2010年07月03日

クロミドリシジミ(2010年6月13日)

 本日(7/3)の京都は、朝から終日雨でした。「この時期、休みの日に京都にいてるんやったら、毎日キマ撮らな気が済まん!」なんて考えているかどうかは別にしても、本日は、「雨でも撮れるヒカゲモノ」の撮影にすら出かける気がしないくらい本降りが続いており、終日お家でのんびりしておりました。
 こんな日は、以前に書きそびれた記事でも書いておきましょう。約2週間前、6月13日午前中の記事でございます。
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 最近、本格参入し始めた Zephyrus 撮影、今回は、愛知県のクロミドリシジミに初挑戦です。ところで、愛知県のクロミドリって、結構最近発見されたのではないかな。私が学生の頃(約30年前)は記録になかったような記憶があります。
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 長野県、静岡県のベニモンカラス探索からの帰路途上、岐阜県内のSAで車中泊後、6/13早朝は、愛知県内のクロミドリの生息地を訪れてみました。
 このあたりのクヌギ林がえぇ感じやなぁ〜と環境を見ながら流していると、以前に見た記憶のある某県ナンバーの車を発見。近づいてみると、やっぱし、飛翔写真のAさんじゃありませんかっ!5/16に三重県のミカドアゲハ撮影時にフィールド初遭遇して以来の再会です。一度遭遇したら、遭遇するのが「クセ」になりますな。
 長竿でクヌギを叩くと、♀は地表近くにまで降りてくるものの、♂はなかなか降りてきません。で、結果、♀ばかり撮れました。次回以降は♂撮影に絞りましょう。

100613-01.jpg Favonius属の中では最も美しい翅裏でしょう。後翅裏の亜外縁のヒサマツチックな斑紋が大好きです。300mmで下草の隙間ごしに撮ったらとても幻想的な仕上がりになりました。

100613-02.jpg 1枚目とは別個体です。こいつは、見つけたときから下草の葉上におりました。100mm Macroでもきちんと表現しておきましょう。前肢をたたんでいる仕草がZephyrusらしくてえぇですなぁ〜

100613-03.jpg 意外と簡単に開翅してくれますね。良く見ると、葉上の水滴に口吻を伸ばしているのが分かります。
 う〜ん、しかし、贅沢な話ですが、♀の開翅写真って、撮影意欲がいまいち湧いてきませんな。

100613-04.jpg100613-05.jpg コンデジGX-100でも撮っておきました。「新鮮な個体がゆえに、僅かな傷も目だってしまう・・・」師匠ならきっとこんなコメント入れるでしょう。

 さっぱり♂が降りてこないので撤収を決意です。予想では、この頃にはお天気悪くなって帰路につけるかと思ってましたが、意外とお天気崩れてきません。曇りの日はベニモンカラスはどんな行動をするのか・・・あるいは、姿も見られないのか・・・今後の撮影のために自分の目で観察しておかなあかんかな・・・
posted by kenken(管理人) at 20:36| Comment(14) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おしまいの縦広角は朝露含め雰囲気タップリですね。
本当に♂って降りてきてくれませんね。
なにしろ、早朝に活動ピークがあるから難しいのかも。
Posted by fanseab at 2010年07月03日 21:53
ヒサマツと並ぶ裏面の美しさって言うのが納得出来ますね。
いつもながら見事な写真です。

クロミドリは、隣県に多かった産地が今やあんまりぱっとしなくなってしまいました。宮城でも居ますが、ずいぶん産地が減ってしまったように思います。

我が町にもかつては居たのですが、最近は拝んでません。
♂は、なんと夜明けと同時に活動開始とか。となると、4時ごろでしょうか。もう、前の晩にポイントに着いて、車中で夜明かしでもしないといけませんよね。

