2011年09月04日

台風通過しました(2011年9月4日)

 台風はようやく通り過ぎましたが、紀伊半島での雨による被害は甚大ですね。被害に遭われた皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

 本日は、自宅近所にエノコログサの採集に外出したものの、それ以外はどこへも行っておりません。

110904.jpg 外出時、玄関口を確認しますと、昨日のアケビコノハさんがガラス張りの上に位置を変えておられました。これ幸いに、翅裏の紋様を撮影しました。それにしても体毛、縁毛のふさふさ感は素晴らしいですね。絶対に触れません。(笑)

 先日、成り行きから飼育することになったウラナミジャノメの近況をを書いてみましょう。拙ブログに時々コメントくださるU山さんチックに書いてみました。

110904.jpgウラナミジャノメ幼虫
母蝶採集:滋賀県大津市(Tさん)
強制産卵、飼育:京都市左京区(kenken)
蛍光灯スタンドを点けて14時間日長の条件で飼育中です。全ての個体が非休眠で摂食継続しています。

110904.jpg(参考)最も早く成長した個体は、既に蛹化しています。左が昨日、前蛹になった個体です。右は既に脱皮して蛹になった個体で、前蛹期間は3日でした。

110904.jpg(参考)現在、最も小さな幼虫と大きな幼虫です。メヒシバ、オヒシバ、エノコログサ等のイネ科植物を混ぜて与えてみたところ、エノコログサを好んで摂食するので、現在はエノコログサのみ与えています。産卵期間の前後による成長のズレが見られます。

----【以下、2011年9月4日20:30追記】----
110905.jpg 先刻、アケビコノハ見に行ったら玄関口の蛍光灯にからんでおりました。その飛翔写真をUPしておきますね。後翅表、えぇもんです。この直後、お外に飛んで出て、山に帰っていきました。

posted by kenken(管理人) at 18:45| Comment(18) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
台風、紀伊半島の被害が甚大なようですね。やはり、東側が要注意なのでしょうか。
被害に遭われた方には心からお見舞い申しあげます。

BGMが変わりましたね。こちらもええ感じです。
Posted by nomusan at 2011年09月04日 19:25
こんばんは

アケビコノハの写真はたくさんネット上にもアップされているようですが、この角度からのは見たことが有りません。透明なガラスにも止まるのを見かけますが、撮影してアップする方が居なかったんでしょうね.

意図しておなかの側から撮ろうとした訳じゃないでしょうが、これはこれで新鮮な感じです。

ウラナミさんも禾本科なら何でもオッケーと胃ことじゃないんですね。けっこう、好き嫌いが有るみたいで、前に対馬のヒメジャノメを産んである禾本科植物といっしょに送ってもらったのですが、その葉っぱには食いつかず泣きをみたことがありました。

産卵したのだから。きっと食い付くはずだと思ったのですが。飼育すると、いろいろ分からないことが見えてきて、それも飼う楽しみの一つだと思っています。
Posted by カトカラおんつぁん at 2011年09月04日 19:32
nomusanさん
 紀伊半島は真ん中から先っぽあたりが被害甚大ですわ。この秋、久しぶりにルーミスの開翅シーン狙いに行ってみようかと思ってましたが、通行止め情報をよく調べてから行ったほうがよさそうです。
 6月にキマリンのテリ待ち心中?を繰り返したN良県、M重県の、いわゆる半島の付け根のあたりは、そんなに被害ないようです。実は、その時の移動途上、足元に結構なミヤコグサがあったので、秋に行ってみないかんな・・・と思っております。
 BGM、まあゆっくり聞いてやってくださいませ。
Posted by kenken(管理人) at 2011年09月04日 20:42
カトカラおんつぁんさん
 先ほど、もう1度見に行ったらアケビコノハが燈火にからんでおりましたので、これは!と飛翔画像撮っておきました。これは「本邦初」かな。(爆)

 「禾本」とは、また、お洒落な表現をお使いですね。唸ります。いろいろ試してみましたが、ここ滋賀県産は何でもかじりましたね。ん、でも、柔らかいメヒシバよりは固いエノコログサを選んで食べることから、食性に好みがあると判断しています。
Posted by kenken(管理人) at 2011年09月04日 20:47
アケビコノハ、蛍光灯に絡んで開翅してますね。
下のはねの模様がくっきり写ってますね。
kenkenさんの蝶ブログでは間違いなく『本邦初』でしょうね。

ジャノメやセセリの仲間には、葉が柔らかくないとダメなのも居ますし、固いのを好んで喰いつくというのも居たりします。何を食べるかだけでなく、どんな状態の葉を食べるのかという習性を観察することが必要ですね。

生態面は、調べだすときりがないですけどね。
Posted by カトカラおんつぁん at 2011年09月04日 21:20
カトカラおんつぁんさん
 まいどです。
 ウラナミジャノメに関して正確に書くと・・・
 若齢の頃は、柔らかいメヒシバもかじっていましたが、大きくなってくると、固めのエノコロばかりかじるようになりましたね。
 なお、対馬の個体は、本土のものとは遺伝子が異なって朝鮮半島系の個体(とSさんが言っておりました)なので、生態も違うでしょう。

 こんなに綺麗なアケビコノハの後翅表、自然界ではいつ見せているんやろう?飛んでいる時に♀にアピールするためのものなのかなぁなんて考えてます。
Posted by kenken(管理人) at 2011年09月04日 21:30
下のはねの模様の効用は、天敵などに襲われたときに、ぱっと開いて驚かすという説があります。嘘かほんとか聞いた訳じゃないのですが。

