お盆休み前、何かと忙しくしております。忙中閑話2題です。
◆月の沙漠を〜はぁある〜ばるとぉ〜♪ 以前、どこかのHPで見ましたが、「兵庫県民のご当地度チェック」の質問事項に「滝野社インターの目印といえば『ナイル書店』だ」というのがありましたね。

7月27日、中国地方の探索・撮影の帰り道、高速料金節約のため一般道を走行して、滝野社インターの近くへ来たので「ナイル書店」を車のウィンドウ越しに撮ってみたら・・・なんと、「テナント募集 貸物件」って貼り紙してあるやんか・・・ううっ、「たいこ弁当 山東店」が閉めた時以上のショック・・・管理人は兵庫県人であります。
◆蝶愛好家の皆さん、ウスイロヒョウモンモドキの保全活動に何卒、ご理解とご協力を! 一昨年2006年7月より、ウスイロヒョウモンモドキは、自然公園法による「指定動物」となり、兵庫県ハチ高原一帯を含めて、氷ノ山後山那岐山国定公園において採集禁止となりました。7月12日、現地に赴き、捕獲規制の監視活動と発生状況のトランセクト調査を行いました。トランセクト調査とは、決められた一定のルートを歩いて、その範囲で目撃した蝶を記録していく調査方法です。


調査途上、やや黒っぽいヒョウモンを見かけたので、追いかけてみました。ずっと飛翔しているので、15mm Fisheyeで飛翔写真を撮ってみたら、ウラギンヒョウモンの異常型のようです。トランセクト調査途上で約1時間、調査を中断して、みちくさしてしまいました〜(笑)


ホンマにこいつウラギンヒョウモンやろな・・・写真を整理してみると、翅裏がちらっと写っているものもありました。やはりウラギンヒョウモンの異常型のようですね。直ぐに見失ってしまって、かなり探索したのですが、多数のウラギンヒョウモンの中に消えてしまいました〜

