ここのところ仕事が忙しく、亀ブログ更新状態です。(笑)
さて、先週末は、ゼフィルスたちと戯れようと、北陸遠征してきましたが、今年は不作なのかなぁ〜、それとも前回記事同様に撮影センスがないのかなぁ〜あまり良い写真は撮れませんでした。


毎年チャレンジしているヒサマツ君、独特の金緑色に超長い尾状突起とその先端の白が最高なんですが、いかんせん、遠い位置に、しかも一瞬だけのテリでした。腹をくくって崖を登って斜め上に回り込んだ際には、もういませんでした・・・(大涙)


ヒサマツ君がテリを張る時間帯には雲がかかって暗くなってしまいました。こういう天気になると、エゾ君がテリ張ってくれます。やはり、おりました。ヒサマツ君もこんな位置でテリ張ってくれるとえぇねんけどなぁ〜
てなわけで、今回、ゼフィルス撮影はいまいちの結果でしたが、印象に残る「蛾」を2種撮影することができたので、お目にかけましょう。

カエデにミスジチョウを探していると、ミスジチョウよりひと回りくらい大きい美麗な蛾がとまっていました。初めて見る蛾で、種名は不明です。どなたか種名がお分かりであれば、ご教示下さい。

こちらはヒトツメカギバですね。なぜ種名が分かるかって?実は、この蛾を見た瞬間に、30数年前の中学生時代に購入した「日本昆虫分類図説」という図鑑のカラープレートを思い出したからです。10代の頃の記憶は、今でも実にクリアで、消えないもんですわ。


その図鑑、探してみると、ちゃんと今でも家にありました。この図鑑を持っているのは、私が元オサムシ屋だった証明でもあります・・・って、書いてもオサムシ屋以外の方には分らんやろなぁ〜(笑)
特定のゼフィルスを狙って出かけても、どうも慣れないことをするとあきません。簡単には、えぇ写真は撮れないもんです。この日の走行距離609km。
次の撮影は、ゼフィルス以外にしよう・・・
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最初の蛾は、「キマダラオオナミシャク」と分りました。メールでご教示いただいたTさん、有り難うございました。(2009年7月3日 追記)
posted by kenken(管理人) at 19:52|
Comment(14)
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蝶
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同感です。杉峠・・。懐かしい響きですねぇ〜。
小生も3〜4度通いましたが、ベテラン採り屋さんがゲットされたヒサマツをパラフィン紙越しに眺めただけ・・。
ゼフは蒜山、鏡ヶ成のモドキ・ウスイロの駄賃として横手道あたりでよく観察しました。写真もそうですが、太陽光を浴びて一瞬まばゆいばかりに光り輝く♂の表翅を眺めると夏が来たことを実感します。
私は数分で足がふるえてギブアップいたしました。
S氏とのおーおきな違いを痛感いたしました。
KENKEN氏も無事で良かった・・・・・
中高生の頃、いろいろな方の採集記録を見る度に、どんな所か想像したものです。そのうちに足を運びたい場所ですね。
特に現在もチャンスあるようですから。
証拠写真でもいいから撮りたいですが、今年は課題の消化もしなくてはいけないし、不作ということらしいので、来年回しになりそうです。
当時は、まさに「珍品中の珍品」でしたね。私の図鑑には、「食草:不明」ってなってました。また、「極めて稀」なんて文言にもしびれましたね。
おっと比良山、懐かしい響きです。中学生の頃、初めてヒサマツを「採った」のは比良山のロープウェイを降りて直ぐのところでしたよ。
今も杉峠がヒサマツのポイントであることには変わりありません。
車で45分程で杉峠です。「採る」自信はありますが、現在は、「翅表を撮る」ことに興味があり、これはなかなか杉峠だと難しいですわ。
腹をくくって登りました。こういう時のために、オン・シーズンはダイエットしてまして、現在、最も太っている正月に比べて6Kg減で体が軽いです。
しかし、ヒサマツ撮影には「運」も大切な要素です。
初めて野外で遭遇した「初球」のV字を見事に描写した貴殿には「運」を感じますね。
杉峠は、拙宅から車で45分もあれば着きます。もちろん今でもヒサマツは飛んでいて証拠写真なら撮れるでしょう。
撮影遠征して「ハズレ」を食らうよりは、地元でNEW撮影ポイント開拓しても良いかなと考え始めました。
今年は日本海側のゼフィルスは不作だと聞いていましたが、何事も自分の目で確かめるべく行ってきました。
不作は事実でしたね。(涙)今年のヒサマツ君狙いはこれでやめておきます。
ダンダラさんも、来年以降の課題にされたほうが良いでしょう。
こんばんわ〜
ヒサマツ撮影は運が要りそうです。「目撃」レベルが続いています。
エゾは、良い位置でテリを張ってくれるので楽ちんです。ゼフは、一度テリ張り場所が分かれば、たいていそこへ来るので狙えますが、ヒサマツは見上げてばかりのところで首が疲れます。(笑)
ご無沙汰しています。今年、ヒサマツには3回通いました。20日と26日には、Sさんにも現場で会いました。初対面でしたが、数々の装備品で容易に同定。
結果は、20日と26日に雌をマクロで撮影。雄は26日崖を少し登り、テリの最中の個体を撮影しましたが、結構スレていて証拠写真程度のできでした。良い画は来年の楽しみです。
コメント、有り難うございます。
7/3夜〜7/6朝まで、撮影遠征していまして、お返事遅くなってすみません!
Sさんから聞きましたよ。3回出撃ですね!
私は、毎年ワンチャンスにかけていますが、なかなかお天気がフィットしませんわ。まあ、梅雨ですし、しょうがないですね。
来年は遭遇するかも?よろしくです。