2008年12月06日

【追補】琵琶湖の南に・・・(2008年7月20日)

 1つ前の記事で、琵琶湖の南、年1化7月出現型のウラナミジャノメの開翅写真を掲載したところ、「翅表が白いのでは?」「年1化の特徴か?」とのコメントを複数の方からいただいたので、追補記事を書いておきましょう。

081206-080720.jpg 琵琶湖の南、年1化7月出現型の画像です。(2008年7月20日 撮影)1つ前の記事の画像の直前に連写で撮った画像です。被写体の影からもお分りのように、直射日光が写真左奥から写真右手前方向に射しております。なので、翅が透ける感じで白っぽく写っているとも考えられますね。

 比較検証のため、古い写真をバックアップ・ファイルから探してみました。以下の個体は、京都府山城地方、年2化型の画像です。(いずれも 2003年8月30日 撮影)
081206-030830-1.jpg081206-030830-2.jpg 確かに、上の写真の個体のほうが白っぽく見えますが、こちらの写真の個体には直射日光があたっていないので、両者の見た目の差は光線の加減の範囲内で、個体差はないんぢゃないかと推測しておりますが、いずれにしても、今後、年1化7月出現型の個体の翅表は、注意して見ようと思います。

081206-030830-3.jpg ちょい欠け個体ですが、吸蜜シーンも発掘したので、オマケにUPしておきましょう。
 え〜っと、この可愛らしい花、キツネノ胡麻でしたっけ?キツネノ孫でしたっけ?いつになっても覚えられないkenkenでございます。

 最近、ブログの更新サボり気味ですが、今回は連夜の更新です。えっ、なぜかって?
081206w.jpg 最近、kenken、ワインにハマってるのよねぇ〜(笑)今宵は、既に、BOXワインで魂を解き放っているせいでしょう♪ あぁ、なんだか、文体が変わってきたぞ・・・(爆)
posted by kenken(管理人) at 19:08| Comment(21) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一番乗り?
東下りは有りですか?
Posted by 蝶山人 at 2008年12月06日 19:22
蝶山人さん
 うをっと、早いですね。1番乗りですぞ!
 12/22に仕事で東京出張しそうです。
Posted by kenken(管理人) at 2008年12月06日 19:32
ん〜、光線の加減ねぇ〜。
現物比較しないと難しいですね。

でも、過剰紋は、ハッキリと!
中央の右の画像の後翅前縁に・・・。
この位置って、裏面では大きな目玉なのに、
表面ではなかなか出ませんよねぇ〜。
Posted by Rhetenor at 自宅 at 2008年12月07日 01:24
サケのイキオイ・・、ですかぁ〜〜。
おサケに疎い小生にはどうも・・。てか、年寄りなのでこんな時間に目覚めてしまった・・orz。

たしかに白っぽく見えますが、どうなのかなぁ?
個体変異のレベルなのかも知れないですねえ。

ツマグロ幼虫、何とか持ちこたえてますぅ〜。ヘタに室内に入れると冬場に羽化しそうなので・・。齢数は知識に疎い小生には不明ですぅ〜〜(汗)。
Posted by 深山葵 at 2008年12月07日 03:26
Rhetenorさん
 そう、現物比較しないと難しいですね。標本は、私のところにはありませんが、後輩たちのところにはあるので、聞いてみますね。

 とは言うものの、来シーズンも定点観察に訪れて、今度は、直射日光の当たっていないところでの開翅を撮りましょう。実は、ここの個体の開翅画像を得たのは、今シーズンが初めてでした。

