ヒロオビミドリシジミの撮影案内役で兵庫県西部までお出かけしたのですが、1つ前の記事のキマダラモドキを筆頭に、ついつい他種に浮気してしまいます。

このウスイロオナガシジミなんか、とっても後翅表のオレンジが大きくて綺麗です。ナラガシワの葉に邪魔されて、なかなか翅裏全部を撮らせてくれませんが。

なんでもないようなところにもウスイロオナガが降りていたりします。名前のとおり、尾状突起が長いですね。とても新鮮な個体です。

少し開いてくれましてね、ドキドキさせられましたが、飛んで行ってしまいました。できることなら、後翅表の白斑を撮りたかったのですが・・・

いちおう、狙いのヒロオビミドリシジミも撮りました。翅裏はやっぱり♀がえぇですなぁ。その特徴の「広い帯」の白さがくっきりしていて眩しいですわ。

上の♀ですが、開翅してくれました。ん、葉上の水滴に口吻伸ばしていますね。この角度で♂の翅表が撮れれば申し分ないのですが、それはS師匠にお任せするとしましょう。

私は、やっぱり、こんなふうに、翅表と翅裏を同時に表現するのが好みです。というのは、この1枚でヒロオビミドリシジミの♀だってひと目で分るじゃないですか。
まだまだ写真ありますが、ひとまずこれくらいで。
posted by kenken(管理人) at 20:57|
Comment(12)
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蝶
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ところで、この♀、後翅表肛角付近の黒班が目立ちますね。
この種の個体変異の幅について、詳しくありませんが、
この画像を一目拝見して、「何か変だな」と思いました。
おおっ、ご無沙汰いたしております。
この日、♂翅裏はばっちり撮れましたが、♂翅表は遠くからで、見下ろす角度では撮れませんでした。で、S師匠は連闘して、見事に翌日に金緑色の翅表をゲットして帰られました。
♀、後翅表の肛角部の黒斑は、結構出るように思います。学生時代に飼育した標本でも結構出ていたように記憶していますよ。新鮮な個体だと特に目立つのかも。
若い頃でしたから,もっときんきらきんの派手なのに目が行ってたもので、こういう地味系のはあまり関心がうすかっったです。
今になってみるとなかなか渋くてかっこいいものだと思うようになりましたね。
以前に僕が撮影したときは角度が浅かったので、コンデジを伸ばして撮るべきだったかと後になって思ったりしています。
ヒロオビは関東からは一番遠いゼフでしょうか。
雌の白紋もなにか気品があるような印象です。
関東より東の方々には、ヒロオビは遠いゼフですね。
ウスイロは一般的かな。
私の場合、関西在住ということもあって、中学生になって初めて「採った」ゼフがヒロオビで、それも採卵でしたね。
Favoの中でも、♂は他種と違ってやや青よりは緑の傾向があるように感じます。
地味系の種もまじまじ見ると良いものです。この日は、新鮮なウスイロに見とれていました。
そうですねぇ、上にも書きましたが、関東より東の方々には、ヒロオビは遠いゼフですね。♀はごく僅かにBが感じられる鱗粉が乗っていましたよ。
ウスイロは、後翅表面の白斑を完全に撮りたいもんですが、そこまではなかなか開かないし、開いても直ぐに撮らないと前翅に隠れてしまうようです。V字開翅には、コンデジが有利ですね。
まいどです。
写真からは分かり難いですが、実はB斑の香りを感じさせるような鱗粉が乗っていたりします。
○○オナガシジミは、そうねぇ〜、開翅自体をあまり見ていないのでなんとも言えませんが、言われてみると、そんな気がしてきました。一度、○○オナガシジミをメインに据えて撮影してみないといけませんね。老後の楽しみかな。
そうそう、私も中学生の時に、初めて訪れたゼフ採卵が上阿古谷でしたよ。ヒロオビの黄色っぽい緑は、他のFavoとは確かに違います。
ダイセンもえぇなぁ〜まだちゃんと写真撮っていないので、いずれのお楽しみにしています。
闇も極楽も、まあ先のことは分りませんなぁ。フィールドで蝶と会話できる時間があれば、まずはそれを満喫しましょう。
何処かで機会を作りたいものです。
よろしくお伝えください。
了解いたしました。その旨、お伝えします。
S師匠、北海道からお帰りになった後、愛知県、長野県、兵庫県でお目にかかっています。
たぶん、そのうち直ぐに、どこかでお目にかかると思います。