2010年06月07日

播磨再訪(2010年6月5日)

 過日、長野県への撮影遠征時にS師匠にお目にかかったところ、「蝶の発生が遅れ気味でフライングするシーズンは、どこかで同じ被写体を2週続けて撮りに行って撮影スケジュールを調整すると良いよ」ってお聞きして、なるほどと思いました。
 ってことで、1週間前に訪れた兵庫県のヒメヒカゲ、実は♀撮影狙いだったのですが、完全にフライングでありまして、2週続けての訪問です。

 今回は時期は良いようです。まずはウラナミジャノメが出迎えてくれました。翅裏をきちんと描写しておきましょう。

100605-01.jpg100605-02.jpg 私は詳しくないのですが、これは西日本型?の波目なのでしょう。静岡が東限になるのかな。関東地方の方はこの蝶は縁が薄いのではないかな。大切に撮っておきました。

 以下、お目当てのヒメヒカゲ♀の描写です。
 
100605-11.jpg100605-12.jpg なんと言っても♀は、後翅に続けて前翅裏面亜外縁にもくっきり現れる銀帯を綺麗に表現したいですね。

100605-13.jpg MAX新鮮なヒメヒカゲ♀が撮れました!これ以上新鮮な個体はいません。「新鮮さを担保する根拠」も写し込んでおきました。羽化後30分くらいの感じですね。

100605-14.jpg 交尾個体も1ペア遭遇です。なお、写真を掲載した4♀は、いずれも別個体です。
 ♀は翅裏の色は♂に比べるとやや淡く、仮に、♂の翅裏の色を「益荒男」と表現すれば、♀のそれは「手弱女」と表現できるのではないでしょうか。(難読漢字クイズか?)

 ピーカンのお天気、あまりに暑いので昼前には撮影を切り上げ、午後の活動に備えて昼食&仮眠です。

100605-31.jpg 場所は定番でお気に入りの山陽道の権現湖PA(上り線)でございます。このPAは、ウェルカムゲートがありまして、一般道に駐車して、PAに出入りできます。

100605-32.jpg それに、このPAの「とん太」のラーメンは最高に美味いです。今回は「赤コク味噌ラーメン(\680)」にしておきました。

100605-33.jpg 昼食後、自動販売機で復刻堂「大怪獣レモネード」を買ったら、大好きな「ダダ」デザイン缶が出たので、記念にお持ち帰りです。ウルトラ・マニアの方には分かっていただけるでしょうが、ビーカーの置かれた机上に書かれた「SOS DADA」の文字を夢見て1時間ほど仮眠です。(笑)

 午後は、ウラゴマダラシジミの観察・撮影です。実は、今シーズンからウラゴの観察・撮影にはまってまして、のめり込みそうです。どんな時にどんな場所で開翅するのか・・・やはり自分の目で確認するのが基本でしょう。結局、活動開始から終了まで観察し続けました。こちらは、またの次の機会に書きましょう。
posted by kenken(管理人) at 20:06| Comment(28) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おおっ、DADAをゲットされるとは、何という引きの強さでしょうかぁっ(爆)!いや、素晴らしいです。
それと、「ラーメン とん太」、耶馬渓方面で何店かあるのですが、同じ店かな?全国チェーン店なのかな?「赤コク」はなかったような気がしますが、ネギ味噌ラーメンが美味しかったような記憶が・・・。
って、蝶の画像の美しさは他の人にお任せしましょう。
私は「綺麗ぢゃ・・・」としか言えませんので・・・(笑)。
Posted by nomusan at 2010年06月07日 21:15
ウラナミって見れば見るほどにシブ味のあるチョウですね。
裏面はいくら眺めていても飽きることがありません。

