2010年12月22日

お盆のkenken(2010年8月13日)(その2)

 樹上にオレンジ色の蝶影が・・・300mmで覗くと・・・

101219-2.jpg はい、ミドリヒョウモンの破損個体でございました。その後、付近を探索し続けましたが、オレンジ色の蝶は、ひたすらミドリヒョウモンでございました。

 ところで、この白い花のツル性植物なんですが、なんという名前なのか、ご存じの方がおられましたら、是非、教えて下さいな。

101219-1.jpg と、申しますのは、このツル性植物ですが、実は、同じものを約10日前に長野県でも見かけたのですが、そこではこんなシーンが、思いのほか簡単に見られたのでした。

 シジミがだめでもセセリという保険があるわな・・・と探索を継続しましたが・・・
 
101219-3.jpg 見かけるセセリはこんな種類ばかりで、でっぷりとした胴体のセセリにはお目にかかることができませんでした。
 う〜ん、紀伊半島、手強し!でございます。

 夕方になって、この日の探索を切り上げ、帰路に就いて走っておりましたところ、こんな環境のところに差しかかりました。

101219-4.jpg101219-5.jpg この環境、どこかで見たことがあるような・・・そう、本年6月に愛知県で見た環境とそっくりでした。えぇ感じのクヌギの大木がありましてね、クロミドリシジミの匂いがプンプンしておりました。紀伊半島での記録は、今のところありませんが、私ね、おる!と直感しました。少なくとも、オレンジのシジミよりは可能性が高いように思います。ここはN県Y野郡でございます。

 今回の紀伊半島探索、オレンジのシジミとでっぷりした胴体のセセリについては、標高1,100m付近を中心に探索しました。次に探索するなら、もう少し標高を下げたほうが良いように感じております。
 クロミドリシジミ、こいつは、6月の早朝に訪れてみるしかありませんな・・・
posted by kenken(管理人) at 19:18| Comment(27) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
う〜む、手強いですなぁ。



んっ、クロミ?
N県Y野郡となっ!
これまた夢の有るお話でございます。
東日本の分布域から、一気に岡山や九州に飛び火産地・・・、
そう考えると、紀伊半島に居ってもおかしくないカモ?
Posted by Rhetenor at 2010年12月22日 20:32
好きです。こういう探索。
自分ではなかなか実行出来るレベルではありませんが、
心から敬意を表したいと思っておりますよ。
Posted by nomusan at 2010年12月22日 21:11
Rhetenorさん
 手強いというか、記録のないところで出そうというので無謀というか・・・

 クロミね、直観的にいるように感じました。愛知県のイメージが重なりました。来シーズンの6月中下旬、早朝にクロミ、夕刻にキマリンの探索にN県行、ご一緒されませんか?なんて・・・とてもお奨めできませんが。
Posted by kenken(管理人) at 2010年12月22日 22:54
nomusanさん
 コメント、おおきにです。実はね、こんな記事、ブログの裏に多数眠っておりまして、ごく稀に、握りつぶしている写真もあったりして・・・

 しばらく、「もしドラ」ならぬ、「もしふし」・・・「もしkenkenが、ふ○み○さんのような記事を書いたら」って感じで書いてみましょうかな。(笑)
Posted by kenken(管理人) at 2010年12月22日 23:00
新生息地探索は成果が上がらないので、あまり出来ませんが、小生も今年は少し、試みてみました。でも、結局、成果なしです。良さそうな場所はあったので、来年も懲りずに行ってみようと思います。
Posted by cactuss at 2010年12月22日 23:02
cactussさん
 ご無沙汰いたしております。コメント、おおきにです。
 そう、探索は、なかなか成果があがりませんが、いつも既知生息地に行っていると、何か違和感を感じてしまうもんで。見つかっても、見つからなくても、その探索の瞬間が楽しい私です。
Posted by kenken(管理人) at 2010年12月22日 23:08
kenkenさん
 @ABの白い花・・・夏でしたら「センニンソウ」か「ボタンヅル」かと思いますが・・・
 どちらも蔓状でたくさんの白い花を付けますよ

 紀伊半島のクロミドリ・・・・楽しみですねぇ〜♪
 ボクも来シーズンは本腰を入れて・・・と思うんですけどねぇ・・・・・・
 
 
Posted by itsuki at 2010年12月23日 08:22
追記:
 丸い葉は「センニンソウ」
 鋸歯状のセリのような葉なら「ボタンヅル」のようです
 いずれも夏〜初秋に花が咲きます
Posted by itsuki at 2010年12月23日 08:41
センニンソウとボタンヅルは花はそっくりで、キタキチョウとミナミキチョウみたいな感じでしょうか。(笑)
僕は蝶の吸蜜は見た記憶ないのですが、ムモンアカが好みそうな気はしますね。
さいごの環境は確かにクロミがいそうですね。
Posted by BANYAN at 2010年12月23日 10:11
itsukiさん
 ご教示、有り難うございます。これ、ボタンヅルですわ!

