2010年06月01日

妻の誕生日(2010年5月29日)

 この日は妻の誕生日。兵庫県神戸市内の妻の実家に妹夫婦も集合してお祝いの乾杯するという「イベント」に参加です。

100529s1.jpg100529s2.jpg こ〜んな感じで乾杯です。私は車での訪問なので、ノン・アルコール・ビールです。おうちで出前の寿司を食べると、なんだかリッチな気分になれますね。(笑)

 ところで、私は、「あ〜、イベントに先だって、ちょっと寄るところがあるので、早朝からお出かけして現地集合しますわ。帰路は車に積んで帰りますしね。」ってなことで、夕刻のイベントまでの間、ヒメヒカゲの生息地を訪れておりました。

 長野県、愛知県など、ヒメヒカゲの主たる生息地では採集禁止の方向にありますが、兵庫県でも同じです。数年前から主たる生息地には、土地所有者(市)、地元町内会の名前で「動植物の採取禁止」の看板が掲げられております。
 当地では、地元の方々の手によって、ヒメヒカゲをはじめとして貴重な動植物の生息環境保全のための草刈りや個体数調査も行われていて、良好な生息環境が保たれています。
 採集派の方も、撮影派の方も、ヒメヒカゲの保全活動にご協力よろしくお願いします。


 さて、ヒメヒカゲ、毎年撮っていますが、次の点で撮ることの難しさを感じます。
・背景をボカしながらも翅裏全体を漏れなくピント合わせて撮るには、下草の遮り、翅とレンズの厳密な平行度に悩まされる。
・太陽光下で翅の色を実物どおり自然な感じで正確に表現するには補助光の要否に悩まされる。
 当日の写真を何枚かお目にかけましょう。

100529h-1.jpg100529h-2.jpg

100529h-3.jpg うん、この3枚目の写真が、最も忠実に翅裏の色を表現しているのではないかな。標準より4段階弱めにしてディフューザー付けてストロボ焚いています。

100529h-4.jpg 開翅も撮ってみました。尊敬するマイ師匠のS氏、最近、ヒメヒカゲは撮影されておられない。ヒメヒカゲの撮影は「老後の楽しみ」にとっておられるのだと思うのですが、師匠ならきっと次のようにコメントするでしょう。「弱めにストロボを焚いたら感じ良く撮れた。だが、茶色一色の蝶は、僅かな傷でも目立ってしまう。」

 この日の走行距離265km。妻の誕生日祝いの出前寿司、ひらめと穴押しが抜群に美味かった。
posted by kenken(管理人) at 20:30| Comment(16) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
目玉多いですね。
ディフューザーや調光補正
こだわり抜いてますね。
私は横着で自然光ばかり頼ってしまいます。
今年は師匠やS大師匠に
デーライトシンクロ教わったので
ゼフで挑戦しようかと思ってます。

家庭サービスと両立大切ですね。
Posted by 蝶山人 at 2010年06月01日 21:02
そうか、兵庫県の姫日陰も出始めですよね。私外部ストロボは所持していませんので、やはり、ノンストロボに拘りたいタイプでしょうね。半分負け惜しみですが。2枚目は雌個体でしょうか?今年も早そうですね。しっかりと保全メンバー頑張っているのかしら?
Posted by ノゾピー at 2010年06月01日 21:50
お寿司もさることながら、やっぱヒメヒカゲの写真のきれいさに口をあんぐりの私でした。

光の回り方など細かいことはよく分かりませんが、個体そのものも新鮮できれいです。縁毛がびっしり生え揃ってますね。

穴子の押し寿司のことを穴押しって言うんでしょうか。
こちらでは、さっとあぶった穴子の裏にわさびをつけたのが出てきますが、旬の時期に食すると美味です。
Posted by カトカラおんつぁん at 2010年06月01日 22:41
蝶山人さん
 まいどです。この日は宴会がメインです。(ホンマか?)
 そうかっ、この辺りの産地のものはこんな眼状紋数ですが、多いめですね。
 写真、いろいろ試しておりまして、日光下でも微妙に補助光入れると綺麗に表現できますが、弱めでないと、実際の色が表現できないですわ。
 日中ハイスピードシンクロ、お試しあれ。
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月02日 06:57
ノゾピーさん
 いえいえ、本来はノンストロボで表現したほうが自然な色がでるでしょう。その際、いかに、順光で撮れるかが決め手になりますが、かんかん照りの順光ですと、逆に妙な色あいになったりして難儀したりします。

 この日も、ネットを持った人間が現れたので、すかさず歩み寄って声かけしたところ、マーキング調査に訪れた地元の保全活動のメンバーで、安心いたしました。毎日、どなたかが調査に訪れられているようで、「密猟者」には目を光らせておられます。
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月02日 07:06
カトカラおんつぁんさん
 そう、「穴押し」って、穴子の押し寿司のことなんです。私はいつも、こう呼んでいます。(笑)こちらでは、甘い醤油タレがついていますが、焙ったものをつまみで食べる際はワサビ醤油がよろしいですね。自宅では、ワサビ醤油で食べております。

