2011年01月06日

京都市内のキマダラルリツバメ

 ネタがない時は、京都市内のキマダラルリツバメ(以下、キマリンと言います)について書くのがよろしいようで、ちょっと書いてみましょう。
 京都市内では、「えっ!こんなところに・・・」ちゅうような、なんでもない場所にキマリンがいたりするのですが、上京区については記録も標本も見た記憶がありません。

110105hi.jpg 写真は、京都市上京区の一部のGoogle Earth画像です。画像左上のH神社にはキマリンの記録がありますが、ここは上京区ではなく、北区だったりします。なお、現在、H神社のポイントは、神社のご配慮?で鉄フェンスで頑強に囲われて全く立ち入れない状況で、また、巷の噂では、もうキマリンはいないとか言われていることを付記しておきますね。

 さて、このGoogle Earth画像中にあるR寺は上京区に位置しておりまして、昨2010年6月中旬のキマリン吸蜜最適タイムに訪れてみました。日付と時間を正確に書くと、「シゴなにか!?」などと鋭い突っ込みが入ったりするので、ご容赦下さい。

110105ri1.jpg 当時の実際の画像でございます。えぇ感じの桜が何本か生えておりましてね、写真右の門の奥には、サンゴジュの白い花(画像矢印)が咲いております。

110105ri2.jpg 桜を見てみると、蟻さんが歩いております。暗い桜の幹上を歩く蟻さん画像なので分かり難いですが、矢印のところに2頭のハリブトシリアゲアリが写っております。

110105ri3.jpg サンゴジュの花は、ちょうど最盛期で、なんとも言えない良い香りを漂わせておりまして、ムラサキシジミをはじめとして、他の蝶も吸蜜に訪れておりました。

 で、本題のキマリンはどうやったんや?と気になるところですが・・・こういう記事では、次のように書くのが適切なようで・・・「初めから地名や寺名が出てきた時の結果は判っているようなものです。」
 ですが、しかし、もし仮に、6月中旬に仕事でこの付近を車で通りかかったとしたならば、きっと車を停めてサンゴジュの花を眺めに訪れるでしょうね。
----
 お題にキマリンと書いておきながら、写真が1枚も出てこないと冴えないので、昨2010年6月の京都市内でのキマリン画像を蔵出ししておきましょう。京都市内でも、左京区、右京区では、結構簡単にキマリンを見つけることができます。

110105ki1.jpg 顔よりも高い位置でのテリ開翅なので、コンデジGX100を持った手を思いっきり伸ばして、カメラをかぶせるようにしてノー・モニター撮法で撮った1枚でございます。

110105ki2.jpg お正月なので、景気良く特大画像でUPしておきましょう。昨年の画像中で、尾状突起とその先端の4白を最も綺麗に描写できた1枚です。微風の影響で見事に尾状突起が直線的に吹きあがっております。なかなかこうは撮れんもんですよ。
posted by kenken(管理人) at 01:10| Comment(26) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
10年ほど前、叡山電鉄鞍馬線の某駅の近くに、古い桜に囲まれた小さな公園がありました。近くを小川が流れ、適度な湿気もありそうです。今は、公園そのものがなく、駐車場になっている? ようです。車窓から見た瞬間「ここにおるんとちゃうか!」と思いました。昨年、神奈川で見つけた場所と雰囲気はよく似ていました。それにしてもキマダラルリツバメはいいですね。何でこんなに魅了されるのでしょうか?
Posted by 久保田 at 2011年01月06日 07:53
R寺、えぇ感じですね。

おるんちゃう?と、Google Earth画像を眺めていたら、
キマリンの影がっ(笑)!

冗談はさておき、発生量の少ない地域では、
目に留まらなくても仕方が無いですよぉ。
まずは、終令幼虫の時期に、
“アリンコの行動チェック”でしょうか?
Posted by Rhetenor at 2011年01月06日 09:23
いらん事を、ポロッと書かんように気を付けつつ…、

上京区、生息していて欲しいけど、かなり厳しいと思っております。
京都市の旧市街(路面市電ルートの内側)で生息していた(いる)場所は、この平野神社だけという認識で本当に良いのだろうか?
とか、
京都盆地の沖積層上では、どんな好環境(アリさんが居てる)であっても、キマリンが居ないというのは本当だろうか?
とか…。

う〜ん、いらん事に突入しそうな気配が…、ここらでやめにしとこ、っと。

ところでこのR寺、私も成虫期に一度訪問しましたが、思いっきりのnullでございましたよ。



Posted by ふしみや at 2011年01月06日 11:48
久保田さん
 まいど、コメントおおきにです。

> 某駅の近くに、古い桜に囲まれた小さな公園が うをっ、その某駅って、拙宅から徒歩直ぐの駅かもしれませんね。実際、叡山電鉄の沿線は、電車から見ているだけでも、ここキマリンおるんちゃうかという桜がらみの場所がいっぱい見えます。

