2006年09月03日

長崎訪問(その2)

 長崎訪問2日目は長崎県内・本土でのワンツ探索です。
 実は今回の九州行は撮影よりはむしろ、探索と食がメインであります。地形図をじっくり読んで、過去に記録のある場所の周辺部で今でも可能性のありそうな場所を予め絞り込んでおいて、可能性の高そうな場所から順に数ヶ所探索です。

06090301.jpg 林道沿いにワンツ生息に充分なシバハギが良好に自生していて「これはやったんじゃないか!」って思わせてくれた某地点・・・シバハギだけが見事な花を咲かせていました。成虫の最盛期には、むしろシバハギは蕾のことが多く、「この環境でおらんハズはないやろ。ひょっとしたら時期遅れでおらんのとちゃうんか・・・」なんて考えさせられます。
 「この花にワンツが静止していたら大満足だった風景写真」をUPしておきましょう。(笑)

 結論として、長崎県内・本土でのワンツは「相当厳しいものがある」と申し上げておきましょう。でも、まだどこかに残っていることを祈ります。しかし、まぁ、なんといっても未記録地での探索活動はアドレナリンが分泌されて最高の楽しさです。「既知産地を訪れて採集」なんて行動には、どうも気が乗りません。探索こそ真の蝶屋の証であると信じています。

 午後になってワンツ探索はすっぱり切り上げて、佐賀県の呼子に寄り道して、イカの活造りをいわして帰ることにしました。

06090302.jpg どこの店も混んでおりました。われわれが訪れたレストランの入り口のいけすには実際に生きたイカが泳いでおりました。少し大衆化したようで、おねぇちゃん2人連れや子供連れの家族が来ていたのは、ちと残念かな。1時間近く待ちましたが無事に売り切れになる前にイカを食することができました。

06090303.jpg06090304.jpg こんな感じの活造りです。イカが透き通っていて最高の旨さで、言葉では表現不能です。ちなみに、運転役以外の3人は(もちろん、管理人も含みます)イカを肴に生ビールをガンガン呑んでいます。(笑)

06090305.jpg 勘定を済ませて帰りがてらいけすとのぞくと、あらら・・・ご覧のとおりイカは1匹もおりません。あれを食したのですね。今回の旅は、実はこのイカがメインだったのです。(笑)

06090306.jpg 関門大橋を渡っていよいよ九州ともお別れです。いつも通り、助手席から走行中に1枚。通過時刻は18:57でした。この辺り、通勤割引を駆使して安価で距離をかせぎ、その後、わざとゆっくり走行し、深夜割引が適用になる24:00過ぎに大阪茨木ICで高速を降りました。帰宅は月曜日の2:00ちょうどでした。

060902k.jpg 帰宅後、嬉しいことがありました。ご一緒した方から初日のマイ・撮影シーンを送っていただきました。シバハギに静止するワンツを撮影しているシーンで、ワンツの生息環境がそのまま忠実に表現されています。これ、自分では絶対に撮影できない絵なので、めちゃくちゃ嬉しいですね〜 有り難うございました。