ヒメヒカゲもやっぱり裏面。特に銀帯はまさに白眉です。
♀だけにここの銀帯はまさにラメのアイシャドウという感じですね♪
Posted by 深山葵 at 2010年06月07日 22:05
こんばんは。
これはまだ見ぬチョウです。果たして私は対面することが出来るのでしょうか。羽化後間もないという蛹も一緒に写った写真にも感心しましたが、なによりこのチョウ自体の独特な色合いの美しさに感動しました。
Posted by maximiechan at 2010年06月07日 22:28
こんばんは
実は自分も同じ日に父と兵庫県の某所でヒメヒカゲを撮影していました。
9時くらいから御二人で立ち話された後、斜面を上がって来られたカメラマンを見かけたのですが、もしやkenkenさんですか!?
Posted by hyria at 2010年06月07日 22:56
ウラナミジャノメとヒメヒカゲ、こちらではなかなか撮影できない蝶なので、一緒に撮影できるなんて、うらやましいです。しかし、ヒメヒカゲの雌の銀の縁取りはきれいですね。今年も長野まで撮影に行きたくなりました。
ウラゴマダラシジミの開翅時間帯も楽しみにしています。
Posted by cactuss at 2010年06月07日 23:40
ヒメジョオンなどに来ている半開のウラゴマダラシジミ。これを逆光でやや下からあおるように撮ると、翅裏が白ではなく、まるで翅表か? と思えるほどみごとに透けて見えます。このカットを数年前に偶然撮影しました。とても美しいですよ。
Posted by 久保田 at 2010年06月08日 07:06
おおっ、綺麗な“たおやめ”さんですね、

抜け殻コラボは、羽化直後の証。
宜しいなぁ。
このようなシーンを、撮影したいものです。
…他種で、撮影して、帰宅して確認したら、
 偶然写り込んでいた事は有りました。



ダダのレモネード、お味の方は如何でした?
Posted by Rhetenor at 2010年06月08日 10:38
ヒメヒカゲもこちらとは随分環境が違うようですね。
出身の東海地方でも随分減ったそうなので、ウラナミジャノメの季節には一度覗いて見たかったですね。
しかし新鮮で綺麗な個体ですね。
Posted by kmkurobe at 2010年06月08日 11:25
nomusanさん
 実は初めて買ったのですが、何が出るかと思ったらダダでした。デザインは全部で9種類とな。そのうち、ダダ以外の My Favorite はメトロン星人とニセ・ウルトラマンですわ。

