2010年08月15日

木曽路の蝶(その1)(2010年8月8日)

 1つ前の記事からの続きです。8/7、安曇野でヒメシロチョウの撮影を楽しんだ後、木曽路へ移動し、道の駅で車中泊することにしました。薄暮の中で寝支度をしていると、マイ師匠Sさんが登場されました。この日は朝から木曽路で撮影されていて、同じく車中泊とのこと。さっそく駅の片隅で缶ビール、カップ酒で一献交わしながら蝶撮影談議です。談議中、次のような話になりました。
◆師匠:「今夕、偶然、ムモンアカシジミが低い位置で交尾しているのを見たけど、交尾したまま翌朝まで過ごすのかなぁ?」
◆kenken:「それはないやろ。考えてみなはれ、嫁さんとナニして、そのままの体勢で寝ますかぁ?」
◆師匠:「せやなぁ〜、ほなら、夜が明けたらどうなってるか見に行こか」・・・ってな訳で、8/8早朝、ムモンアカシジミが交尾していた場所を訪れてみました。

100808mma1.jpg 予想どおり交尾が解けた状態で、まだ、そのままの場所にいました。近づくと飛びそうなので、まずは遠めから300mmで撮ったペアの証拠写真がこれです。

100808mma2.jpg 証拠写真撮影後、同シーンで更に接近して上写真の右側の個体を300mmで撮影したのがこれです。新鮮な個体で、後で分かったのですがこちらが♂で、この写真の撮影後、直ぐに樹上に消えました。

100808mma3.jpg 残った♀です。翅をスリスリしながら葉上を歩いたり、ちょっと飛んだりしましたが、しばらくの間は、樹上へ上がらずモデルになってくれました。♂♀の習性の違いを実感しました。前翅裏の「水着の跡」のような白っぽい部分が撮影心をそそりますなぁ。

100808mma5.jpg 「たくさん撮影したので、逃げてもいいから、ぐっと接近してコンデジで撮影しては?」との師匠の言葉に甘えて撮ったのがこれ。発生木と思われるナラ類の大木をバックに入れてみました。
 「尾突の先端の白が揃っている『画竜点睛』ってのはえぇなぁ〜」なんて師匠と顔を見合せておりました。この♀、開翅することはなく、最終的には樹上へと上がっていきました。

 予定外のムモンアカシジミが撮影ができたのはラッキーでした。師匠、ごっつぁんでした!さあ、狙いの蝶の撮影に転戦です。<続く>
posted by kenken(管理人) at 12:15| Comment(10) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お師匠
今年はフィールドで大師匠と
揃い踏み多いですね。
偶然とはいえ季節毎に
撮る標的は一緒ということでしょうか?

こちらは今年ムモンは
ローテーションが合わず
撮りこぼしてます。
新鮮な赤素晴らしいですね。

「狙いの蝶」
何でしょうか?
次回更新が待たれます。
Posted by 蝶山人 at 2010年08月15日 14:18
ん〜、ムモンアカ、エエですねぇ。

「水着の跡」のチラリズム、そそられまっす。
Posted by Rhetenor at 2010年08月15日 18:44
蝶山人さん
 師匠とは、被写体が同じものもあれば、違うものもありましたが、車中泊する場所は揃い踏みでした。(笑)
 師匠は、木曽路→安曇野→福井戻り、小生は、安曇野→木曽路→京都戻りという逆回りパターンで、両者共に、初日に頑張って移動して、2日目の移動距離を短くした計画でした。
 木曽路のムモンはまったくの想定外でラッキーそのものでした。狙いの蝶、夏チャマ、ホシチャ、ミヤカラシは卒業で、それ以外の種でしたが・・・当たり外れが多く・・・次回以降をお楽しみに。結論的には、1勝2敗でした。
Posted by kenken(管理人) at 2010年08月15日 19:09
Rhetenorさん
 まいどです。早朝から目に映えるオレンジでした。
 「水着の跡」は、やっぱり♂よりは♀のほうがそそられるのは本能的なもんでしょうか。(笑)

追伸:某展のチケットおおきにです。8/12にさっそく妻と伺ってきました。今回は下見でして(笑)もう1回じっくり行ってまいります。まずは報告まで。
Posted by kenken(管理人) at 2010年08月15日 19:15
目的の蝶が何なのか?とっても気になるところですが(笑)。
偶然同じ日にムモンアカシジミがUPされて嬉しいです〜〜♪流石に素晴らしい画像の数々、いつもお手本にさせて頂いています。ムモンアカシジミのオレンジに逢わないと夏が終わらないのです。

師匠さんとkenkenさんの会話については・・・(同感しつつも)コメントを控えさせていただきますね(爆爆)。
Posted by Noreen at 2010年08月16日 08:49
夏チャマは卒業でしたか。
ムモンアカは僕の方は少しピークを過ぎた感じでした。
これは新鮮な個体ですね。
蝶の「水着の跡」は日焼けではないですよね?(笑)
Posted by BANYAN at 2010年08月16日 17:03
ムモンアカ、今年こそ出会いたいと山梨、長野を探しましたが駄目でした。今回の探索ははかなり以前ですが、実際に採集された方が案内してくださり、3箇所も探したのですが、叩けども飛びません。しからば最近見たという場所へ! こちらは林ごと樹がなくなっていました。成果はクロミドリの生き残りが出たこと。蝶はいませんでしたが、環境はいずれも民家に近く、開けた縁のような場所でした。楽しみが来年に延びました。実は今回は行けませんでしたが、2ヶ所ほど目星をつけた場所があります。
Posted by 久保田 at 2010年08月16日 19:24
Noreenさん
 コメント、有り難うございます。ご無沙汰ですが、私もね、いつもROMが多くてすんませんです。
 まったく同じ日にムモン、これも何かの縁ですなぁ〜このオレンジは夏の色ですね。
 むふふ・・・師匠との会話、これは道の駅の片隅で、思わず声をひそめながら議論していました。(爆)
Posted by kenken(管理人) at 2010年08月16日 19:26
BANYANさん
 はいな、夏チャマは、静止、吸蜜、産卵と、ひととおり撮影して、昨年、卒業しました。ですが、もちろん、さらっと立ち寄って生息確認とかはしていますよ。
 ムモンアカ、結構新鮮な個体でした。羽化直からこの「水着の跡」は確認できるので、翅の擦り合わせシーン是非意識し撮ってみて下さいな。特に♀のそれは、そそられますよ。(笑)
Posted by kenken(管理人) at 2010年08月16日 19:30
久保田さん
 おおっ、それはお疲れ様でした。しかし、いるか、いないか、実はそんなことにドキドキしながら探索している瞬間が最も充実していたりするんですね。
 ひゃぁ〜、しかし、林ごとなくなっているところもですか・・・環境は、実は人里離れた山奥などいろいろありますが、撮影するには、お書きのようなポイントが良いですね。
 目星2箇所、楽しみですねぇ〜蟻さんはたくさんいましたか。
Posted by kenken(管理人) at 2010年08月16日 19:33
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。