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【追補】琵琶湖の南に・・・(2008年7月20日)
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東京、日帰りしてきました。(2008年12月13日)
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2008年12月10日
母校の蝶類研究会(その2)(2008年11月22日)
11/22(土)、母校の蝶類研究会の「蝶類展」を訪れた
5つ前の記事
の後編です。この日、私の目にとまった標本を数点撮影してきましたのでUPしておきましょう。
和歌山県産らしいクロツバメシジミですが、ちょっとわけありな斑紋の標本を2つみつけました。
ギフチョウです。右後翅の橙斑が割れとりますな。大阪府内の有名なお山の個体です。
こんなツバメシジミを生きた姿で撮ってみたいですね。開翅シーンで翅表と翅裏を同時に撮れたら、涙ちょちょぎれるでしょう。
私、現在は「撮り屋」ですが、元々は「採り屋」でした。ついつい、ミーハーな所に目が行ってしまいますが、たまには標本を見るのもえぇもんです。
【関連する記事】
ギフチョウの初見日予想2021
最近のkenken(昨シーズンのB級ショットから)
迎春2021
posted by kenken(管理人) at 20:07|
Comment(14)
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蝶
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この記事へのコメント
お? お酒以外で一番乗りは久々かな(笑)?
>たまには標本を見るのもえぇもんです。
御意!にございます(笑)。
ギフの橙斑が割れてるのは、翅脈とは関係なく割れているのですか?
Posted by
nomusan
at 2008年12月10日 20:52
ツバメは時々こんな斑紋が出るようですね。
私自身は出会いがないですが。
Posted by maeda at 2008年12月10日 20:54
nomusanさん
おぉ、久々の1番乗りですな。Thanksです。
御意、御意、貴殿のリュウムラ標本もえぇもんです。
このギフ、翅脈とは関係なく分割に見えました。
とっても不思議な感じですね。
過剰翅脈で、橙斑と共に青斑も多くなるのありますよね。
Posted by kenken(管理人) at 2008年12月10日 21:52
maedaさん
ツバメの変わった個体って、いろんなのあるようです。
橙が黒になってるのもあったかな。
ツバメ、ワンツともども逃さず撮影していますが、ノーマル・タイプばかりです。
Posted by kenken(管理人) at 2008年12月10日 21:56
おやっ、このクロツ、兄弟かな?
ギフの紋割れ、過剰翅脈というより、
翅脈の枝分かれで生じている様に見えるのですが、
部分的な枝分かれもなかったのでしょうか?
凄く気になったりします。
このツバメ、実は、昨年に撮影しました。
同じ個体に目が行ってしまった様ですね(笑)。
ちなみに、♀と表示されてました。
・・・コメントに画像は貼れないみたいですね。
Posted by
Rhetenor
at 2008年12月11日 12:01
Rhetenorさん
まいどです。
クロツはおそらく兄弟かな。後翅の翅脈が少なめで、先祖帰りと言われている個体ですね。
ギフねぇ〜、画像拡大して見ても翅脈がはっきりとは確認できませんでした。実際は細い枝分かれがあるのかもしれませんが・・・
な〜に、こちらも、また来年展示されるでしょう。(笑)
ツバメ、さすがによくご記憶で!昨年も展示されてましたね。そうです、静岡産の♀ですわ。実は、クロツと同じ箱に入っていたりしました。
某SNSでの画像の同時並行送付、ありがとさんですぅ〜
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2008年12月11日 12:17
うん、うん。
「採り屋」の気持ち・・。小生も同じです。
さて、このギフ。いわゆる「レ点ギフ」の系列ですね。金剛山系に特に多く見られるようです。最近、葛城山では保護活動が盛り上がって、少しずつですがまた個体数が復活しつつあるのは喜ばしいことです。
Posted by 深山葵 at 2008年12月12日 12:05
深山葵さん
いきなり撮影から蝶と付き合い始めたって人は、ほとんどおられないでしょう。まあ、デジカメの発達した最近ならありうる話ですが。
おっと、「レ点ギフ」という俗称があるのですな。この個体は大阪といっても葛城方面ではなくて、北摂方面の個体です。
葛城はねぇ、なんだか「採り子」みたいな素人が採ってる場合もあって、嘆かわしいですね。採集圧で個体数が減るようなら、自然公園法で採集規制も必要かもですね。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2008年12月12日 15:24
これは失礼! アッチの方でっか(恥)。
ちとフライングしてしもたぁ〜(汗!)