 「とん太」って、結構多い名前かも。岐阜県の瑞浪インター辺りでも同じ名前を見たような。チェーン店かどうかは不明ですが。

 「綺麗ぢゃ・・・」その一言で充分すぎます。有り難うございます。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月08日 12:39
深山葵さん
 いずれも貴兄好みの渋めの蝶でしょう。
 ウラナミって、実に不思議な裏面ですもんね。あまり見つめると目がぐるぐるしそう。(笑)
 ヒメヒカゲは後翅の白帯と周囲の銀帯にシビれます。
 毎年撮りに行きますが、本当に飽きませんし、もっと綺麗に表現できるのではないかと思ってます。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月08日 12:40
maximiechanさん
 コメントおおきにです。
 関東方面の方々には疎遠な種類になりますね。ヒメヒカゲなら長野県でコヒョウモンモドキとセットで撮るとか。
 はいな、うまく蛹を写し込めました。前の週から蛹を見ていたのですが、ちょうど1週間後に羽化して♀でした。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月08日 12:41
hyriaさん
 あっ、それはきっと私です。2人で立ち話ししながら蛹を見守っていて、その後、探索撮影しておりました。
 そ〜ゆ〜と、現地にはお2人連れの方がおられたような。撮影地では蝶に集中しておりまして気づきませず、スミマセンでした。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月08日 12:43
cactussさん
 遠路ですが、また機会がありましたら是非、遠征下さいな。ん、でも、そちらはそちらで、いろんな地元の蝶がおりますし、こちらからは逆にうらやましいもんです。(笑)
 長野県のヒメヒカゲはこちらに比べると質素な感じがして、これまたえぇもんです。是非、銀帯を綺麗に表現してあげて下さい。
 ウラゴ、また書きますが、午後に1回だけ♂が開きました。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月08日 12:44
久保田さん
 ほ〜、そんなカットがありましたかっ!
 ヒメジョンってことは吸蜜しながらの半開翅かなぁ。
 思うに、サツマシジミでもそんなシーンが撮れそうですね。
 覚えておきましょう。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月08日 12:44
ウラナミジャノメの裏面
この写真では、なんとなくマサキウラナミジャノメを連想させていいですね。
マサキにしろリュウキュウにしろ遠く離れているので、この裏面にはあこがれます。
ヒメヒカゲの羽化シーンは素晴らしいです。
これは自然光でしょうか。
Posted by ダンダラ at 2010年06月08日 12:45
Rhetenorさん
 おっ、さすがにサラりとお読みいただきますね。昔、「益荒雄」ってお相撲さんがいたでしょう、そのときに辞書引いて調べたら「たおやめ」が反対語って載ってて、なるほどと思いました。
 この蛹、前の週からありましてね、あまりに羽化しないので、死蛹かと思ってましたが、ふと見たら羽化しておりました。
 ダダ・レモネード、懐かしくて至福のお味でした。(笑)
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月08日 12:46
kmkurobeさん
 兵庫のヒメヒカゲはやや乾燥っぽい草原ですね。一部には湿地もあってモウセンゴケが生えていたりもしますが。というか、本来の湿地周辺のものは、生息地が開発でなくなっているというのが実情です。
 ふさふさした縁毛に白帯と銀帯のコラボ、オレンジはありませんず地味ですが、美しい蝶です。(笑)
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月08日 12:46
ダンダラさん
 コメント、どうもっ!
 そう、そちらからですとウラナミジャノメは「遠い蝶」になりますかな。不思議な魅力のある翅裏です。
 ヒメヒカゲ羽化シーンは「最弱」でマクロリングライトを焚いています。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月08日 13:01
こちらでもシロオビが羽化の時期を迎えています。
しかし、ヒメヒカゲと比べるとじっくりと撮りたい気持ちもさほどでないですね。限られた場所でなくどこにでもいる蝶だからかもしれません。本当は綺麗な紋をしているのですが。
Posted by maeda at 2010年06月08日 17:14
ウラナミ西日本と東日本で違うと言われても波目のどこを見たらいいのか、目が回りそうです。(笑)
蛹と一緒というのはどんな蝶でもいいですが、ヒメヒカゲというのは贅沢ですね。
どちらの蝶も年に一度行けるかという場所なので、時期を選べません。スケジュール調整とは贅沢です。ところで、今週末の天気は微妙ですが、長野南部の蝶は発生しているでしょうか?(^^;
Posted by BANYAN at 2010年06月08日 17:45
それじゃ、私もひとこと、きれいじゃ!!って、ふざけるのがためらわれるほどのきれいな写真でっす。
Posted by カトカラおんつぁん at 2010年06月08日 21:19
maedaさん
 シロオビはそんなにいるのですね。まだ、ちゃんと見たことがありませんが・・・本州に住む者には、その白帯は魅力的です。
 ヒメヒカゲは、高校生の頃は、自転車に乗って近所の山によく見に行ったもんです。今ではいませんが。
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月08日 22:04
BANYANさん
 私もね、関東と関西の区別がつきません。ひたすら目が回るだけですが、周り度合の差でわかるかも。(笑)
 はいな、確かに贅沢なスケジュール調整ですね。というか、先週は♀にはフライングでしたわ。
 長野県、蝶の発生は遅れていますね。ズバリ、まったく分かりません。案ずるよりは行くが易しってところでしょうか。NULLでも立派な記録かと。
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月08日 22:07
カトカラおんつぁんさん
 有り難うございます!
 ダダのピンクのおめめ、そんなに綺麗ですかっ!・・・なんてふざけてみたりして。
 写真、純粋にお褒めにあずかり光栄です。微妙に補助光使って表現しています。
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月08日 22:09
同じ日に別のポイントに行きましたが、ウラナミジャノメはいたものの、ヒメヒカゲは1匹も見られませんでした。草原というより低木林みたいな感じになってきたのでポイント消滅かも知れません。
Posted by furu at 2010年06月09日 01:16
furuさん
 ご無沙汰いたしております。むむっ、貴兄らしく、ちょっとひとひねりしてみられましたね!
 う〜ん、そうですか・・・日本の草原って、たいていは放っておくと森林化していきますよね、そして生態系が変わっていく・・・そういうことなのでしょう。
 コメント、有り難うございました。
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月09日 07:15
昨日、東海地方の生息場所を見て来ました。♀は新鮮でしたが♂はダラダラ発生だったようで飛び古した個体と新鮮な個体が混ざっていました。交尾や疑似産卵行動などが見られました。ウラナミジャノメと混生している地域なのですが、そこではウラナミは見られずじまいでした。そちらと違って両種の発生時期に違いがあるような気がします。もっとももともと個体数も少ないのですが。。
Posted by clossiana at 2010年06月10日 08:16
clossianaさん
 ご無沙汰いたしております。コメント、おおきにです。
 おっと、東海地方に足をお運びでしたか。♀は出始めで、♂は最盛期で新鮮&スレのダラダラ発生推測ってところですね。ウラナミは未発かもしれませんね。
 私の感覚では、ヒメウラナミ→ヒメヒカゲ→ウラナミって発生順かなと。
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月10日 19:26
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