私は試してませんが、早起きして行った仲間が居ます。
Posted by カトカラおんつぁん at 2010年07月03日 22:52
♂残念でしたね。

地味なショットもそれなりに味わい深いものがあります。
ゼフの裏面はやっぱりえ〜モンです♪

今年はまだ一度もフィールドに出向いていないので、こういう時にネット環境での情報はほんとにありがたいです。近場のオオムラサキもそろそろ出始めている頃なのですが・・。
Posted by 深山葵 at 2010年07月04日 00:16
fanseabさん
 朝露に口吻を伸ばしているのは興味深いシーンでした。この縦位置広角の個体は、叩きだしではなくて、初めから下草の葉上にいたようです。
 貴兄もご経験あるかと思いますが、クロミドリ♂はホンマに降りてきませんねぇ〜仮に「蝶類撮影用生態図鑑」なんてのがあったとしたら、「♂は早朝に叩き出しても樹上で横に飛び、降りてくることは少ない」なんて記述がぴったりでしょう。
Posted by kenken(管理人) at 2010年07月04日 01:21
カトカラおんつぁんさん
 尾状突起の付け根あたりの色彩の「ちりばめ感」はヒサマツを思い起こさせる美しさがありますね。
 そちらの産地が減ったのは、クヌギ林が減ったせいでしょうか、生息地がそのままなら、さほど減らないと思うのですが。
 愛知県での活動時間帯は、4:15〜4:30でした。私は、さすがに、この時間帯には行っていませんが、飛翔写真狙いのA氏はまさにこの時間帯が本格撮影だったようで、暗闇の中でストロボが光っていたそうな。
Posted by kenken(管理人) at 2010年07月04日 01:26
深山葵さん
 不思議なもんで、生態なんですね、♂は本当に降りてきにくいようですわ。クロミの翅裏の独特の色彩はえぇもんです。
 体調はいかがですか?たまにはフィールドの空気もお吸いになったほうが、よろしいかと。オオムラサキ、そろそろ天然ものも出る頃ですね。そちらなら、樹液ポイントでしょう。
Posted by kenken(管理人) at 2010年07月04日 01:29
彼と会ったのですね。
昨年、北海道へも来られるはずが中止になり、今年も難しいようです。お会いしたいのですが。
クロミの♂、開翅の絵は夢。
何時かは実現したいです。
Posted by maeda at 2010年07月04日 16:39
maedaさん
 そう、飛翔写真のAさんには、5/16に初めてお目にかかり↓、
http://blogs.dion.ne.jp/melitaea/archives/9424908.html

続けて、この日も遭遇です。ずっとニアミスでしたが、1度お目にかかると、周期が合うのか、簡単に再会しました。

 私もクロミ♂開翅は夢です。今後は、♂に絞って頑張ります。Aさんは、前日もお越しだったようで、飛翔写真だけでなく、ちゃんとクロミ♂開翅もゲットしておられました。開翅をお撮りになっても天下一品の絵でした。
Posted by kenken(管理人) at 2010年07月04日 16:53
あ、クロミ来られてたのですね。
1日違いでニアミスでしたね。私、実はむしろ♀のほうが撮れてません。来年は♀も撮りたいと思ってるところです。

クロミドリシジミ夜明けの活動は圧巻ですよ。数十頭のクロミが波のように樹冠を飛び交う姿は見事です。6mの長竿の倍ぐらいの高さのところを飛んでます… 
Posted by JUN.T at 2010年07月04日 23:41
JUN.Tさん
 はいよ、言ってました、クロミ。
 天候や気温の違いもあるでしょうが、♂は叩き出しても樹上を横へ飛ぶ例が多く、ほとんど降りてきませんでした。降りてきても、直ぐに戻って行くし・・・♀の開翅写真は、いとも簡単に、この他の個体のも撮れてしまいました。

 来シーズンは、夜明けの活動時間から見に行きましょう。クロミもそうですが、その飛翔を撮影している貴兄やAさんの姿も拝見したいですね。
Posted by kenken(管理人) at 2010年07月05日 06:20
クロミの開翅はいいですね。
今年は近場のねらってみましたが、ダメでした。
来年は出社前に行けないか、考えている所です。
Posted by cactuss at 2010年07月06日 22:53
お師匠しばらくぶりです。
虫林火山さんにご指導頂き
クロミドリの臭い覚えたのですが
地元の有名幼虫採集ポイントで苦戦です。
いかんせん樹が高い。
クロミも含め
ゼフの♂開翅は永遠のテーマです。
Posted by 蝶山人 at 2010年07月06日 23:12
cactussさん
 この地では、活動タイムは4:15〜4:30でした。その後は、叩き出すと降りてきてくれる可能性が高くなりますね。
 飛翔写真のAさんは、地元なので、出社前の撮影が間に合ってしまうので、通われていたようですが、これだと寝不足になりそうですね。(笑)
Posted by kenken(管理人) at 2010年07月06日 23:36
蝶山人さん
 まいど、ご無沙汰です。
 おおっ、虫林さんにご指導いただいたのですね。ならば、撮影のコツも早くつかめるでしょう。
 クヌギも、大木でないといないようで、叩き出しも、かなり長い竿を準備したほうがよろしいでしょう。
 私は、♂開翅狙いで、来シーズン以降通いますわ。
Posted by kenken(管理人) at 2010年07月06日 23:38
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