 センニンソウは、花に詳しい方から教えてもらって知っていたのですが、この植物はセンニンソウに似ているけれど、葉の形とかが微妙に違うなぁ〜って思っておりました。

 クロミ、愛知県で生息地環境と活動時間帯を観察した結果、紀伊半島も、つけ根の部分にはクロミいるんじゃないかと感じております。
Posted by kenken(管理人) at 2010年12月23日 10:16
BANYANさん
 しばらく活動休止しておりまして、ご無沙汰いたしており、すみません。コメント、有り難うございます。

 そうそう、センニンもボタンも同じキンポウゲ科の植物で、そっくりさんのようです。私のイメージ的に言うと、高標高はボタンヅル、低標高地はセンニンソウって感じかな。長野県でボタンヅルを見た時、こいつは花の時期といい、色といい、ムモンアカが吸蜜に来そうな花やなぁ〜と思っていたところ、ホンマに吸蜜に来て感動しました。

 紀伊半島クロミ、マジでいるんじゃないかと思います。
Posted by kenken(管理人) at 2010年12月23日 10:23
ふ〜〜〜む、

今度は「クロミ」ですか...
その妄想に乗っかって見ます。

いままで「クロミ目線」で見てなかったもんで。
楽しみが増えました、感謝 !!

PS.新年会出席ご検討くだされば幸いです。
Posted by 山キマ at 2010年12月23日 11:29
クロミか…、

紀伊半島よりも前に、地元、京都府南部から三重県の伊賀方面、
クロヒモ、オオヒカゲの分布圏で「クロミ目線」になってみるべきかも。

この辺りなら、クロミとキマ(ついでにウラナミジャノメ)、両方探せるし…。

来年やってみよっ、と。
Posted by ふしみや at 2010年12月23日 16:41
ふしみや名誉かいちょー様、

梅○先輩とご一緒に新年会出席をご検討下されば嬉しいです。
Posted by 山キマ at 2010年12月23日 17:15
山キマさん、ふしみやさん
 きゃあ〜、大御所お二人の揃い踏みコメントに感謝でございます。
 ありがたや、ありがたや・・・

◆紀伊半島、オレンジのシジミはしんどい感じがありますが、クロミは生理的、直観的に、半島のつけ根にはいるように感じています。是非、クロミ目線もお忘れなく。
 クロミは、まだまだ隠れた生息地があるような気がしてなりません。なんせ、飛翔活動時間帯が、6月でもまだ暗い 4:20頃で、少しでも明るくなると活動をやめて樹上にいてまったく飛ばなくなりますし。
 私ね、マジ、来シーズンは(も?)、N県でクロミ&キマの探索やっているように思います。

◆大阪新年会、お誘い有り難うございます。実は、先に決まっているイベントと日が重なってましてね、どうしたものかお返事に苦慮しているのが正直なところなんですわ。イベントってのは、改めて本ブログでも紹介予定ですが、次のとおりです。

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第5回全国チョウ類保全シンポジウム −ギフチョウ−
・2011年1月22日(土)10:00 〜 16:30(その後、懇親会)
・会場:アザレアホール(奈良県御所市役所となり)
・主催:日本チョウ類保全協会
・共催:大阪みどりのトラスト協会、大和葛城山の自然を大切にする会、御所市
・協賛:三井物産環境基金、御所市観光協会
・後援:千早赤阪村、日本自然保護協会、日本鱗翅学会

※生態写真で著名な、海野さん、渡辺さんの講演あり
※葛城山系のギフチョウの保全がメインテーマのような
Posted by kenken(管理人) at 2010年12月23日 17:54
花はボタンヅルと思います。よく似た種類でセンニンソウがありますが、鋸歯がなく、仮にあるように見えるものも鋭くなくて鋸歯ではなく、先端は尖っていない。おおむねこれで良いと思うのですが、厳密に調べると変異も多く、識別は写真では近縁種もあり無理なものもあるようで、見解も統一されていないものもあります。私の住んでいる多摩市の狭い範囲では、多摩川河川敷にセンニンソウ、多摩丘陵稜線付近はボタンヅルと棲み分けています。
Posted by 久保田 at 2010年12月23日 19:48
久保田さん
 コメント、有り難うございます。
 やはり、ボタンヅルで良さそうですね。センニンソウは石川県・能登半島で何回は見ておりますが、葉がもっと細い感じでありまして、このボタンヅルとは違っておりました。
 なるほど、多摩では住み分けですか・・・河川敷と丘陵ということは、私が雰囲気として書いた「高標高はボタンヅル、低標高地はセンニンソウ」ってのとも整合しますね。
 う〜む、それにしても貴兄は植物もお詳しいですね。私は、蝶の食草が精一杯でございます。
Posted by kenken(管理人) at 2010年12月23日 20:20
おお〜〜っと・・・・