思い込みってアキマへんなぁ〜・・。
「レ点ギフ」は元T研関係者のN氏の命名らしいです。
葛城は「規制外」ということもあって、『闇のメッカ』になっているとも聞きますねぇ〜。奈良市と奈良県は別やけど「遷都1300年」で浮かれている場合ではないと思うンやケド・・。
Posted by 深山葵 at 2008年12月12日 15:53
深山葵さん
いえいえ、気にせず、ドンドン書いて下さいよ。
北摂は、有名な「K山型」のお山です。
葛城は、まだ山自体が大きいので容量がありますが、紀伊半島タイプの個体で採集可能なのは、ここくらいなので採集者が集中しますね。ロープウェイの運行を午前中休止すると、結構な採集規制になったりしますが。
採れたて・・・とかキャプションついて某オークションに出品されるのは、見ていて情けないですわ。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2008年12月12日 17:17
>採れたて・・・とかキャプションついて某オークションに出品されるのは、見ていて情けないですわ
この点確かに・・・・下手人はおそらく「青レンジャー」ですわ。
しかし、「保護活動」のほうも賛同できるようなものではなさそうです。飼育品とみなされやすい「リング型」の系統を増殖して放蝶する計画なのだそうです。情けないことにそれに某大学が関わっているようです。
また、そのグループは奈良県のオオムラサキの分布しない地域に放蝶・放幼虫を繰り返しています。また、奈良県川上村上谷のギフチョウを保護にかこつけ累代飼育するといって全卵採集し去り、結局は飼育に失敗したようで絶滅させてしまいました。それを「農薬散布のせい」と責任転嫁しています。
Posted by LEGACY2.0GT at 2008年12月13日 07:12
LEGACY2.0GTさん
そうそう、通称「青レンジャー」が絡んでいるのではないかということでしたよね。私、葛城現地には行ったことがないのですが、京都の大文字山では、全身青装束の「青レンジャー」を目撃しました。その時は、思わず笑いましたね。
いわゆる「保護団体」には、なかなか放蝶・放虫の短所が理解してもらえません。事実をきちんとつかんで、粘り強く理解を求めるしかないようです。ギフチョウにオオムラサキ・・・各地の放蝶・放虫の話しを聞くと、寒気がしてきます。
LEGACY2.0GTさんには、「釈迦に説法」になってしまいますが、このブログをお読みの皆さんに私見を述べさせていただきますと・・・
蝶の保全活動は、まずは生息環境維持からです。放蝶・放虫は本当に最後の最後の緊急避難的な手段です。
たとえ同一産地の個体の放蝶・放虫であっても、飼育したものを放すということは、野外では成虫になれなかった、本来は自然淘汰されるべき弱い遺伝子の個体を成虫にまで育てて放しているという可能性があり、それは、個体群全体を弱くしている危険性があるのです。これをよく理解しておかねばなりません。
他地域の個体を放したり、元々生息していない地域へ放したりするのは論外で、真の保全活動ではありません。
Posted by kenken(管理人) at 2008年12月13日 09:35
↑ That's right! まさにKENKENさんのおっしゃる通り。結局は自然保護とペット愛護を混同しているようなところがありますネ。かような正論でマスコミも真の環境保全を啓蒙して欲しいものです。
Posted by 深山葵 at 2008年12月13日 16:00
深山葵さん
ご賛同いただき、有り難うございます。
でもね、悪意なく、良かれと信じ込んで放蝶している人もいるんですよねぇ〜なかなか理解してもらえないですし・・・地道な活動しかありません。放蝶のガイドラインみたいなものを作る必要がありますね。
Posted by kenken(管理人) at 2008年12月14日 01:02
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>たまには標本を見るのもえぇもんです。
御意!にございます(笑)。
ギフの橙斑が割れてるのは、翅脈とは関係なく割れているのですか?
私自身は出会いがないですが。
おぉ、久々の1番乗りですな。Thanksです。
御意、御意、貴殿のリュウムラ標本もえぇもんです。
このギフ、翅脈とは関係なく分割に見えました。
とっても不思議な感じですね。
過剰翅脈で、橙斑と共に青斑も多くなるのありますよね。
ツバメの変わった個体って、いろんなのあるようです。
橙が黒になってるのもあったかな。
ツバメ、ワンツともども逃さず撮影していますが、ノーマル・タイプばかりです。
ギフの紋割れ、過剰翅脈というより、
翅脈の枝分かれで生じている様に見えるのですが、
部分的な枝分かれもなかったのでしょうか?
