2006年09月22日

新聞報道

060922.jpg シルビアシジミが本土産と南西諸島産とで別種扱いになったという新聞報道があり、種々の掲示板が色々な意味で盛り上がっている。正確にどんな報道があったのか、まだ認識しておられない方もおられるのではなかろうか。
 わが家は、その報道がなされたA新聞を購読している。その日の記事をUPしておこう。まだお読みでない方はじっくりお読み下さい。
 その記事の横には「日本産蝶類標準図鑑」の話しも載っていた。
 「画像が小さくて読めないぞ!」って方、クリックして拡大した画像上にマウスを持ってくると「通常のサイズに伸ばす」ってツール・バーが画像の右下隅に出るので、それをさらにクリック!
 ところで、この週末、たまには「あづまくだり」しようかな・・・
posted by kenken(管理人) at 20:30| Comment(16) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まさに今、Shimabitoさんのブログにも同じ話題が載ってました。で、実際のところ、どうなんでしょう?
Posted by nomusan at 2006年09月22日 20:42
nomusanさん
 うひゃあ、UPしたと思たら、もうコメントが・・・(笑)
 そう、実際に標本を見ると、トカラより南の個体と本土の個体は、あきらかに色あいなんかが異なりますなぁ。別種か亜種か・・・最終的にはDNA鑑定の結果がものを言うんですかねぇ〜昨今は。
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月22日 20:57
私も今日、ブログの奄美編に追記したところでした。
素人目には別種とする方が納得いきます。
Posted by furu at 2006年09月22日 21:48
どう解釈して良いのやら?
見かけはそんなに変わらなくても別種だったり。
今回の興味はもし別種ならどの島で線引きするのかとか、混生地もありかとか。
私には分かりません、もちろん。
Posted by maeda at 2006年09月22日 21:52
furuさん
 なんだか見た目が違うように思えますもんね。
 ただ、どこで線引きするのか、難しそうです。 
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月22日 22:58
maedaさん
 そう、具体的にどの島で線引きするのか、はたまた混生地があるのか、このあたり、今後の調査、報告が待たれますね。
 私は、とにかく本土シルビアの探索と撮影です。そろそろ、そんな季節になってきました。こないだも新しい撮影候補地を探索しておきました。
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月22日 23:01
韓国産シルビアはどちらかと言えば、日本本土産に斑紋の特徴が似ています。朝鮮半島経由で渡来して分化したのが本土産の位置づけかもしれません。論文に記載されている日本周辺各地域個体群のDNA解析結果を読まないと、以上の疑問には答えられないようです。
個人的には朝鮮半島東部(日本海側)産個体群と済州島産個体群の差が気になります。済州島産の分化の時期がヒメシルビアと同時期だと睨んでいるのですが・・・。
Posted by fanseab at 2006年09月22日 23:11
fanseabさん
 むむっ、いつもながらの味のある推理と解説、有り難うございます。そう、まずは日本各地のシルビアのDNA解析結果が見たいですねぇ。
 まったく話しが変わるのですが、朝鮮半島・日本の関連で言うと、なぜ対馬にキマルリいないんでしょうね〜 不思議☆
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月22日 23:23
注目のシルビアです。対馬でシルビアを探しているのですが、全然見つかりません。
南のヤマトも、シルビアと同じ程度に違うと思うのですが、細分化しすぎると混乱してしまいそうです。
Posted by しまびと at 2006年09月23日 01:10
しまびとさん
 あれれ、対馬のシルビアって普通にはいないのかな?
 探索頑張れ〜 見てみたい・・・
 ある程度形態で区別できないと細分化されすぎても確かに混乱してしまいますね。
 キタキチョウとミナミキチョウは、まだ縁毛で区別できるのでついていけるのですが、シルビアの場合は確かに違うのですが、形態がどう違うかと言われると具体的には説明しにくいなぁ〜
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月23日 16:23
こんばんは。キチョウに続いてシルビアまで。個人的には、あまりこういうのは納得できません。分類学者が全会一致で認めたというのなら分かるのですが。。。種の定義が定まっていないので、個人的には静観していきます。種の定義については、http://meme.biology.tohoku.ac.jp/INTROEVOL/species.htmlが参考になります。種の分類をこうこうするという前提のもとに各研究者が分類していくという感じの混乱が当面続きそうですね。
Posted by 上山 at 2006年09月24日 01:34
上山さん
 こんばんは。こんな深夜にコメント、有り難うございます。なんちゃって、私もまだ起きていてコメント直ぐに読んでいたりします。
 「種とはなにか」・・・参考になります。
 白水先生のページには「種は存在しない」なんて話もありますぞ。詳細は次をご覧下さい。
http://www.brh.co.jp/s_library/j_site/scientistweb/no14/index.html
 このページ、白水先生のご尊顔が拝見できるので、時々読み返しては涙しています。
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月24日 01:43
白水先生の情報ありがとうございます。僕なんかは単なる憧れの先生でしかありませんが、正当派?のkenkenさんには神のような存在でしょうか。うらやましく思います。僕もHPという公の場で種別解説などといって種という言葉を使っている以上、もうすこし分類学というものを勉強していきたいと思い始めました。種は存在しない、とか、相対的、という表現がありますが、いみじくも、分類学の難しさを語っているのでしょうね(そういえばイリオモテヤマネコは単なる亜種ではという議論があったような。種の定義はいろんな問題をはらんでいそう)。それはともかく、シロツメクサ食いの伊丹のシルビアは、それだけで保護すべき群といえるのでしょうね。分類学的にはこれからが楽しみですが。
Posted by 上山 at 2006年09月24日 08:44
上山さん
 たった1度だけ白水先生のお家に押しかけてお会いしたことがあるだけで、先生は私にとっても憧れの方であります。
 「種」・・・これは、いくら考えてもキリがないようですが、「こういう定義で使っている」と明示しながら「種」という言葉を使うしかないのかな?
 最近は、DNA解析が容易にできるようになって、塩基配列の異なり具合から、それぞれが遺伝的に遠い・近いが言えるようですが、こればかりは目には見えないですからねぇ〜
 伊丹のシルビア、これは確かに特異な個体群であると言えますね。なんだかサイズもやや大きいと思います。
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月24日 23:27
ちょーけんのすずきです。先日対馬に行ってきました。ヤマネコはいるのにキマルリはいないんですね。本土では珍しいウラナミジャノメが、対馬では多化性で個体数も多いのは誰も説明できない謎のひとつです。

伊丹のシルビア、僕もかなり気になって見にいこうかと思っています。シロツメグサが日本に入ってきたのはほんの百年くらい前、だったらもっと他の場所でも食草の転換が起こってもいいのでは?と思ってしまいます。
Posted by すずき at 2006年09月28日 22:34
すずきさん
 まいどです。ほぉ〜、対馬いいねぇ。仕事してると、なかなか離島にのんびりとは行けないもんで、うらやましいっす。対馬って、ほんまに不思議な生態系なんですよね。ヤマネコもおるくらいやし・・・

 シロツメ喰いのシルビアって、ちょっと大きいような気がするね。ミヤコグサももともとは外来種やったんとちゃうかな。日本固有の食草ってなんやろ?
 一昨年ねぇ、兵庫県でアカツメクサに産卵する♀見たよ。もっとも自然状態でアカツメ喰うのをまだ確認できてませんが。本土産シルビア・・・このあたりの生態調査が待たれますなぁ。
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月29日 22:08
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