2010年06月22日

続・画竜点睛(2010年6月19日〜20日)

 ここのところ、ずっと週末が晴れ続きでフル活動しているので、えぇかげん疲れてきました。で、梅雨入りしてお天気が微妙な6/19〜20の週末は、遠征は見送りです。
 しかし、京都市内の自宅にいると、ついつい雨の隙間をぬって、キマリンにスクランブルしてしまいます。で、結局、6/19〜20の2日間、のべ8箇所に探索/撮影に行ってしまいました。余計に疲れるな・・・(笑)
 今回は、昨年ギフチョウのカタクリ吸蜜撮影用に購入したものの、その後使っていない CANON EFS60mm Macro レンズでキマリンを試写してみました。その他の装備は、いつもどおり、証拠写真用の300mmISとコンデジGX-100です。結論から申し上げると、キマリンには 60mm Macro でぐっと寄るよりは、100mm Macro でやや遠い目から描写したほうが撮り易いですわ。

 京都市街地のキマリン、もう時期遅れでした。ほとんどスレ・カケ個体でしたが、60mm Macro で撮影した中から「画竜点睛」な個体をピックアップして紹介しましょう。

◆ヒメジョンを訪花中の♀です。
100619-040.jpg100619-043.jpg

100619-047.JPG 口吻を伸ばしていないので、「吸蜜」よりは「訪花」が適切な表現でしょう。同一個体の左右の翅裏と翅表です。♀もだいぶんスレてきていますね。

◆クズの葉上でテリを張る♂です。
100619-141.jpg100619-105.jpg

100619-167.jpg クズって、長〜くつながっているので、側に近寄ろうとすると葉をガサガサ揺らしてしまい、なかなか難儀します。同一個体の左右の翅裏と翅表です。黒条が控えめで、あっさりした印象のする個体ですね。

100619-478R.JPG 上と同一個体をコンデジGX-100で「ノーモニター撮法」で撮りました。苦労して60mm Macroで撮らんでも、手軽にこんな絵が得られますわ。キマリンには、証拠写真用の300mmとコンデジGX-100だけで充分かな。
posted by kenken(管理人) at 19:37| Comment(18) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
キマルリは活発にスクランブルをかけるので、すぐに擦れてしまいますね。
こちらはちょうど良い頃だと思うのですが、出掛けられそうもありません。
Posted by ダンダラ at 2010年06月22日 23:06
ダンダラさん、こんばんわぁ〜
 今年はキマの発生が遅いと思っていましたが、京都市内ではいっきに発生して、もうスレ・欠け個体ばかりでした。
 この個体は、そう、羽化後4〜5日ではないかな。あのテリ張りではすぐに擦れてしまいますが、尾突の4白が残っていると映えますねぇ〜
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月22日 23:58
さすがに20日過ぎるとキマルリもスレますね。
でも、裏面と尾っぽはまだまだイケそうな感じ・・。

今年は寒い日が続いたのでやけに梅雨の蒸し暑さを感じてしまいます。
Posted by 深山葵 at 2010年06月23日 00:30
地元の強味、確かにありますね。
私も出勤途中でゼフを撮ったり、往診途中でポイント観察できたりしますから。
キマのブルー、良いですね。
人工物が撮れるのも素晴らしい!何時かこそっと見せてください。
Posted by maeda at 2010年06月23日 06:54
なるほどねえ。確かに雌も外縁のこすれがわかりますね。北陸新幹線が全線開通したら飛んで行くだけど・・・・・
キマルリはかっての八日市、日野あたり、もう40年近く会っておりませんね。
Posted by kmkurobe at 2010年06月23日 10:48
深山葵さん
 今シーズンはどうもお天気が不順で、暑いのか、寒いのか、なんだか分からなくなってきました。蝶の発生は、遅れているものといつもどおりのものがあります。
 キマリン、出たと思ったら擦れているようで、これは、6月に入ってからの好天気と高温の連続の影響だと思っています。今日は涼しいです。(笑)
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月23日 17:04
maedaさん
 まいどコメント、おおきにです。
 キマリンはやはり、地元の強みです。晴れていると、通勤途上なので、ついついポイントに立ち寄ってしまいます。まあ、いつもいるとは限りませんが。
 人工物背景、お目にかかる際には、プリントしてご覧に入れますね。
 最近、所用で、東京に月1回くらい出かけています。貴兄も東京訪問の際は、是非、事前にご一報下さいね。お目にかかりたいモードは継続中ですが、まあこれは、シーズン・オフネタですね。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月23日 17:06
kmkurobeさん
 これからは、山間部、高標高地のキマの季節になっていきますね。
 ん、でも、貴兄のお住まいの県にもキマリンいますよね。
 そちらで「神風特攻」して日帰り撮影もえぇのではないかな。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月23日 17:06
今期は、まだキマリンに出会えずにいます(悲)。