 ふしみやさんも参戦ですか・・・・・
 これは壮絶なミッションになりそうですね〜〜〜(笑)
Posted by itsuki at 2010年12月23日 22:14
kenken様、ふしみや様、梅○様、
ご一緒に新年会出席されたら、楽しみ倍増ですね。


>この辺りなら、クロミとキマ、両方探せるし…。
うぐっ、あの辺り、今年キマ探しを予定していたのに、
行けなかったですぅ。
・・・また、ニアミスったりして(笑)。
Posted by Rhetenor at 2010年12月24日 13:09
クロミドリは各地で増えているようなので、可能性が十分にあるのではないでしょうか?
未記録種を探すのも楽しいですね。見つかれば大騒ぎです。
静かに終わることが多いですが。
Posted by maeda at 2010年12月24日 17:21
itsukiさん
 追加コメント、おおきにです。そちらからだと、紀伊半島のつけ根は、結構近いのでは。ところで、愛知県のクロミの生息地は訪れられましたか?一見の価値ありでございます。
Posted by kenken(管理人) at 2010年12月24日 20:22
Rhetenorさん
 すんません!新年会、ぎりぎりまで悩ませていただきますね。いろいろと白髪・・・ではなくて、しがらみ?がありましてね。(笑)
 むふふ・・・何かと探索の楽しみのある地域かと。私信、おおきに!別途、返信いたします。
Posted by kenken(管理人) at 2010年12月24日 20:25
maedaさん
 そちら、えげつない雪のようですね。どうぞ、ご自愛下さいませ。
 クロミ、今年、愛知県の産地を訪れて、えっ!こんな場所に・・・って、クロミを見る目が変わりました。こんな環境なら、どこでもあるよ・・・って。
 静かに終わっても、探している瞬間こそが「蝶屋」をしている瞬間で、私には楽しいのかもしれません。
Posted by kenken(管理人) at 2010年12月24日 20:27
大幅に出遅れてしまいましたが、復帰お待ちしておりました。
やっぱり既知のポイントばかりでなく浪漫求めての探索をしないといけないですね。
私の場合、探索といってもついつい最近聞かないけれど記録のある場所に行ってしまい、未記録の地にトライする勇気が持てませんが一回くらいトライしてみようかという気になってきました。勿論惨敗記録は未公開ですけど(笑)
Posted by thecla at 2010年12月25日 14:13
theclaさん
 しばらく活動休止でご無沙汰いたしておりました。
 コメント、有り難うございます。

 うん、過去の記録地巡りなんかも楽しいですね。思わぬ再発見があったりしますし。定点観察・撮影は、それはそれで意味もあって楽しいもんですが、新撮影地の探索も、たとえ巡り会えなくても楽しいもんですよ。実は、ブログ書いていない日には、こんな日記が山積みだったりします。(笑)
Posted by kenken(管理人) at 2010年12月25日 23:16
お盆のkenkenシリーズ楽しませてもらっています。
来年のクロミの発見が楽しみです!
ところで、100mmマクロが評判が良いので、僕もキャノンのカメラとそのマクロレンズを最近導入しました。やはり良いですね。そこで、さらに300mmF4もゆくゆく購入しようと思っていますが、使用感はどんなもんでしょうか?
Posted by 虫林 at 2010年12月28日 18:13
虫林さん
 こんばんわ。ご無沙汰いたしており、すんません。
 コメント、おおきにです。

 紀伊半島クロミ、夢を持って探してみますね。

 えっ!CANONのカメラ&レンズを購入ですかっ!思い切りましたねぇ〜でも、損はないと思いますよ。
 100mmマクロはIS付きのものですかな。
 300mm F4 ISは、このクラスのレンズの傑作だと思います。そのISの効果は本当に絶大で、手持ちで望遠マクロが撮れるのが魅力です。1度体感したら、もう絶対に手放せない感覚のレンズですよ。超お奨めです。

 せっかくのコメントいただいたので、今年の作品の中から、300mm F4 ISでの作品を、近々、何かここに掲載しますね。
Posted by kenken(管理人) at 2010年12月28日 23:30
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