先日、
奇跡的に撮影できたトラフシジミの翅表の美しさに魅かれて、G.W.後半は地元・京都市内でトラフシジミの探索、撮影に専念することにいたしました。
手元にある文献「私の観察ノート」(名著です!)を拝読するに、トラフシジミについては京都市内では13データが記載されておりますが、他種の探索時に偶然出逢ったと推定される内容ですし、そもそも春型の適期というものが分かりません。やはりフジの花をメインに探索するしかないのかなぁ〜
5月2日は、市街地を中心に探索、目撃はできたものの直ぐに飛び去って、撮影どころではありません。5月3日は市街地を中心に探索するも成果が上がらず、午後になって山間部探索に変更、ようやく遭遇することができました。


最初は分からなかったのですが、300mm望遠で見るに、この個体は、ノバラの蕾に産卵に訪れた春型♀のようです。本種幼虫はノバラも含め、様々な植物の花、蕾を食することを思い出しました。
このノバラの近くには、フジとウツギが自生しており、ノバラで産卵行動(恐らく)後、ウツギの葉上に飛び移って静止すると、徐に見事な開翅を披露してくれました。






300mm望遠レンズですが、少し遠くてこれが精一杯の画像。その翅表は、角度や光加減によって様々な色になってえぇもんですな♪
こうなると、「この場所って、再現性のある『トラフシジミのポイント』と言えるのかな・・・」という思いが湧いてきたので、翌日以降、早い時間帯から300mm望遠レンズに×1.4倍のコンバーターを装着して再訪することにいたしました。
posted by kenken(管理人) at 10:29|
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蝶
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