 今回の探索行でご一緒いただいた皆様、改めて厚く厚く御礼申し上げます。 また誘って下さいね♪
posted by kenken(管理人) at 23:59| Comment(18) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
<探索こそ真の蝶屋の証であると信じています。
御意でございます。自ら探索したポイントに地図に印を打つ・・・。この知的逍遥は何物にも優る男の道楽ですね。
縦位置魚眼でのイカの生簀画像、イカしてます(^^;;
それにしても、素面でイカを食せねばならなかった後輩ドライバーさん、可哀想だなぁ〜。
Posted by fanseab at 2006年09月06日 21:54
> 探索こそ真の蝶屋の証
まさに今日のblogはこの一言に集約されているのでしょう。
私はほとんど地元で這いずり回っており、kenkenさんのような華々しさはないのですが、心意気はかくありたいと思っています。全国的には普通種でも地元では希少種であれば探索には結構ロマンんを感じています。
Posted by otsuka at 2006年09月06日 22:21
fanseabさん
 御意、御意。
 このブログ記事の裏には、実は、多くの内緒探索記が隠されています。(笑)「知的逍遥」こりゃえぇ表現ですなぁ。
 イカ、笑うでしょ。レストラン出る頃には売り切れになってたんじゃないかな。ほんまにいなくなってました。
 後輩ドライバーさんは、ビールよりも運転することのほうが喜びです・・ってことにしておこう。
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月06日 23:20
「探索こそ真の蝶屋の証」・・これが単に新産地の探索と言うことだったら異論があるなー
私は、同じ場所に5年通って、ギンイチとかベニシジミとかの生態を観察しましたけど、「探索」にはそんな意味もあるように思っています。
イカ、おいしそうですね。
Posted by ダンダラ at 2006年09月06日 23:25
長崎県本土ではワンツ厳しいようですね。しかし、果敢に挑戦されるとは、男のロマンですなあ。観察出来なければそれで良し、観察出来たなら更に良しということで、ロマンはすぐに実現しないところがロマンのロマンたる所以かも。(笑)私も最近つくづく思いますが、自分で新ポイントを開拓せず、既知ポイントで楽して撮影しているような気が。いささか反省です。透き通った「イカ」は「イカ」がなんて。本日も駄洒落は冴えていないようです。
Posted by ノゾピー at 2006年09月06日 23:32
otsukaさん
 味のあるコメント、さすがですな。
 地元、遠方・・・関係ありません。要は「探索心」ですね。このロマンを実行してこそ本物だと思っております。
 某出版社が「ポイントマップ」なるものを発行していますよね。実は、このマップ、当初の発行者の意図では「現在のポイントを参考にして、新しいポイントを探しましょう」ってことで発行されたのですが、どうもマップに書かれた場所にしか行かないロマンのない輩が多いようで、困ったもんです。
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月06日 23:33
ダンダラさん
 もちろん新産地のみならず生態的な新知見探索も含んでいますよ〜
 私もね、「クロヒカゲモドキってどういう時に開翅するのかしらん」って、やっぱり5年ほど通っています。
 あの蝶はどんな条件で開翅するのかしらんなんてことを1年中考えています。(笑)
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月06日 23:41
ノゾピーさん
 まいどです。「その2」はご期待の蝶が出なくてすんません。(笑)既知ポイントで楽しく撮影していても、じっくり蝶を観察するといろんなことが探索対象になりますよ。例えば、ヒメウラナミジャノメとウラナミジャノメってどう住み分けているのかしらんなんて考え出したら、無限に探索ワールドが広がったりします。
 イカ・・・なかなかイカしてますやろっ。(笑)
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月06日 23:44
kenkenさんの勇姿の頭にもタオル?確か後輩のS君もタオルを頭に巻いていたような・・・(笑)
有名発生地でネットマンと遭遇するより、自ら発生地を探し当てることを勧められたことがあります。
記録として残さなければならない現実もあるようですが、地道に探索を続けられている蝶屋さんもいらっしゃるようですね。
イカ大きいですね〜♪
Posted by Noreen at 2006年09月07日 00:48
Noreenさん
 タオルは必須アイテムですねぇ。カメラに汗がしたたるのをいつでも拭き取れるように、このスタイルか、帽子+首巻タオルかの、いずれかですわぁ。
 ネットマンの気持ちもある程度理解できるのですが、同じ既知産地に何度も訪れたりするのはなんだかねぇ〜
 北海道の海産物も見たいなぁ♪
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月07日 07:16
呼子のイカ、私の住む九州北部では、かなり有名なのですが、全国的な知名度はいかがなものでしょう?
透明なイカを食べると、白いイカは食べられません。とってもおいしゅうございます。しかしながら、それなりに値も張るので、おいそれと食べられません。

呼子は佐賀県ですが、その近辺でタイツの新産地が去年見つかったと聞きます(詳細は知りません)。
探す事、これはとっても楽しい。見つけたら、おったよーと公言したいのですが、そうすると人が集中することは良くあることです。時間がない中遠征すると、×印にまず行きたいと言う気持ちは良く分かります。それに自然が耐えられないのは、とっても悲しいことです。