 むふふ・・・さすが、Rhetenorさん、さりげなく載せておいた過剰斑画像、見事に鋭いレスです。こいつね、当時、投稿するにはプチ過剰斑なので、そのまま眠ってしまった画像です。
Posted by kenken(管理人) at 2008年12月07日 08:59
深山葵さん
 ひやぁ、凄い時間帯にコメント、有り難うございます。
 サケノイキオイと言うよりも、サケデ、キオクガ、ヨミガエリ・・・といったところかな。(笑)
 ツマグロ、私も詳しくないですが、終齢ではないハズでしょう。そのままパンジーの根本で休眠して、春になったら休眠から覚めて摂食開翅するのでしょう。ひょっとしたら、真冬でも暖かい日は活動して摂食するのかな・・・そのあたり観察のしどころかもです。
Posted by kenken(管理人) at 2008年12月07日 09:06
確かにアルコールが入ると、ブログアップしたくなりますよね。何でやろう。キツネノマゴが手持ちの図鑑では正しいようです。私も食草の名前いつも間違います。ツマグロキチョウと言えば、カワラケツメイですが、つい最近までカワラツメケイと思い込んでおりました。(笑)
Posted by ノゾピー at 2008年12月07日 10:36
キツネノマゴは子キツネの顔に似ているとか、花穂が尻尾に似ているという説があるようですが、孫はどこから来たの?と言いたくなります。(^^;
Posted by BANYAN at 2008年12月07日 14:25
ノゾピーさん
 アルコールが入ると、突如、過去の記憶が鮮明に蘇ったりします。
 「キツネの孫」でしたね。(笑)
 カワラケツメイは、けつめい茶という健康茶になるので、私の場合は間違えることはないようです。「決明」はハブソウの和名だったようにも記憶しています。
 D90、えぇなぁ。
Posted by kenken(管理人) at 2008年12月07日 15:55
BANYANさん
 なるほど、子キツネの顔に似ている・・・子供の子供で孫ですかな・・・なにか和名の由来はありそうですね。
 以前にもどっちが正しい名前だったかという話題を書いて、ダンダラさんに教えてもらったような記憶があるのですが、正しい名前をまたも忘れていました。今度は覚えておかないと。
Posted by kenken(管理人) at 2008年12月07日 15:58
ひとつ前の記事でふしみやさんに誉めていただきまして、少々遅くなりましたがお礼を述べさせていただきます。

目的もなく近所をフラフラすると、思いがけない変なものに結構あたるものですので、皆さんも珍しいものばかり狙わずに、近所の丘でも歩いてみてはいかがでしょうか。

私もふしみやさんのHPはいつも拝見させていただいています。ふしみやさんのようなパワーのない私には本当に感嘆ばかりです。

ここのウラナミジャノメは生態は変ですが、どんなに見比べても他所のと変わりません。でも、これで変異があったりしたら採集者が押し寄せてしまうので最悪です。どこの産地でも何も変わらないというのがせめてもの救いだと思っています。
Posted by TOGARI at 2008年12月08日 23:07
TOGARIさん、
ご無沙汰しております。ふしみやでございます。

拙ホームページをご覧いただいているとの事、ありがとうございます。
未だ暫く標本撮影とレタッチの話しを続ける予定なので、退屈だとは思いますが、これからもご贔屓に。

それから、「某地域ではツマグロキチョウが造成地に居る」という観察記録。これにも大変驚かされました。
人気種や珍品ばかり狙っている私には、TOGARIさんの行動(某地区のクロシジミなんかも)がとても新鮮かつ、蝶屋としての原点を見る思いです。
そう、TOGARIさんは、最近の私に、最も影響を与えた蝶屋さんの一人なんですョ。

アッ、しもた!ここはkenkenのブログやった。
けど、エエよね、お許しを。
Posted by ふしみや at 2008年12月09日 13:13
重ねてすんまへん。
kenkenさんの「さん」を抜かしてしまいました〜。

かんにんどっせ。
Posted by ふしみや at 2008年12月09日 13:17
 おっと〜尊敬する蝶屋さんお2人がマイ・ブログ上でコメントやりとりして下さるとは、kenken、恭悦至極にございます。

TOGARIさん
 やっぱし、ここのウラナミジャノメ、他地域の個体との違い、感じられませんよね。「白いのでは?」とのコメントをもらってましたが、撮っていて、まったくそんな「違和感」は感じませんでしたし、真夏の直射日光の影響で間違いないでしょう。
 某オークションでも、時々、「○○のウラナミジャノメ」なんて出品を見かけますが、どの地域のものも、みんな同じに見えますし、出品者自体の信頼度で本物かどうかを判断するしかないなぁ〜って思いながら見ています。(笑)