凄く気になったりします。
このツバメ、実は、昨年に撮影しました。
同じ個体に目が行ってしまった様ですね(笑)。
ちなみに、♀と表示されてました。
・・・コメントに画像は貼れないみたいですね。
まいどです。
クロツはおそらく兄弟かな。後翅の翅脈が少なめで、先祖帰りと言われている個体ですね。
ギフねぇ〜、画像拡大して見ても翅脈がはっきりとは確認できませんでした。実際は細い枝分かれがあるのかもしれませんが・・・
な〜に、こちらも、また来年展示されるでしょう。(笑)
ツバメ、さすがによくご記憶で!昨年も展示されてましたね。そうです、静岡産の♀ですわ。実は、クロツと同じ箱に入っていたりしました。
某SNSでの画像の同時並行送付、ありがとさんですぅ〜
「採り屋」の気持ち・・。小生も同じです。
さて、このギフ。いわゆる「レ点ギフ」の系列ですね。金剛山系に特に多く見られるようです。最近、葛城山では保護活動が盛り上がって、少しずつですがまた個体数が復活しつつあるのは喜ばしいことです。
いきなり撮影から蝶と付き合い始めたって人は、ほとんどおられないでしょう。まあ、デジカメの発達した最近ならありうる話ですが。
おっと、「レ点ギフ」という俗称があるのですな。この個体は大阪といっても葛城方面ではなくて、北摂方面の個体です。
葛城はねぇ、なんだか「採り子」みたいな素人が採ってる場合もあって、嘆かわしいですね。採集圧で個体数が減るようなら、自然公園法で採集規制も必要かもですね。
ちとフライングしてしもたぁ〜(汗!)
思い込みってアキマへんなぁ〜・・。
「レ点ギフ」は元T研関係者のN氏の命名らしいです。
葛城は「規制外」ということもあって、『闇のメッカ』になっているとも聞きますねぇ〜。奈良市と奈良県は別やけど「遷都1300年」で浮かれている場合ではないと思うンやケド・・。
いえいえ、気にせず、ドンドン書いて下さいよ。
北摂は、有名な「K山型」のお山です。
葛城は、まだ山自体が大きいので容量がありますが、紀伊半島タイプの個体で採集可能なのは、ここくらいなので採集者が集中しますね。ロープウェイの運行を午前中休止すると、結構な採集規制になったりしますが。
採れたて・・・とかキャプションついて某オークションに出品されるのは、見ていて情けないですわ。
この点確かに・・・・下手人はおそらく「青レンジャー」ですわ。
しかし、「保護活動」のほうも賛同できるようなものではなさそうです。飼育品とみなされやすい「リング型」の系統を増殖して放蝶する計画なのだそうです。情けないことにそれに某大学が関わっているようです。
また、そのグループは奈良県のオオムラサキの分布しない地域に放蝶・放幼虫を繰り返しています。また、奈良県川上村上谷のギフチョウを保護にかこつけ累代飼育するといって全卵採集し去り、結局は飼育に失敗したようで絶滅させてしまいました。それを「農薬散布のせい」と責任転嫁しています。
そうそう、通称「青レンジャー」が絡んでいるのではないかということでしたよね。私、葛城現地には行ったことがないのですが、京都の大文字山では、全身青装束の「青レンジャー」を目撃しました。その時は、思わず笑いましたね。
いわゆる「保護団体」には、なかなか放蝶・放虫の短所が理解してもらえません。事実をきちんとつかんで、粘り強く理解を求めるしかないようです。ギフチョウにオオムラサキ・・・各地の放蝶・放虫の話しを聞くと、寒気がしてきます。
LEGACY2.0GTさんには、「釈迦に説法」になってしまいますが、このブログをお読みの皆さんに私見を述べさせていただきますと・・・
蝶の保全活動は、まずは生息環境維持からです。放蝶・放虫は本当に最後の最後の緊急避難的な手段です。
たとえ同一産地の個体の放蝶・放虫であっても、飼育したものを放すということは、野外では成虫になれなかった、本来は自然淘汰されるべき弱い遺伝子の個体を成虫にまで育てて放しているという可能性があり、それは、個体群全体を弱くしている危険性があるのです。これをよく理解しておかねばなりません。
他地域の個体を放したり、元々生息していない地域へ放したりするのは論外で、真の保全活動ではありません。
ご賛同いただき、有り難うございます。
でもね、悪意なく、良かれと信じ込んで放蝶している人もいるんですよねぇ〜なかなか理解してもらえないですし・・・地道な活動しかありません。放蝶のガイドラインみたいなものを作る必要がありますね。