環境に配慮、マナーは守る、やさしいようで難しい。蝶をお持ち帰りせずに見るだけでも、しらず採草地でふみ跡をつけると、草刈しにくくなる等の問題や、こんな所に車は来んやろうと駐車すると地元の方の通行を阻害することもあります。
まず、地元の方との挨拶から始まる会話、これが一番大切だと思っています。
Posted by しまびと at 2006年09月08日 01:08
呼子のイカは美味しいです。
北海道のもいいですが。
タイツ探し、面白いでしょうね。捜すのを好きですよ。
どんな格好で撮られているのかと思ったら、無難な姿でした。すごい絵を期待していました。
Posted by maeda at 2006年09月08日 07:04
しまびとさん
 呼子のイカ、九州探索やっている仲間内では有名ですが、全国的には、まだ有名とは言えないのでは?むしろ、そうであってほしいなと。今回、かなり混雑していて1時間近く待ちましたが、駐車場の車は、ほとんどが地元ナンバーでした。「日曜日なんでイカでも食いにいくか」って雰囲気でしたね。
 透明なイカはえぇですわぁ〜言葉では表現できない美味しさでございました。「下足や剣先はお好みで、天麩羅にします」とのことでしたが、ハサミを借りて、すべて生で食べました。イカの活造り定食にガシラの味噌汁を別注して\2,850でした。(アルコールは除く)

 探索は楽しいですねぇ。今回は、記事からもお分かりのとおり、長崎県と佐賀県を訪れたわけですが、実はねぇ・・・仰せのとおりで、書けない記事、載せられない写真、結構あるんですわぁ。(笑)
 本来は、人間が採集するくらいで昆虫がヘタるようなことはないハズなのですが、環境が悪化している現在、そうはいかないのが悲しいですね。私、できる範囲で保全のお手伝いもしています。

 そうです、何事も突き詰めていくと、最後は生身の人間同士のコミュニケーションということになります。大切にしたいですね。
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月08日 12:09
maedaさん
 あらら、どんなすごい絵を期待されていましたか。kenken柄のシャツや帽子とか?(実は、持ってます(笑))
 写真からは見えませんが、スパッツ、\100均の膝パット装着しています。このあたり、またシーズン・オフのブログネタにいたしましょう。今回の探索行、多数のダニに遭遇しまして、スパッツ装着していて正解でした。
 呼子のイカ、最高でした♪
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月08日 12:12
できるだけ自力で見つけたいものです。嬉しさが違いますよね。私、結構○研のマップにはお世話になりました。時間に制約がある社会人としてはやむを得ない面はあるのでないかと思いまして。ただ、あまりにマップの案内通りに右に曲がって左に曲がって、上を向いて・・・「いた。」では正直自分で採った気にはなれませんでしたね(笑)。あくまでも『環境を学習する』ために活用したいものですね。とは言え、なかなか自力では見つけられずnull dataが山となってますが・・・(涙)。
 kenkenさん、次回呼子でイカを食される時は是非、剣先や下足は天麩羅にされてみてください。これもいけますよ。おすすめです。
Posted by nomusan at 2006年09月08日 19:46
nomusanさん
 まいどです。昨年は、鹿児島探索で何ヶ所か自力(正確には複数人なので自分達力)で発見しました。運転手は林道をゆっくり車を転がして、助手席から窓を全開にして目を凝らして「シバハギ発見」なんて言うわけです。シバハギを見つけて車を停めて降りてみたら小さな青いシジミがちらちらしていると、そりゃもう嬉しいもんです。
 でもね、NULLデータの山も大切です。このブログの裏にもぎっしりNULLデータが寝ていますよ〜 そういう訳で、私、ふしみやさんは大いに尊敬するんです。
 なにっ、天麩羅は結構いけるのかぁ〜 ついつい全部食ってしまいました〜 できれば次はご一緒したいもんですなぁ。
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月08日 20:11
 探索はいいですねえ。見つからなくても、わくわくします。新産地、生態的発見、地元での発見(全部、単に自分にとってという場合が多いですが)、何かを見つけるというのが一番楽しいのではないでしょうか。
 昔から、地図見て夢想するのが好きです。地図で想像した環境通りだったり、全く違っていたりするのもいいもんです。
透明なイカ美味そうですねえ〜。
Posted by thecla at 2006年09月09日 23:51
theclaさん
 まいどです。やはり、産地、生態、いずれにしても「探索」はアドレナリンがよく分泌されるようで、たとえ「発見」がなくても楽しいもんです。
 今回、地形図の記号を頼りにいろんなところ回ってみましたが、「どこが草原やねん、暗い植林やんかっ」ってな場所も結構ありました。
 イカ、これは透明なやつを食べて初めてその旨さが分かりました。
Posted by kenken(管理人) at 2006年09月10日 08:49
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