2008年08月15日

涼しげな吸水シーン(その1)(2008年8月14日)

 いや、ホンマに暑いですねぇ〜
 前回の「木曽路詣」の続編が残っておりますが、ちょっと涼しげな絵が撮れたので「残暑お見舞い申し上げます」ってことで、お目にかけましょう。
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 この日は、所用で夕刻には自宅に帰ろうと、近場、奈良県中部を午前中を中心に探索してきました。さすがにこの季節、暑さで蝶影は薄いですねぇ〜しかし、えぇ感じの吸水シーンに遭遇できました。

080814-10.jpg スミナガシの吸水シーンです。樹液での吸汁シーンだと、暗い環境でストロボが必要になる場合が多いのですが、吸水シーンだと、ぎりぎり自然光で表現できる明るさなのです。180度超の開翅吸水、このアングルから、90mm Macroで、右翅表をフラットに撮ってみました。

080814-30.jpg080814-20.jpg オオムラサキやコムラサキなどと同様に、この種のメタリックなタテハチョウは、前方斜め上から見下ろす角度で撮ると、翅表の美しさを上手く表現することができます。90mm Macroで、スミナガシの翅表の美しさをありのままに表現できたお気に入りの2枚です。

080814-40.jpg 北京オリンピックで女子柔道の谷本選手が「1本を取る柔道」にこだわって金メダルを獲得されたことに「美」を感じました。私も「翅表と翅裏を同時に撮る写真」にこだわっていこうと考えています。アクセントとなる赤い口吻も上手く表現できました。

080814-50.jpg 翅裏もきちんと撮っておきましょう。この日、吸水中はずっと開翅していて、なかなか翅裏を撮らせてくれませんでした。

 今回は、90mm Macroでの画像ばかりお目にかけましたが、続編では、15mm FisheyeやコンデジGX100での画像をお目にかけましょう。実は、この後、もう1種類の蝶が同じところに吸水に訪れ、異種混合吸水シーンになりました。【続く】
posted by kenken(管理人) at 21:07| Comment(18) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
う〜、スミナガシ、綺麗です!
この微妙な色合いを是非とも見てみたいものです。
かれこれ30年以上見ていません。

翅表は妖艶なイメージで、翅裏は精悍なイメージ。
どりたも味があっていいですね〜。
Posted by 空飛ぶ父 at 2008年08月15日 23:05
いい色ですねぇ〜。

スミナガシ、たま〜に見かけますが、
なかなか撮影出来る位置に来てくれませんね。

吸汁などで、周りが薄暗いと、手撮り困難です。
何とか写っても良い色に発色しないし、
ストロボ焚くと、ギラギラな色になるし・・・。

過去にまあまあの色で撮れたと思ったら、
やっぱり、吸水個体でした。

そうそう、この蝶、紅色の口元がお洒落ですぅ。
『異種混合吸水シーン』すごく気になります。
もしかして、黄色の口元のゴマダラだったりして・・・。

谷本選手のこだわりの『美徳』、すごく共感しました。
私もこだわりは持ち続けたいと思います。
Posted by Rhetenor at 自宅 at 2008年08月16日 00:31
これぞ、シブ系の極致!
スミナガシはその中でも最高峰だと自分では思っています。
羽の紋様は言うに及ばず、チラッとのぞく赤い口吻がまるで和装の女性の襦袢のよう・・。
いつでも撮れそうでいて、実はなかなかお目にかかれないそんな蝶ですネ。

