1つ前の記事のコメントで、M林さんから、CANON EF300mm F4 IS レンズの使用感についてのご質問がありました。ちょうど年末の適期?でもあるので、「今年の思い出のショット」ってな感じで、題記レンズの使用感をお話しするのに適した1枚を探してみました。ノートリミングで、いつもより大きめの画像(1156×770)のUPでございますよ。

カメラ機種名:CANON EOS 30D、撮影モード:絞り優先AE、シャッター速度:1/200、絞り数値:6.3、測光方式:評価測光、露出補正:-2/3、ISO感度:400、外付ストロボ:発光、調光補正:0、AFモード:ワンショットAF
写真としては、蝶のお顔が花に埋もれたり、手前の葉が遮っていたりでB級の作品ですが、レンズの使用感を感じ取っていただくには、うってつけの1枚でしょう。
薄暗い林内のウツギの花に吸蜜に訪れたベニモンカラスシジミ、蝶までの距離は3mほどあったでしょうか、直立不動の体勢で三脚なしの手持ちでの撮影です。こんな条件でも、なんともシャープで、とっても臨場感のある画像です。このレンズを持っていて良かった・・・と体感した1枚であります。
このレンズ、デジタル一眼カメラ中級機のボディ1台以上の価格ですが、蝶を被写体に望遠マクロ的画像を撮影するのなら、買って絶対に損のない傑作のレンズですね。(私は、CANONさんの回し者ではありません。念のため)
posted by kenken(管理人) at 01:20|
Comment(12)
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蝶
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外部ストロボがあるとはいえ、焦点距離が実質450mm以上のレンズの手持ち撮影で、シャッター速度1/200、ASA400の条件でこの写真が撮影できるとは驚きですね。撮影距離はもう少し寄れるので、蝶の大きさに関しても問題なさそうですね。
こりゃあ心が動きました。
さっそくのコメント、有り難うございます。
そうそう、EOS 30Dは、ASP-CサイズのCMOSデジ一眼なので、実質の焦点距離は、35mm換算で、約1.6倍の480mm相当ってところですね。
この望遠機能で手持ち撮影を可能にさせるISの効果は絶大です。最短撮影可能距離は1.5mですが、ぎりぎりまで寄ると、大きなアゲハなんかは画面から溢れてしまいますので、わざと遠めから狙ったりもしています。
後は、予算の問題だけかな。
被写体深度が心地良いですね。
う〜む、撮影の比率が上がってきたら、
検討しないといけないレンズですね。
んっ、その前に腕を磨かなきゃ(汗)。
まいどです。結構、大きめの画像で見てみると、なかなかシャープな絵ですよね、これ。
このレンズは、一生ものですね。重たいですが、探索モードの時は、常に装備しています。樹上でテリ張る怪しい蝶影も、この300mmで覗くと、あららトラフか・・・なんてこともよくあってね、個体確認にはもってこいですわ。
なんの、貴兄は別の腕というか、竿術にさらに磨きをかけられたほうがよろしいのでは。
70-300mmのズームですかっ!広範囲をカバーするレンズですよね、しかも手ブレ補正(VR)付きですね。手ブレ補正って、一度お世話にになると、やみつきになりますわ。
同じく私もISO400を基本にしていますが、次の機種(CANON EOS 60D)を手に入れたら、ノイズも少なくなったとのことなので、ISO800常用にしようなぁ〜と考えています。上の絵も、ISO800ならば、1/250か1/320くらいでシャッター切れて、もっとシャープな絵になるでしょうし。
この絵の時も一脚は携帯していましたが、かなり高い位置だったので、直立不動の手持ちで撮りました。一脚は、撮影よりも、斜面を登り降りする際の杖代わりか、蝶の叩きだしに使うことのほうが多いかもしれませんわ。(笑)
あっ、それから、300mmでは、ほとんどF6.3の絞り優先で撮っています。特に理論的なことはありませんが、いろいろ試して、過去の経験からの好みの設定です。
いや、ホンマにこのレンズは重宝しますね。重いですが、いつも首の鍛練だと思って装備しております。
さっそくISO800画像拝見です。十分に使えますね。このベニモン画像も、ISO800常用で使えるカメラで撮れば、もっと楽にいい絵が表現できたと思います。
手を伸ばしてのライブビュー、なかなか難しいですよね、なので私、結構、ノーファインダー撮法で撮ったりしてます。(笑)
ポジションの関係か良い感じに写っていますね。
私のは背景が白い空で、結構苦戦しました。
安心できる描写のレンズって良いですよね。
こんばんわ。コメント、おおきにです。
さすがによく記憶されておられますね。NIKON派の貴兄も確か300mmで撮っておられたように記憶しています。
慌てず、じっくり構えて、やや後ろめから撮った絵です。
逆光で、なかなか条件の厳しいシーンでしたが、300mmISに外付ストロボというフル装備でしたので、良い雰囲気で表現できました。このレンズはCANONさんの傑作だと思います。
>重いですが、いつも首の鍛練だと思って装備しております。
CANONユーザーのkenkenさんには酷な言い方ですが、K−5やD7000の高感度画質を活かせば、同等な性能でもっと軽いシステムが組めるのではないでしょうか。
こんばんわ〜 節目、節目にご登場、おおきにです。
おおっ、楽しんでいただけましたかっ!有り難いコメントに深謝でございます。
むほほ・・・宝くじが当たれば、高感度のK−5にシステム総換えか・・・なんてね。ん、でもね、だいぶ首の鍛練できました。ほんでもって、重いことで逆に手持ちでも手ブレが少なくなっていたりします。
しばらくこれで頑張りますので、来年もどうぞご贔屓にしてやって下さいまし。