蛾の場合は、斜め45度開翅というのは難しいかもですね。
壁に止まっているのは、下のはねをなかなか見せてくれないですし。そう言う意味では、この飛翔写真で模様を見せているのは貴重な一枚かもですね。
Posted by カトカラおんつぁん at 2011年09月04日 23:22
カトカラおんつぁんさん
> 天敵などに襲われたときに、ぱっと開いて驚かす
 あっ、そういう説をあるのかぁ〜 しかし、とまったままでいると天敵を驚かせる前にパクっと喰われてしまうとかないのかなぁ〜 それから、われわれには「おおっ、こいつなかなか綺麗やんかっ」って、逆効果だったりしますね。(笑)ムラサキシタバも見てみたいな、触れませんけど。
Posted by kenken(管理人) at 2011年09月04日 23:37
たsかに、驚く前にパクッとごちそうさまじゃ何の役にも立たんですね。人間の頭で考えると、成り立ちそうなことも自然界でどれほど効き目があるのかどうか分からないというのは他にも有りそうですね.

コノハチョウも実際には枝に止まらないことも有るとか.木の葉のように止まらないと効き目が無さそうなのに、葉っぱに似せていると考えるのは人間の想像だけだったりして。

ムラサキシタバは大きくてかっこいいですが、西日本ではなかなかの珍品のようですから、出会うのもたいへんかと。
Posted by カトカラおんつぁん at 2011年09月05日 08:17
カトカラおんつぁんさん
 まいどです。
 う〜む、自然界の造・摂理、なかなか人間の頭で考えても、分かりそうにありませんなぁ〜

> ムラサキシタバは大きくてかっこいいですが、西日本では
> なかなかの珍品のようですから、出会うのもたいへんかと。

 出会うとアブナイ世界にのめりこみそうなので、珍品でよかった〜(笑)
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2011年09月05日 12:11
うをっ!
アケビコノハの飛翔なんて見たことがないです。

アケビコノハはこれまでに何回か見ましたが、
翅表がもっと茶色っぽかったりした様な・・・。

いつも思うのはテングチョウより立派な鼻(下唇鬚?)!
コレって、ニオイか何かを感じる器官なのかなぁ?
Posted by Rhetenor at 2011年09月06日 19:35
Rhetenorさん
 私も初めて見ました。
 撮影していると、こっちに飛んできたので、慌てて逃げました。(笑)
 翅表は、個体によって、様々な色が出るようですよ。↓

http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Calpinae/Eudocima_tyrannus.html

 確かに、この鼻?は立派です。秋の今頃の季節には結構目撃するように思いますね。確か、兵庫県山間部にクロツを撮りに行ったときにも見たような・・・
Posted by kenken(管理人)@出張中 at 2011年09月06日 22:49
>翅表は、個体によって、様々な色が出る
ほほ〜、かなり幅がありますねぇ。
コノハチョウ並みか、それ以上ですね。

>こっちに飛んできたので、慌てて逃げました。
アハハ、お仲間ですねっ(笑)!
Posted by Rhetenorさん at 2011年09月06日 23:50
お二人が逃げ出そうとのけぞっているシーンを想像して笑いをこらえている私です。
でも、この幼虫は確かにのけぞりますね。私でも。

果樹園にとっては、とんでもない害虫なんですよね。
このたくましい口吻を果物に突き刺して吸うので、商品にならなくなるんだそうです。

落ちた果物だけを吸っていればモーマンタイなんでしょうが、そこまでの智慧を要求するのは無理なんでしょうね。
Posted by カトカラおんつぁん at 2011年09月07日 19:07
Rhetenorさん
> コノハチョウ並みか、それ以上ですね。
 さすが、アケビ「コノハ」ですね。
 もう何回か出逢ってますが、いつも違うなぁって思います。

> アハハ、お仲間ですねっ(笑)!
 逃げた直後、鳥肌立ってましたし。(爆)
Posted by kenken(管理人) at 2011年09月07日 23:27
カトカラおんつぁん蛾兄
 ははははは・・・やはり、私達には「蛾」は無理かも。
 シンジュサンの幼虫なんぞ見た日には、ぞくぞくってきます。
 おおっ、この口吻を付き刺すのか・・・だから果樹の多い秋によく見るのかな。果樹園にとっては、「ヤウマンタイ」ですね。
Posted by kenken(管理人) at 2011年09月07日 23:35
すごく出遅れてしまいました。
ウラナミジャノメ、密かな楽しみに残してあります(笑)。
たぶん、羽化直の目玉模様はさぞかしきれいでしょう。

ヒメウラナミの新鮮な卵は
ブルーのきれいな色をしているので、
ウラナミの方も、いつか採卵して飼育したいと思ってます。
昨日はクロコムラサキ♀をとってきたのですが
どうなりますか。
Posted by 上山 at 2011年09月11日 10:32
上山さん
 これは、これは、お呼びたてしたようですみません。
 コメント、密かにお待ちしておりました。(笑)

 ウラナミジャノメの卵も、産卵時は青緑色というか、なんとも綺麗な色で、驚きました。食草の有無に関わらず、産卵したので、採卵は容易でした。エノコログサで飼育できるのは食草の入手が容易で助かります。

 おおっ、クロコムラサキですかっ!それは楽しみですね。採卵が上手くいきますよう、祈っておりまする。
Posted by kenken(管理人) at 2011年09月11日 18:21
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