> 何でこんなに魅了されるのでしょうか
 本当に撮り飽きない蝶ですわ。やっぱし尾状突起4本ってのは日本産では唯一無二ですし、その4白がそろった日には感動でもありますし、翅裏の黒帯中の銀線の輝きもえぇし・・・魅力が書ききれませんわ。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2011年01月06日 12:11
Rhetenorさん
 まいどです。マジ、Google Earth画像って、よく見えますね。キマリンは冗談としても、桜ありそうな雰囲気までは、感覚的に見えたりして。(笑)
 是非一度、経験豊かな貴兄からアリンコ行動の違いの見方を現地ご指導いただきたく、よろしくお願いします。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2011年01月06日 12:14
ふしみやさん
 お忙しいところ、貴兄を呼び出しているような記事で(いや、呼び出してますです)、ご登場、有り難うございます。

 実は、私もいらん事をポロッと書きそうになって、この記事、めちゃくちゃ吟味、推敲しながら書きましてね、ほんの就寝前のお遊びのつもりで書いてたのに、気づいたら午前1:00になってましたわ。おかげで今日は眠い・・・

> 私も成虫期に一度訪問しましたが、思いっきりのnull
 むはは、やはりそうでしたか、足を止めますよね。
 このR寺は、マイ・バイク通勤往路上にあるので、朝はいつも前を通っていたりします。
 で、ね、・・・あっ、やめときますわ。また直接お目にかかったときにお話ししましょう。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2011年01月06日 12:24
京都のキマリン、こっちにはまるでワケワカメなのですが、読んでて面白いのは何故なんでしょうね。

こちょこちょと会って話が出来る話題って言うのは、虫屋ならだれでも興味津々な話題ですからね。

ここに書かなくても、エエなあって思いますよ。直に会って話するのがいちばんでしょう。
Posted by カトカラおんつぁん at 2011年01月06日 18:45
>いらん事を、ポロッと
アハハ、みんな似たようなモンで・・・。
留意していたら、上のようなコメになっちゃいました。

ふしみやさんには、直接お伝えしたかと思いますが・・・。

近々、顔を合わせうなので、話題になるカモ?ですね。
Posted by Rhetenor at 2011年01月06日 19:55
とっても狭いエリアなのに
「成虫は見れるのに幼虫を見た事が無い」
「幼虫は見れるのに成虫を一度も見た事が無い」
そんな産地はた〜くさんあります。

R寺....居るのとちゃいますか?(笑)
Posted by 山キマ at 2011年01月06日 19:58
カトカラおんつぁんさん
 あはは・・・ワケワカメですよね。そちらからだと、最も近いキマはどこになるのかな。
 京都市は、市街地でもナゼはキマに遭遇したりして驚きます。自宅の庭のアジサイにキマが・・・なんて知人もいたりします。
 そう、蝶に限らず、なんでも直接話せんとあきませんね。いずれ、貴兄とも直に話する日が来るでしょう。
Posted by kenken(管理人) at 2011年01月06日 22:16
Rhetenorさん
 そう、このブログね、いったん書き込むと訪問者からは修正できませんよね、なのでコメント、気を使いますよね。多くの方が利用されているEXBLOG等は、削除パスワード設定すれば、自由に削除、修正できますよね。私もこのブログがいっぱいになったら、訪問者から修正可能なブログに乗り換えたく思ってます。・・・なんて、かなり話題が逸れました。
 近々、直接、3人でお話しましょう。
Posted by kenken(管理人) at 2011年01月06日 22:21
山キマさん
 まいど、お呼びたていたしまして、ご登場、おおきにです。
 なんとも深いコメント、有り難うございます。経験が滲み出ておられますなぁ。そう、いないことの証明って、ホント難しい・・・いることの証明は運が良ければ一瞬で可能ですしね。近々、4人でお話しましょう。・・・って、だんだん人数が増えてきたな・・・(笑) 
Posted by kenken(管理人) at 2011年01月06日 22:27
東北は宮城に居ないのに、岩手や福島には居るんですね。
近さから言うと、福島のほうが近いです。私の町も県南部なので、仙台と福島市の中間です。

岩手のキマは、以前よりもかなり採り難くなってきているようですね。私は、ジャノメ、セセリ好きと言うへそ曲がりなので、仲間がキマ採りに岩手の川井村に出かけて行く時も、ふーんと無視してました。今となって後悔しきりですけどね。

福島は、これまで禁止でなかった場所も今年あたりから保護されて採集禁止と言う話も聞こえてきていますね。あまり詳しく調べては居ませんが。(行く気がない証拠ですね)
Posted by カトカラおんつぁん at 2011年01月06日 22:59
カトカラおんつぁんさん
 なるほど、岩手と福島なら、福島の方が近いんですね。そういうと、福島は採集禁止という話がついてまわりますよね。東京近辺の撮影者は、福島へ撮影に行くことが多いような。で、まったく話は変わりますが、福島のキマって、オレンジ色のダニが付いている写真をよく見かけるのですが・・・なんでかなぁ〜って、いつも不思議に思ってます。
 宮城、実は、いないと思いこんでいるだけでは?
Posted by kenken(管理人) at 2011年01月06日 23:26
最後の画像、簡単そうに見えて、難しさはよく理解できます。こうして拝見すると、尾状突起の4白、takanosisは「白点」ではなく、「白線」なんですね。lohitaやsyamaはどう頑張って撮影しても「白点」に近いです。
Posted by fanseab at 2011年01月07日 00:19
kenkenさんに煽っていただくまでもなく、これまで何度もアタックかけてきた仲間がいます。私ではないですけどね。

