シルビアシジミの最終回「その3」です。

以前、よく狙っていた吸蜜シーンを一眼デジで改めて狙ってみました。やはり食草のミヤコグサが最もお似合いでしょう。

やりましたっ!「食草ミヤコグサの花」「吸蜜」「開翅」のいわば「3種の神器」の揃った絵です。これね、撮ってみると分かりますが、いずれか2つまではすぐに揃いますが、なかなか3つは揃わないもんです。
昼頃には完全にピーカンになり、シルビアは飛翔モードです。フィールドでS氏と昼食を共にしながら蝶撮影談義です。「『翔写真館』のAさんって、どんな風に撮影しておられるのか、一度話しを聞いてみたいよねぇ〜」って話題で盛り上がりました。特に我々2人が唸るのは、AさんのHP中の某種の飛翔写真にある次のコメントです。
「200o端で捉えた姿。花から花へと飛び移る瞬間なのではなく、縦横無尽に飛び回っているところを切り取れてこそ飛翔写真。」
これね、ホンマに凄いこだわりで、感動します。

我々は15mm Fisheyeで飛翔写真を撮ってますが、それでもなかなかまともな写真は撮れませんね。この日もお見せできる飛翔写真ってのは、こんな1枚くらいのもんでしたわ。

さて、仕上げは交尾写真です。シルビアの交尾、午後の遅い時間帯に目撃することが圧倒的に多いですね。まあ、それまでは開翅や吸蜜シーンを追いかけていて、目に入っていないだけかもしれませんが。久々にまる1日を師匠と共にして、学ぶことの多い1日でありました。
この日の走行距離242km。【おしまい】
posted by kenken(管理人) at 23:40|
Comment(12)
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蝶
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僕はまだ2種も揃えられていません。(^^;
シルビアの交尾は夕方ですか。早い時間が多い僕には出会わないわけですね。(笑)参考になります。
うまく3つが揃いました。意識して追いかけてみて下さい。3つ揃うと興奮しますよ。(爆)
交尾は午後遅めが圧倒的によく目撃しますね。昨年も夕日に赤く染まる交尾を撮りました。
あら、そうですか。交尾はまだ一度も・・・
なら、やっぱり交尾時間帯は午後がメインなんでしょうね。ビールを飲みたくなる時間帯が最もよく交尾するのかもしれません。(笑)シルビアに限らず、活動終了までその蝶を見守るのも面白いですよ。
他の花があるとミヤコグサにあまり固執しない傾向です。
それにね、ミヤコグサにとまっても、たいていは、花に顔を突っ込んで吸蜜してしまいます。この写真、見事に口吻が伸びてますまゆやろっ!
10/13、セイタカアワダチソウを見に行ってきました。(笑)また明日に更新します。
「交尾は午後」、せっかちなので午後には別の場所へ行っちゃってます。そうか、また戻ってくればいいんだ。
ただ、ついついそこそこ撮れると家に帰っての一杯の方が・・・(笑)
あはは、貴殿も午後はビールでうがい組ですかな。
皆さん午前中にはシルビア交尾は見られないようですね。他のシーンを追っているせいかもしれませんが、秋シルビアの交尾は全て午後に目撃しています。遅い時間帯では夕日の赤い中でも。
ミヤマシジミの交尾であったのは圧倒的に午後がおおいですね。
なかなか上手い具合に3拍子揃った瞬間を切り取れました。
ミヤマの交尾、目撃回数は少ないですが、いずれも昼過ぎですね。
シルビアの場合は、交尾を見守っている間に日が暮れて暗くなって帰ったこともあります。
いえいえ、貴重な事実のコメント有り難うございます。
貴殿の目撃は午前中のほうが多いのですね。どうも、午前でも午後でも良いようですね。これは事実を積み上げていくしかないでしょう。
ところで、今回の交尾、撮影しようと近づくと、結構敏感で飛んで逃げたりしましたが、ばっちり交尾してまして、解けませんでしたね。交尾飛翔形式は←♂+♀でした。