2007年07月24日

クロシジミ♀(2007年7月22日・その1)

 今回、書き出しは、ふ*み*さん風に参りましょう。
 某種の化性(年1化/年2化)を研究している後輩から、「滋賀県産の年1化の某種の個体群のDNAを分析するのに、サンプル採集したいが、車がないので連れて行ってもらえません?」なんて電話で厚かましい依頼を受けるも、かわいい後輩には逆らえません。(笑)既知ポイントの生息確認と新ポイントの探索に(口には出さないものの、滋賀県産ヒメヒカゲの可能性の再検証を心に秘めて)出かけることに。

 さすがに若手はフットワークがえぇねぇ〜ちゃんと某種○exsサンプル採集されました。(敢えて、種名も、♂♀も、鮮度も書かないでおこう)私のほうは、ひたすら長靴で探索するも、なんの写真も撮れず、ヒメヒカゲのイメージばかり追いかけて、疲れましたわぁ〜(ふ*み*さん、やっぱり滋賀県にはおらんのかね、ヒメヒカゲ)
 歯切れの悪い記事はこれくらいにしておいて・・・

 何も写真がないのは寂しいので、帰り道、滋賀県内のクロシジミの生息地に立ち寄り、今度はクロシジミ♀に狙いを定めて撮影。

070722-1.jpg070722-2.jpg 通常型と白化型、並べてみると違いがよく分かりますねぇ。

070722-3.jpg この日は、簡単に開翅しました。私好みの「翅表と翅裏を同時に」表現してみました。この日、♂もよく開翅してましたが、こういう時に限って、目撃するのはスレ、欠け個体ばかり。
 ところで、どうも、CANON EOS KISS-DNにトラブル発生の雰囲気です。上の閉翅画像も実はそうなんですが、露出がうまく決まっていない感じで、画像が全体的に白っぽく写ってしまいます。写真はいずれも「RAW」で撮影した画像を現像時に露出補正してレタッチしてますが、どうもこれまでと違って違和感ありです。さすがにハードな使い方してるし、寿命かも・・・もう1台30D買おうかな。

 新兵器のコンデジ RICOH GX100 は快調です。もう1回引っ張って、次回はGX100の絵をおめにかけましょう。クロシジミっていうと、アブラムシの湧くススキやコナラに産卵ってことが多いのですが、私的には初めての植物での産卵確認、しかも2種類ですわ。何だと思いますか?【続く】
posted by kenken(管理人) at 20:07| Comment(10) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うーんまだまだクロシジミ健在ですね。こちらは裏は白化個体もいるのですが、表は一色のタイプばかりのようですね。
GX-100の絵楽しみですね。
産卵はこちらではヨモギのような菊科の植物に産卵しているのが観察できました。
Posted by kmkurobe at 2007年07月24日 20:15
kmkurobeさん
 素早いコメント有り難うございます。
 クロシジミはだらだら発生で、やや新鮮な♂から幼虫まで見ましたねぇ〜 この週末は、ちょっと標高のあるところのクロシジミなんか見てみようかと思ってます。
 ほ〜、キク科のヨモギに産卵ですか・・・まあ、アブラムシが付いていて、クロオオアリが訪れていれば何でも良いのでしょうが。
 GX100の絵、引っ張ってすんません、明日にはUPするようにしましょう。こちらの産卵植物はね、マメ科と、ん〜っと、スイカズラ科だったかな。
Posted by kenken(管理人) at 2007年07月24日 21:04
厚かましい依頼を受けていただきありがとうございました笑。おかげさまで順調に分析できそうです。
GX100の画像もいつも楽しみです。kenkenさんの絵を見て購入を判断したいと思います。って、すでにクロヒカゲモドキの写真にやられましたが!
Posted by すずき at 2007年07月24日 21:37
GX100,活躍しているようですね。
30Dは見送りしてくださいね。もうすぐ40D出ますから。
噂では良い感じに完成しているそうです。
Posted by maeda at 2007年07月24日 21:54
すずきさん
 なんの、なんの、お気遣いは無用ですぞ。その分、貴殿も後輩の皆さんを可愛がってやって下さいね。分析、うまくいくとえぇねぇ〜また結果でたりしたら教えてちょうだい。
 GX100、これえぇですわ。GX8の頃から欲しかったのですが、唯一バリアングル液晶でないところがひっかかっていましたが、それを補って余りある使い勝手と画像の良さがあります。クロヒカゲモドキ、イメージどおりの絵が得られました。
Posted by kenken(管理人) at 2007年07月24日 21:55
maedaさん
 ですよねっ、もう40D出ますもんね!いつも貴殿のカメラ情報には助けられたり、肩をたたかれたりします。(笑)40D、ダストリダクション機能も付くらしい・・・
 でもね、KISS-DNのコンパクトさは捨てがたい、KISS-Xも欲しいなと思ってます。
Posted by kenken(管理人) at 2007年07月24日 22:04
スイカズラ科といえば、秋田のクロシジミはタニウツギへ高頻度に産卵するのですが・・・・・・
Posted by Celastrina at 2007年07月24日 22:52
Celastrinaさん
 これは、これは、蟻と蝶に詳しいCelastrinaさんならではのコメントですね。有り難うございます。
 ズバリご明察!タニウツギへの産卵でした。私的には、初めてこの目で確認して、興味深いものでした。こちらでは、ススキ、コナラ、マツが多いです。
Posted by kenken(管理人) at 2007年07月24日 23:14
滋賀県ラベルのヒメヒカゲ…。

