管理人がOB会員であります
京都大学蝶類研究会が、本2018年で創立50周年を迎えました。去る2018年11月23日、現役生の実行委員の皆さんの企画で「50周年祝賀会」が開催され、行ってまいりました。OB会員約40人+現役会員約15人(現役生、そんなにおるんや!)が集まる盛会でございました。


祝賀会では、OBのH田K一さんから「蝶と遊んで60年」(ご本人は「蝶に遊ばれて60年」とおっしゃってましたが)と題した記念講演がありました。
蝶の吸水活動におけるアンモニア摂取についての事実データに基づいたご本人の生講演、「さすがに研究者は、素人と一味違いますなぁ〜」と納得、感動しながら拝聴させていただきました。


H田氏は自宅近くのゲージで蝶の飼育をなさっています。あくまで飼育ゲージの中での出来事ですが、飛翔中のリュウキュウアサギマダラをギフチョウ♂が鷲づかみ(正確には蝶づかみ?)にして地面に落として交尾を迫るシーンの画像には驚かされました。ここでは詳しく書きませんが、この事実から様々な仮説の検証ができますね。


記念講演後は、会食、蝶クイズなどで大いに盛り上がり、その後、OB有志は大広間での合宿。世代は違っても蝶に関する話題で盛り上がれるのが本会の醍醐味でございます。


管理人が現役会員であった頃の写真をご覧にいれましょう。既に、会誌「
SPINDA 14号(1999)」に掲載している写真(会誌では白黒写真ですが)なので、モザイクなしでまいりましょう。撮影は、1979年4月15日、金沢市坪野キャンプ場で、故・小路喜明氏によるものです。当日は、ご覧のように桜満開の晴天で、あきれるほど多数のギフチョウが乱舞しており、まさに「古き良き時代」でございました。
注:写真は、2018年12月29日により鮮明なものに差し替えております。 末筆ながら、この場をお借りして、今回の祝賀会を企画、準備、開催いただいた現役生の実行委員の皆さんに厚く御礼申し上げます。
posted by kenken(管理人) at 11:25|
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