2008年05月28日

兵庫県東播磨地域のヒメヒカゲ(その1)(2008年5月25日)

 5/25(日)、「前線基地」である義妹夫妻宅で7:00にお目ざめです。霧雨ですが、お天気は回復の方向、う〜む、さすがにあれだけ焼酎飲んだので、まだ少し酔っているかな・・・ですが、運転は出来そうです。(笑)
 まだお休みの面々にご挨拶して、駐車料金の上がらない8:00までに出庫し、今年から保全活動が始まった兵庫県東播磨地域のヒメヒカゲの現地状況の確認に向かいました。

 主たるヒメヒカゲの生息地には、土地所有者と行政の連名で、ちゃんとした「昆虫・植物の採取禁止」の立看板が立っておりました。
 「採り屋」の皆さん、少なくとも「昆虫・植物の採取禁止」の立て看板のある生息地では採らんといて下さいね。1人でもマナーの悪い人がいると、私も含めて、蝶屋全員が悪者扱いされて迷惑を被るので、頼んまっせ!また、立て看板のない生息地でもヒメヒカゲの採集自粛にご協力よろしくです。

 採り屋の方々にはお引き取り願える「採取禁止地」でじっくり撮影することにしました。
080525-1.jpg たまに霧雨があるものの、本降りにはなりません。気温はそれなりにあって、開翅写真撮影にはもってこいのお天気でしょう。こんな感じで直ぐに全開翅してくれます。
 ですが、酔いざましに走り回って飛翔写真を撮影して汗をかきたい私です。さすがに露出不足気味なので、15mm Fisheyeで、ISO 800、TV 1/2500の設定で飛翔シーンを撮ってみることにしました。気温が高いので、結構飛んでくれます。

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080525-4.jpg 日射しがないので、くっきりとは撮れませんでしたが、まあまあの写真が撮れました。ヒメヒカゲはやはり翅裏の眼状紋を写し込むとえぇもんですね。
 ところで、撮影途中、数名のグループがやってきたので挨拶すると保全活動に携わっている行政の職員さんと保全を進めているメンバーの調査、見回りでした。名刺をお渡しし、いろいろ教えてもらいました。

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080525-7.jpg ヒメヒカゲ、地味な翅表も私はとても好みです。さすがに飛んでいては翅表を奇麗に表現できませんが、翅表が写っている写真もUPしておきましょう。

 蝶の記録を残すことは大切なことですが、蝶そのものと生息環境を残すことはもっと大切で急務です。蝶屋の皆さん、「採り屋」の方も、「撮り屋」の方も、ヒメヒカゲの保全活動に、どうぞご協力、よろしくお願いします。【続く】
posted by kenken(管理人) at 19:32| Comment(10) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは懐かしい絵です。
こんな湿地で遊びたいですね。
今や採ることは次第に下火になっていると思います。
時代のが流れでしょう。
どこかで一緒に走り回りたいですね。
楽しみにしています。
Posted by maeda at 2008年05月28日 19:50
maedaさん
 きゃっ、更新を待っておられたかのような即コメント、有り難うございます!
 こんな生息環境は少なくなってきました。大切に守りたいですね。行政も地権者も真面目に取り組んでおられ、嬉しい限りです。
 そのうち、どこかで一緒に走り回れるでしょう。こちらこそ、楽しみにしています。飲むことも。
Posted by kenken(管理人) at 2008年05月28日 20:01
毎年思うのですが、この蝶の発生時期は長野とは全く違いますね。
晴れると翅を開かないので、雲が多い日は開翅の撮影にはベストですね。
飛翔には晴れた方がいいですが、どれも素晴らしいです。
Posted by BANYAN at 2008年05月28日 20:41
BANYANさん
 コメント、有り難うございます!
 そう、そちらでは、夏の高原の蝶というイメージでしょうか。
 曇りの日のほうが、しっとりとした色表現もできるので撮影にはベストでしょう。さすがに飛翔には明るさが不足していたのでISO800でシャッタースピードを稼ぎましたが、絞りが開き気味になるので被写界深度が浅いです。
Posted by kenken(管理人) at 2008年05月28日 21:56
本日リタイヤ組の採り屋さんたちとお話しする機会がありました。青春よもう一度なのですが・・・・・
心はやはり70年代でした・・・・・
ご理解していただくのは大変ですね・・・・・
いい人達でしたが・・・・・
Posted by kmkurobe at 2008年05月28日 22:22
kmkurobeさん
 なるほど、リタイヤ組の採り屋さんですか。もう昔とは、われわれ蝶屋を取り巻く環境が変わっています。環境の変化に対応できないと、結局は、自分で自分の首を絞めてしまうことになってしまうんですがねぇ・・・
Posted by kenken(管理人) at 2008年05月28日 22:38
15mmだと恐らく1/1,000でも歩留まり良い筈ですが
1/2,500とは初めて見るシャッタースピードです。
確かに飛んでいるヒメヒカゲ止まっていて
目玉が後翅だけで5つも有りますね?
長野より目玉が多い気がします。

最近採り屋ネットマンと一緒に行動して気が付いたのですが
平地のヤマキマダラ分布調査とか
キタキチョウとキチョウの区別とか
ヤマトスジグロとスジグロシロの区別とか
標本を採ってなんぼの世界と直面しています。
平地の蝶が絶滅に追いやられて尚更です。

今日もナガサキアゲハを東京港区で見かけたのですが
正直白斑の後退した♀と思いながら♂の可能性も否定できず
採集しないと蝶類情報に投稿出来ないと感じました。
Posted by 蝶山人 at 2008年05月29日 01:02
蝶山人さん
 最近、1/2500で切るようにしています。結構よく止まりますし。長野の翅裏の眼状紋の少なめの個体群とはやはり違いますね。翅表の色も。

 私もよく採り屋さんと一緒に行動しますが、採り屋さんによる「発見」には素晴らしいものがありますね。例えば、キタキチョウ、ミナミキチョウの区別など、大したもんです。
 しかし、蝶自体がいなくなっては、今後何の発見もできません。利益衡量すると、絶滅危惧種については、ある程度、採ることに制限がかかるのはやむを得ないと考えてます。

 ナガサキの白斑後退個体?・・・ネットインして調べてみたかったですね。私ね、そんなことがあっても良いように、撮影行にいつもネットは持っています。ほとんど振る機会はありませんが。
Posted by kenken(管理人) at 2008年05月29日 07:24
もう関西低地のヒメヒカゲの時期なんですね。私も夏の高原の蝶のイメージなのです。
1/2000だと最近止まりきらないような気がしてきたのでISO 800 1/2500で今度試してみます。
Posted by thecla at 2008年05月31日 22:00
theclaさん
 低地ヒメヒカゲは最盛期でしょう。
 今年から、兵庫県東播磨地域では、保全活動も始まりました。いつか、こちらへお見えの際は、立ち寄って下さいませ。
 ISO800にしても、素人目にはISO400と変わらないように思います。曇りの日の飛翔はこれが良いかもしれません。
Posted by kenken(管理人) at 2008年06月02日 07:18
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