 ヒメヒカゲ、飛翔は弱いですが、下草に邪魔されたり、背景がごちゃごちゃしたりで、翅全体をジャスピンでばっちり表現するのはなかなか難しいもんです。縁毛のふさふさ感えぇでしょう!
 お褒めに預かり光栄でございます。
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月02日 07:13
奥様のお誕生日、おめでとうございます。

ファミリー・パーティの楽しげな雰囲気が
伝わってきましたよ。
貴殿はノン・アルコール・ビールで、
ちょっと物足らないかも知れませんが、
その補正の為の(?)フィールド・カップリングは、
効果絶大でしょうね。

で、ターゲットが、茶一色となっ。

毎年撮っておられるという事は、
思い出の“かの地”でしょうか?
保全活動の方々に誤解されたくないので、
近年は敬遠しておりますが、
良い所でしたよね。

ストロボを焚いているのに、
裏面の銀帯がギラついていないのは、
ディフューザーのお陰でしょうか?
…見事な画像ですね。



ひらめと穴押し、大好きです。
穴子は板さんの技が顕著に表れますよね。
Posted by Rhetenor at 2010年06月02日 10:59
蝶の保護活動は大変ですね。先日、オオルリシジミが放蝶されている国営公園に行きました。きれいに整備された一角に食草クララが集中して植えてあり、仰天しました。これでは幼虫は天敵などにやられてしまいます。せめて、公園の端の草地に点々と混ぜるように植えるぐらいの配慮はできないものか? と思いました。それとも別の意図があるのでしょうか??? いまだに謎です。
Posted by 久保田 at 2010年06月02日 11:23
楽しげなご様子が目に浮かぶようです。
奥様のお誕生日まことにおめでとうございます。

ヒメヒカゲに限らず種の保護(採集禁止等)だけでは、片手落ちだということを社会全般がようやく認知して来たことは喜ばしい限りです。

どのショットも甲乙つけがたい名作揃いです。このチョウはやっぱり裏面がアピールポイントだということは否めませんね。
Posted by 深山葵 at 2010年06月02日 12:19
うーんなるほどね。
この開翅、羽と触角、双方にピントをあてるのは至難ですね、ぴたっと来ていますね。無地の蝶は自然光でも朝日、夕陽でまるで色彩が変わって見えますね。
なかなか補助光までは・・・・・勉強しなくては・・・・
Posted by kmkurobe at 2010年06月02日 14:39
Rhetenorさん
 コメント、有り難う〜 おめでたい歳でもないのですが・・・(笑)
 このキ○ンのフ○ー、結構はまってます。撮影帰りに、おつまみかじりながら、がぶ飲みして運転してます。(笑)

 思い出の「かの地」、今ではもう見かけませんね。貴兄がお持ち帰りになったのが最後の記録かも。大切にしてやって下さいませ。

 ディフューザー付きでマジ弱めにストロボ焚くと、えぇ感じです。1枚目、2枚目は若干強め、3枚目がベストな補助光量かと思います。おっしゃるとおり、実は銀帯が最も丁ねいに表現すべき部分でしょう。

 あっ、私もね、穴子大好きで、つまみするなら、まずはあぶってもらいます。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月02日 16:53
久保田さん
 おっと、訪問されましたか・・・不思議な公園ですよね。
 植栽されているシロツメクサで吸蜜なんて、違和感のある絵に出くわしたのではないでしょうか。
 人間も自然の一部と考えれれば、あれも自然か・・・ちょっと無理がありますね。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月02日 16:54
深山葵さん
 愚妻への祝いのお言葉を頂戴し、恐縮です。
 私も何度も書いていますが、採集抑制は環境維持とセットでなければ意味がありませんよね。
 写真、まいどお褒めにあずかり、光栄です。
 翅裏の銀帯、これの表現がポイントですかな。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月02日 16:55
kmkurobeさん
 コメントどうもっ!
 このコントラストのない茶色一色の蝶はピン合わせに難儀しますわ。今シーズン、マクロレンズを、TAMRON 90mmからCANON 100mmに変えたので、気持ちピン合わせが早く正確になったような・・・写真がえぇのは、腕ではなくて、レンズのおかげかなと。(笑)

 できるなら、クモツキなんかも補助光使って撮ってみたいなと思う、今日この頃です。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2010年06月02日 16:57
出前の寿司、もう長いこと(20年近く)食べていません。相当な祝い事でもない限り、我が家では楽しめそうもないです。

ヒメヒカゲにしてもどの蝶でも同じと思いますが、薄曇りの天気が一番良い様に思います。そんな天気の元、緩くフラッシュ焚くと良いのかもと思っております。
Posted by maeda at 2010年06月02日 17:37
maedaさん
 おっと、もう20年近くですか・・・そういうと、我が家でもそうですねぇ。妻の実家では、なにかの機会で集まるたびにとっていただいておりまして、感謝、感謝といったところです。

 そう、ピーカンの直射日光下ではえぇ色が出ませんね。雨の降らない曇りがベストでしょう・・・って贅沢な・・・なかなか思うような天気には恵まれません。ん、でも、ヒメチャはお天気に恵まれたのではないでしょうか。
Posted by kenken(管理人) at 2010年06月02日 19:25
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