当地の特殊な地表面の状態と植生は奈良時代の大仏造営に端を発するものだとか。従って歴史的にみて本種の生息は厳しいのかな?
けどね、ヒメヒカゲの分布って何か不自然やと思いませんか。

中国地方から東海地方にかけて、近畿地方が一旦空白地帯になっています。空白とは言え、ほんの数十年前までは大阪府南部や丹後半島に近い京都府北部、それに京都府の中丹地域には確実に生息していたことから、元々は分布が連続していたのではないかと思っています。
この分布が途切れた原因として考えられるのは、ズバリ、人間による水田等の開発(妄想かなぁ〜)。特に畿内においては千数百年前からその開発が盛んであったことから、各地で次々と姿を消していたのではないかと思っています。
そこで、未だ何処かで細々と生き残っている可能性はゼロではないと思い探すのですが、居ませんねぇ。

ところで、話は変わって某種のことです。
平日に一瞬だけ、私も定点観察ポイントに訪れたのですが、全く見ることができませんでした。ここの某種、かなりヒヨワなのでしょうかねぇ〜。
Posted by ふしみや at 2007年07月25日 10:22
ふしみやさん
 お呼びたてしたようで、コメントいただき恐縮です。なんとも貴殿らしい味のある推察コメント、おおきにです。SPINDA以上に唸って拝読しました!

 私もね、ヒメヒカゲの分布は連続していたと思っています。Pekeさんのお住まいの近くには、我々の学生時代はまだヒメヒカゲが残ってたんですが、そこと酷似するような環境をあそこでも目にするんですよねぇ〜でも、いない。(今のところは)

 ところで某種の件、今回、数箇所生息確認&探索しましたが、某種がヒヨワと言うよりも、いずれの場所でも環境がショボ過ぎて多くの個体数を育めないように感じますね。昨年、個体数多かったが、今年は目撃なしってところがありましたが、なんせお天気がいまいちでして、どこかに隠れていたのかもしれません。ピーカンのほうが、いるべきところにいるように感じます。
 あそこの年1化の個体群と他所の年1化の個体群とでは遺伝子的には似ているのかいないのか、比較結果を楽しみにしている私です。あ〜なんとも歯切れの悪いコメント、また宴席でお話しできればと思います。

 ところで、ところで、貴殿の写真、最近どんどん質がUPしますねぇ〜
Posted by kenken(管理人) at 2007年07月25日 17:14
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