ウスイロヒョウモンモドキの飛翔シーンも掲載しておきましょう。
トランセクト調査、普通に調査すれば約1時間の道のりなのですが、途中でみちくさしたせいで、2時間もかかってしまいました。
posted by kenken(管理人) at 21:12|
Comment(24)
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蝶
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同じ種なのに奥が深いですね。
昨年は後翅の黒斑が異常に発達した個体でしたが、今年は前翅の黒斑がなんとなくおかしい個体に遭遇です。
かんかん照りの草原でのトランセクト調査・・・実は、こんな出会いを心に秘めて、目撃する蝶を全数チェックです。
昨年もウラギンヒョウモンの異常斑紋型を撮影されてましたよね。昨年の異常型よりも迫力を感じます。こういう出会いは続くものでしょうか。
当方のシルビアシジミは、残念ながら全て普通型でした。
貴殿らしい達筆なコメント、有り難うございます!
ご無沙汰しておりますがお元気ですか?
中国道からこのラクダを見た瞬間に、なぜか遠くまで来たような不思議な気分にさせてくれる「こころのstation」ナイル書店・・・
書き留めておかねばならないと感じたこと、今ならブログに残しておくと良いのでしょうね。なので、私もこのように写真入りで書き留めたりしています。
まいどです。昨年、ウラギンの異常型を見てから、ウラギンは特にじっくり確認するようになりました。じっくり見ると、結構出会えるのかもしれませんが、これは昨年とは違った傾向の異常型で、昨年のとは違う遺伝子なのでしょう。
それにしても暑いですねぇ。お互いに健康第一で撮りましょう。
よく出会いますねぇ〜。
フィールドに出る機会が多い→多くの蝶に出会う→異常型に出会う確立↑だけじゃなさそうですね。
+引きが強い+観察力+α・・・ですかネ?
良い目の保養になりました。
このラクダを見たら、「アア、やっと帰ってきた。」
と、ホッとしたものです。
テナントが変わっても、このラクダだけでも
残って欲しいものです。
内容がまるっきり変わってしまうので、
コメントを別にしました。
こんばんわ〜コメント有り難うございます!
なんでやろ・・・最近、結構異常型に出会うような・・・
やっぱし、よく観察しているせいかなぁ・・・
これ、軽微ですが、妙な異常型ですやろ。結構追いかけたのですが、多数のウラギンヒョウモンの中で見失いました。
おおっ、連続コメント、さんきゅうです。
私ね、兵庫県人、そうそう、広島なんか行ったりすると、このラクダを見て、帰ってきたなぁ〜なんて思うことありますね。
ラクダも保全活動せなあかんかな。(笑)
但馬や西播磨からのドライブの帰路、こいつを
見ると、あぁ、もう一息やなぁ〜って、元気が出た
ものです。この手のランドマークって思い出に
残りますねぇ!
ウラギン異常型の飛翔画像は貴重です。思わずネットを
振りたくなったことでしょう。
福岡市天神の地下街に「ナイル」ってカレー屋さんがあって・・・。中学生の頃は天神に遊びに行ってここでカレー食べるのが楽しみだったなぁ・・・。
そういえば、20年近く前、中国山地の某地でヒョウモンモドキの超黒化型を見つけました。まさに「メスグロヒョウモンモドキ」とでも言えるほどの黒さで、もともとココのものはやや黒い♀ばかりだったのですが、彼女は飛び抜けて「ガングロ」でした。
モドキは死に絶えましたが、今でもウラギンヒョウモンは時々姿を現してくれます。
やっぱし、このラクダさん、印象に残りますよね。金色ですし。京都から西へ走ると、ラクダさんを過ぎると、なんだか遠くへ来た気分になりますし、帰りにラクダさんを見ると、あと一歩といった気分になるのです。
ウラギンは、静止画像を撮ろうと、ひたすら草原さまよいましたが、ずっと飛んでいましたね。
トランセクト調査ってのは、すべての蝶に注意を払うので、こういう個体もばっちり見つけてしまいます。しかし、調査ルートを大きく道草してしまいましたが。(笑)
だんだん引きの強さが身についてきたのかも知れませんが、後輩のT君はもっと凄い引きをしたりしますし、まだまだかな。
そのカレー屋さん、まだあるのかな。行ってみたい・・・
そう、撮影してみるとこんな「顔」でしたが、飛んでいるのを見ると、えらく黒く感じました。
モドキは芸北地方かな。黒いの出ますよね。しかし、黒いのが多くなり始めると、遺伝子が煮詰まっていて、ヤバいのかもしれませんね。
ウラギンも絶滅はまだしも、減少傾向ですね。じっくりと撮ってやりたいもんです。
残念ですじゃ。。。
コメント有り難うございます!
釣ぼり、たいこ弁当、ラクダさん・・・なくなっていくのは寂しいですね。
ん、でもね、ひょっとしたら、ラクダさんはテナントの資本が変わっても残るかもね。なんせ、兵庫県ご当地度チェックの質問にあがるくらいやし、宣伝効果は抜群。でも、なくなることを前提に、今後、中国道を走行して写真撮っとかんとあかんね。
ところで、気になったので、以前にどこのサイトで見たのか、調べてみたら、まだそのサイトありましたわ。↓
http://www.linkclub.or.jp/~keiko-n/ID/
しばらく楽しめそうです。
今年のはもっと強烈な印象ですね。これなら僕が見ても異常型とすぐに気づきそうです。(笑)
これ、仕事の関係で見つけたサイトなのですが、なかなか面白いですやろっ。(笑)
昨年の個体は、吸蜜してましたが、一瞬で飛んでいきましたね。今年の個体は、少し傷んでいたせいもあって、そんなに飛翔は早くなかったのですが、多数いるウラギンヒョウモンに紛れると、分らなくなってしまいました。なかなか妙なお顔でした。
昨年のウラギンの異常型は便乗させていただきましたが、これはその時以上の異常型ですね。
何かドキッとするような・・・・。
まいど、コメント有り難うございます。
ウスイロモドキのトランセクト調査は暑くて萎えますが、こんな出会いの楽しみもあります。
昨年のもなかなかの個体でしたが、今年のは、またパターンの違う異常型で、味のある個体でした。引きが強くなったのかなぁ〜