立派な鼻(下唇鬚?)!
コレって、ニオイか何かを感じる器官なのかなぁ?
私も初めて見ました。
撮影していると、こっちに飛んできたので、慌てて逃げました。(笑)
翅表は、個体によって、様々な色が出るようですよ。↓
http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Calpinae/Eudocima_tyrannus.html
確かに、この鼻?は立派です。秋の今頃の季節には結構目撃するように思いますね。確か、兵庫県山間部にクロツを撮りに行ったときにも見たような・・・
ほほ〜、かなり幅がありますねぇ。
コノハチョウ並みか、それ以上ですね。
>こっちに飛んできたので、慌てて逃げました。
アハハ、お仲間ですねっ(笑)!
でも、この幼虫は確かにのけぞりますね。私でも。
果樹園にとっては、とんでもない害虫なんですよね。
このたくましい口吻を果物に突き刺して吸うので、商品にならなくなるんだそうです。
落ちた果物だけを吸っていればモーマンタイなんでしょうが、そこまでの智慧を要求するのは無理なんでしょうね。
> コノハチョウ並みか、それ以上ですね。
さすが、アケビ「コノハ」ですね。
もう何回か出逢ってますが、いつも違うなぁって思います。
> アハハ、お仲間ですねっ(笑)!
逃げた直後、鳥肌立ってましたし。(爆)
ははははは・・・やはり、私達には「蛾」は無理かも。
シンジュサンの幼虫なんぞ見た日には、ぞくぞくってきます。
おおっ、この口吻を付き刺すのか・・・だから果樹の多い秋によく見るのかな。果樹園にとっては、「ヤウマンタイ」ですね。
ウラナミジャノメ、密かな楽しみに残してあります(笑)。
たぶん、羽化直の目玉模様はさぞかしきれいでしょう。
ヒメウラナミの新鮮な卵は
ブルーのきれいな色をしているので、
ウラナミの方も、いつか採卵して飼育したいと思ってます。
昨日はクロコムラサキ♀をとってきたのですが
どうなりますか。
これは、これは、お呼びたてしたようですみません。
コメント、密かにお待ちしておりました。(笑)
ウラナミジャノメの卵も、産卵時は青緑色というか、なんとも綺麗な色で、驚きました。食草の有無に関わらず、産卵したので、採卵は容易でした。エノコログサで飼育できるのは食草の入手が容易で助かります。
おおっ、クロコムラサキですかっ!それは楽しみですね。採卵が上手くいきますよう、祈っておりまする。