行きたい産地が一杯有りますが、
どこまで回れる事でしょうか?

今度の日曜日は、行き先を慎重に吟味しないと・・・。


左右を見比べられるように御配慮頂きまして、
とぉ〜っても、嬉しゅうございますぅ〜。
Posted by Rhetenor at 2010年06月23日 19:55
Rhetenorさん
 あらっ、結構な探索に重点を置いておられるのかな。
 私も、キマも含めて、いっぱい探索してみたいところがあって、6〜7月は体がいくつあっても足りませんね。

 むふふ・・・分っていただけましたかっ!「専門家」のニーズにも応えられますよう、今後も、可能なものは、左右両翅裏を掲載してまいりますね。これら、とぉ〜ても京都市内らしいお顔ですなぁ。
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月23日 21:26
こんばんは

キマは右も左も分からない私ですが、右と左のはねの裏を揃えてみせていただけるのは感謝です。
Posted by カトカラおんつぁん at 2010年06月23日 23:31
カトカラおんつぁんさん
 はいよ、こんばんわぁ〜
 そうなんです、キマリンの翅裏って、厳格に比較すると、ほとんどの個体がシンメトリックではないことが分かります。
 不思議な蝶ですなぁ〜
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月24日 00:00
いつもながらうらやましく拝見し、参考にさせてもらってます。こちらも頑張ってるんですが、微妙に画竜点睛を欠いていたりで、この蝶の難しさを痛感しているところです。羽の痛みは表の方が顕著なんですね。真上からまともに拝めたことがないので、初めて知りました。(笑)
Posted by ma23 at 2010年06月24日 02:35
ma23さん
 深夜にコメント、有り難うございます。
 なかなか「画竜点睛」と叫べないのが難しくて、また、次への挑戦心につながって、逆に良いのかもしれません。
 羽化直でない個体は、あの飛び方ですから、すぐに擦れてしまいます。しかし、新鮮な個体でも、尾突の先が1つ欠けている個体が多いような気がします。
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月24日 06:36
60mmマクロ、なかなかの写りですね。被写体に接近する危険性がありますが、この蝶、吸蜜中、テリ張り中は数cmに近づいても逃げませんものね。旬が短い蝶であること、写真を見てよくわかります。
Posted by ノゾピー at 2010年06月24日 21:17
やっぱ、いつ見てもどの個体もキマはええなぁ〜〜〜
Posted by 山キマ at 2010年06月24日 21:31
ノゾピーさん
 はいな、吸蜜orテリ中は近接撮影らくちんです。
 60mmだと寄り過ぎるぶん、被写界深度が浅くなるので、100mmでちょっと離れて描写したほうがえぇかなと、60mm試してみて分りました。
 いずれにしても、良い位置でのテリを見つけると、コンデジ1個あれば十分に描写できますね。
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月25日 05:57
山キマさん
 ご登場、有り難うございます!
 「専門家」の皆さんにもお楽しみいただけますよう、1個体について、左右翅裏をきちんと押さえておりますよ。
 翅表のブルーがとっても地味な京都市街地のキマリンばかり撮っていると、そろそろブルーの大きな翅表も撮りたくなってきましたねぇ〜
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月25日 05:59
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