奈良でもいい環境のところは少なくなりました。
近所のクヌギ林もまた一つマンションに化けてしまいました。
Posted by 深山葵 at 2008年08月16日 11:04
いやいやすばらしい。さすがの描写ですね。白い部分が飛んだりするのをきめやかな階調表現で押さえられてますね。
白馬ではスミナガシ珍なのでただいま探索中です。
Posted by kmkurobe at 2008年08月16日 11:48
空飛ぶ父さん
 ナガシ、なかなか色表現の難しい蝶です。樹液吸汁シーンですと、ストロボが必要な暗い環境で、ストロボを焚くと、逆に色が出なかったりします。
 おっと、30年とはご無沙汰ですねぇ〜
 アオバセセリを撮っておられますよね。アオバがいるということは、近くにナガシがいる可能性があるのではないかな。
Posted by kenken(管理人) at 2008年08月16日 14:11
Rhetenorさん
 深夜にコメント有り難うございます!
 ナガシを近くで撮るには吸水か吸汁しかないですね。テリだとちょっと近づくのは厳しそう。
 そうそう、こういうメタリックな蝶は、ストロボ焚くと、光ってしまって、色が出にくかったりします。なので、これらの画像は全て自然光で、手ぶれと被写体ぶれとの勝負です。続編では、GX100での接写もお目にかけましょう。
 谷本選手のこだわり、良いですね。Rhetenorさんも、是非いろんなことにこだわって下さいね。
 あっ、異種混合はゴマダラではありません。種明かしをしておきますと、サカハチの夏型がやってきてくれました。
Posted by kenken(管理人) at 2008年08月16日 14:19
深山葵さん
 お好みの渋系の蝶でしょう!この色、過去に何回も撮ったのですが、樹液やテリでは、なかなか表現できませんでしたが、今回はかなり忠実に表現できました。そうそう、撮ろうと狙うと、なかなかお目にかかれない蝶だったりします。
 考えると、結構そちらのご近所まで行っていたのかもしれませんね。しばらく、渋系の蝶の連続UPの予定です。
Posted by kenken(管理人) at 2008年08月16日 14:23
kmkurobeさん
 暑いねですねぇ〜そちら、高標高地帯ですと、まだマシなのでしょうか。こちらは、午後になると暑くて動く気がしません。(笑)
 ナガシ、うまく自然光で忠実に表現できました。そちらでは珍とのこと・・・山頂占有が最も探しやすいのではないでしょうか?吸水シーンは行っても必ず出会えるものではないので、今回は本当にラッキーでした。
Posted by kenken(管理人) at 2008年08月16日 14:26
私も数日お休みしていました。

↓のムモンアカ、このオレンジは確かに深い!
どうしてでしょうね?

スミナガシの吸水とは洒落ています。
この蝶の吸水は九州でも見ていません。
墨流しですからね、水がお似合いです。
Posted by maeda at 2008年08月16日 15:37
スミナガシ、1枚目は良い色ですね。
樹液に来てカナブンなどと争っているやんちゃな姿をよく見ますけど、こうして落ち着いているところは、なぜか品格を感じてしまいますね。
Posted by ダンダラ at 2008年08月16日 19:12
maedaさん
 私も夏眠しておりました。(笑)
 ムモンは朝日で撮っているせいでしょうか、毒蝶のような色になっていますね。
 ナガシはずっと吸水で撮りたかったのですが、今回、ようやく機会が訪れました。テリだとなかなか見下ろせる場所がなくて・・・
Posted by kenken(管理人) at 2008年08月16日 19:35
ダンダラさん
 コメント有り難うございます。
 樹液だとカナブンやキスイの類が周りにいますよね。結構暗いところが多く、ストロボが必須になってしまいます。ずっと自然光で撮れるテリか吸水と巡り会えるのを待っていたので、とても喜んでいます。忠実な色が再現できたと思っています。
Posted by kenken(管理人) at 2008年08月16日 19:39
いい色が出ていますね。
この写真を見て、無性にスミナガシを見てみたくなり、探して見ましたが、見付かりません。どうもこの蝶には相性が良くないのかもしれません。
Posted by cactuss at 2008年08月17日 07:36
cactussさん
 えぇ色でしょう。ナガシって、狙うとなかなか出逢えなかったりする蝶です。特に、吸水は。山頂占有なら確実に見れるところが多い蝶でしょうが、テリだと下から見上げる位置が多いので、翅表はなかなかねぇ〜
 な〜に、フィールドにこまめに足を運んでいると、そのうちきっと。
Posted by kenken(管理人) at 2008年08月17日 07:43
残暑厳しき折(今日は雨模様で涼しいのですが・・・)スミナガシに涼を感じる良い画ですね。
渋みのある色彩が美しく表現されています。見事!
Posted by 霧島緑 at 2008年08月17日 18:48
霧島緑さん
 こんばんわ〜コメント、有り難うございます。
 残暑と言いながら、関東は本日8/17は25度どまりで涼しかったようですね。
 こちら京都もぐっと涼しくなったようです。これからは、秋の蝶ですね。
Posted by kenken(管理人) at 2008年08月17日 20:41
コメントが超遅くなりました。
前翅の緑と後翅の青は、ここまで色が出るんですねぇ〜。光の加減かアングルか…
背景もシットリと、いつもながらいい絵ですね。
Posted by otsuka at 2008年08月18日 21:38
otsukaさん
 コメント有り難うございます!
 いやいや、貴殿のナガシ、もっとえぇ色が出てましたよ。メタリックな感じもうまく表現されておられましたし。
 ナガシ、何回撮っても飽きない蝶だったりします。
Posted by kenken(管理人) at 2008年08月19日 00:17
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