 おっしゃるとおりで、地域や個体ごとに微妙な変異のある蝶・・・ギフ、ゴマ、ヒメヒカゲなんぞは可哀想な蝶ですなぁ・・・なんだか、書いていて悲しい気分になるねっ。


ふしみやはん
 すかさすのご登場、有り難うございます。

> TOGARIさんは、最近の私に、最も影響を与えた蝶屋さんの一人

 きゃあ〜、このお言葉、これは最高の褒め言葉ですな。
 TOGARIさん、読みましたぁ?
 私も、その「一人」に加われるように努力精進しとうございます。

 エェです、エェです。ここには何でも書き込んで下さいな。
 ほんでね、kenkenって気軽に呼んでもらって構いません。
(「はん」くらい付けてもらえると嬉しいかな(笑))
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2008年12月09日 17:14
いやいや、本当にありがとうございます。
最近は仕事が終わるとこの時間なので、レスする暇もあまりありません。

こうやってコメントされますと、来年もなんかまた皆さんがえっ? と思うような変なのを見つけなくちゃと気合が入ります!
Posted by TOGARI at 2008年12月10日 23:32
TOGARIさん
 コメントどうも〜
 仕事、おきばりですねぇ。

 気合を入れていただいてえぇのですが、奇をてらうよりも普通に探索したほうが、きっと良い結果が訪れるでしょう。これね、貴殿の天賦の才だと思いますよ。
Posted by kenken(管理人) at 2008年12月11日 20:38
なんだかウラナミで盛り上がっているようなので一言。

ウラナミに地域変異はあるのか、というのはボクも気にしていますが
対馬を別として現時点で明確な変異は見いだせません。
そもそも個体変異が相当あります。
経験上、一母蝶から得た飼育個体についてもばらつきは結構あることは見ています。
おそらく白っぽいといわれている個体も
地理変異ではなく個体変異の域を出ないものと考えます。

Posted by 暇人1号 at 2008年12月12日 12:43
補足です。

♀の翅表、特に前翅眼状紋の周辺はよく白っぽくなります。
きれいなのでたまに表展翅しますが
画像の個体の白さも想定の範囲内と思います。
Posted by 暇人1号 at 2008年12月12日 12:50
暇人1号さん
 ご登場、お待ちしておりました。有り難うございます。
 貴殿のところ、滋賀のウラナミジャノメの標本が、まだ結構あるほうですよね。
 対馬は朝鮮半島亜種なのでこれは別にして、その他の個体群どうしでは、やはり明確な地域変異は見出せませんよね。滋賀を含めて多くの個体を見ておられる貴殿がそう言われるのであれば、やはり間違いありません。
 そうそう、飼育品で♀の場合は、2化の個体群でも結構翅表の眼状紋の周囲が白くて綺麗な個体がありますよね。それから見比べると、この写真の滋賀♀は、そこまでは白くありませんし、個体変異の範囲内でしょう。
Posted by kenken(管理人)@休憩中 at 2008年12月12日 15:18
ウラナミジャノメ、分布の端の方は少し違いがあるように感じています。う〜ん、端のほうというか、今年採集した兵庫県のものと静岡県のものではその裏面の斑紋で90%は区別つきます。披見個体数が多くないのではっきりはしていませんが、西日本型と東日本型があるのではないかと見ています。そして琵琶湖南部の年1化型は東日本型のような気が今のところしています。なお京都府南部の年2化型は明らかに西日本型のようです。
Posted by 黒燕 at 2008年12月13日 14:27
黒燕さん
 なんと、90%区別可能とな・・・あっ、裏面ですか。
 うむむ・・・私には分らん・・・今度、標本を前にしてご教示下され。しかし、ウラナミジャノメの裏面って、じっと見つめると、目がまわりませんか。

 西日本タイプと東日本タイプってことは、愛知あたりの個体が中間で興味深いですね。
 ちなみに、関西人は「アホ」と言い、関東人は「バカ」と言う。両者の境目の名古屋辺りでは、「アホ」とも「バカ」とも言わず「タワケ」と言う・・・人間も地域変異ありますしね。ダイミョウセセリもか。
Posted by kenken(管理人) at 2008年12月14日 01:10
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