

この3連休、ずっと家にこもっているのも体がなまるので、今日は、昔取った杵柄ならぬピッケルの柄を握りしめて、20数年ぶりにオサムシ屋として京都府南部のフィールドへ出かけてきました。この時期、オサムシの仲間は朽木の中などに潜って冬眠するので、それを掘り出すわけです。今日は、マイマイカブリを中心に狙ってみました。
【写真左】綺麗なアオゴミムシ。ご覧のとおりZephyrusに通じる金緑色がたまらなくいいのです。あまり良い写真は撮れませんでしたが、最も自然に近い色合いが表現できた写真を掲載しておきましょう。集団越冬しているうちの2頭です。
【写真右】日本特産種のマイマイカブリ。カタツムリを好んで捕食することからこの名前が付けられています。西は対馬のツシマカブリモドキから北は北海道のキタマイマイカブリまで様々な種類が日本には棲息しています。日本のオサムシの仲間では最大のもので重量感もあり、ファンも多いと思います。
えっ、ホントにオサムシ屋だったの?なんて声が聞こえてきそうですが、証拠の品でもある、20数年前に書いた「蝶屋のためのオサムシ入門」ってな感じのレジメが「復刻版 SPINDA」の製作途上に発掘され、Vol.2に掲載される予定です。なお、「復刻版 SPINDA」はVol.1が印刷完了、Vol.2が現在印刷中で、完成は年明けにずれ込みそうとの情報が編集部から入ってきています。
実は何が出てくるのかワクワクしてました〜
まさかオサムシが出てくるとは!驚きでした
ケンケンさんが昆虫少年だったというのは想像できたけど、オサムシ屋さんとは驚き!
でも綺麗なんですねぇオサムシって
るりも見つけたらケンケンさんに聞こうっと(^_^)
まいどです。こちらへお越しでしたか。ちょうど入れ替わりの感じで、私は京都府南部へ出かけておりました。オサムシ、古い知識ですが、それなりのことは分かると思います。学生時代の1年先輩のSさんという方は、オサムシでメシを食っています。(笑)
こんばんは〜 驚きました〜なかなか面白いでしょう。オサムシは「歩く宝石」とも言われています。一部の種類を除いて、翅が退化して飛ぶことができないので、大きな河川や山地は越えることができず、地域によっていろんな種類に分かれているのです。
これもいつかですね。
北海道のオサはえぇでっせぇ〜
アイヌキン、オオルリ、キタマイマイ・・・ほんまに歩く宝石です。
雪が融けて蝶が飛ぶまでの間に掘り出すのも一策です。
今は、凍てついているので掘れませんもんね。
この手は山で時々合いますが、なんかいるなーという感じで・・・
いけませんね。
こんばんわ〜 なるほど「なんかいるなー」って感じですか(笑)
この手の虫を見つけても、素手で捕まえたりしないようにしましょう。
独特のニオイで手が臭くなって、そりゃヒドイもんです。
先日、久しぶりに飲みながら話したのですが、オサムシ、糞虫などの甲虫は奥が深いみたいですね。
一度甲虫採集を見物させてくれと頼んではいるのですが、まだ実現できていません。
います、います、そういうお方!意外と私も甲虫屋に戻ったりして。(^^;; いや本当に甲虫は種類も多いし、奥が深いと思います。夏場のオサムシや糞虫のトラップ、冬場のオサ掘り、カミキリやオトシブミのビーティングネットなど、採集方法もユニークで一見の価値ありですよ。