県南部に残った桑の木、けっこう養蚕が盛んだったので、大きな古木が残っているんです。

探し方やアリの所在、テリ張りに合った採集法など、居ないと断言できるほど、徹底した調査が出来ては居ないと思います。居るかも・・・と思って居る方が夢があって、いいですよね。
Posted by カトカラおんつぁん at 2011年01月07日 10:53
2枚目のような環境で、背景を写し込みながらキマを撮れたら最高ですね。
実はキマの成虫は岩手と広島でしか見たことがありません。
ほとんど初心者みたいなものです。
Posted by maeda at 2011年01月07日 17:32
fanseabさん
 貴兄の正月明け2本目の記事にもキマリンが登場してましたよね。
 最後の画像から感じ取っていただきたい点を完璧に感じて下さって、嬉しいです。さすが、長年撮影をなさっている貴兄ならではのコメントです。有り難うございます!
 そうなんです、キマリンの尾突は、よく風で流れるのですが、4本全てが真っ直ぐに流れる瞬間ってのは、なかなかないもんです。また、お書きのとおり、この個体は、特に4白が長めで、線状になっていますよね。この2つが組み合わさって、「尾状突起とその先端の4白を最も綺麗に描写できた1枚」と自負しております。
Posted by kenken(管理人) at 2011年01月07日 20:24
カトカラおんつぁんさん
 連続コメント、おおきにです。
 うん、ひょっとしたらいるんじゃないかな、宮城県。お仲間さんの探索心、あっぱれ、あっぱれ!
 私ね、昨年、キマリンいてもおかしくないけれど1度も見たことのなかった場所で、キマリンがいることが分かって驚いたことがありました。やはり、地元をもっと入念に調べないとあかんなぁ〜とつくづく思いました。
Posted by kenken(管理人) at 2011年01月07日 20:29
maedaさん
 京都では、2枚目の画像のような場所にキマリンがいることが結構あります。広角で撮影すると、犬の散歩をしてる人が写り込んだり、店の看板が写り込んだり・・・そんな写真が結構あるのですが、ちとここには掲載できませんわぁ。でもね、毎年必ず見れるとも限らないので、難しいもんです。
 おっ、広島のキマ成虫、見ておられるんですね!
Posted by kenken(管理人) at 2011年01月07日 20:33
ブログには載せられないでしょうが、撮影していつかのためにと言うことで、京都らしい背景でのキマリンにはあこがれます。
写真へのこだわりも拝見していて面白いです。
言われてじっくり見れば、なるほど素晴らしい瞬間ですね。
ラフな私は撮影していても気がつかないと言うのか・・
楽しみをひとつ逃しているようなものですね。
Posted by ダンダラ at 2011年01月08日 19:36
ダンダラさん
 市街地をバックに撮ったキマリン写真、何かの機会に持参してお見せしますね。そういうと、以前、屋根の上で開翅する蝶の写真をお見せしたような。(笑)

 私の場合は、撮影種を増やすことにはあまり固執せず、好きな蝶をいかに綺麗に深く撮るかといったほうに興味があるようです。まあ、自己満足の世界だったりしますが。(爆)それゆえ、本ブログの題名は、「My Favorite Butterflies」なんですよ。
Posted by kenken(管理人) at 2011年01月08日 23:57
私は京都市のキマルリは[京都市]で十把一絡げに思ってしまいますが、さすがに地元とあって区毎(ポイント毎?)のコダワリがあるんですね。
それにしても、都会の随所でキマルリが残っているというのは、全国的に見ても珍しいのでは。
Posted by otsuka at 2011年01月09日 12:08
otsukaさん
 まいどです。地元では、やはり、京都市内は区毎にキマリンの評価が異なりますね。京都は寺社仏閣が多いので、その区画の桜で発生している例が多く、市街地とキマリンの関係が濃いのでしょう。翅表の瑠璃色も控えめなのが景観にも配慮しているとか・・・それはないですが。(爆)

 本日はこれから新年会です。貴兄の分も飲んできますね。
Posted by kenken(管理人) at 2011年01月09日 13:38
最後は正月に相応しい見事な写真ですね。
市街地のキマリン、神社などを背景に広角で撮影したいものです。
今年もよろしくお願いします。
Posted by BANYAN at 2011年01月12日 15:59
BANYANさん
 謹賀新年・・・でしたよね。年末年始、稼ぎ時?でお忙しいようでしたが、落ち着かれましたかぁ。コメント、おおきにです。
 市街地をバックにしたキマリン写真、溢れるほどあるのですが・・・ちょっとここには掲載は・・・
 こちらこそ、本年もよろしくお願いいたします。
Posted by kenken(管理人) at 2011年01月12日 19:12
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。