2017年06月29日

今シーズン2例目の異常型(2017年6月24日)

 ここ数年、撮影に出ると年に数回、異常型に遭遇する機会に恵まれております。今シーズンは春先にツマキチョウの異常型(同列転換)に遭遇しましたが、今回は今シーズン2例目でございます。

170624_252.jpgsikiri160.jpg シジミチョウ科の蝶に散見される異常型で、後翅裏の黒斑が流れたようになっております。そう言うと、昨年も同じような黒斑流れのヒメシジミに出逢ったなぁ〜なんて思い出しながら撮影しておりました。
 しかしながら、賢明な読者の皆さんはお分りのとおり、この個体、ヒメシジミではないんですよね。

170624_253.jpgsikiri160.jpg 「ヒメシジミではない」ことがお分りいただけますよう、同じカメラアングルでの開翅時の1枚を追加しておきましょう。
 久しぶりに書きますが、マイ好みの「翅表と翅裏を同時に表現した」1枚でございまして、翅裏の紋流れもきちんと描写すべく、弱ぁ〜くストロボ焚いております。この日の長野県は、明るい曇りの撮影日和で、とても良い発色でございます。

170624_250.jpgsikiri160.jpg 同一個体の翅表のブルーを余すところなく表現できた1枚がこれ。はい、縦位置写真なのは、これまた書きますが、心のゆとりの現れでございます。EF100mm F2.8 MACROを装着したEOS80D の描写力は素晴らしいものです。

 ところで、2016年4月25日から、長野県全域でアサマシジミは採集禁止になったのですが、まだあまり周知されていないのかな?長野県告示第278号で「長野県希少動植物保護条例」の対象種となったんですよ。知らずに採集に訪れた方に出逢ったら教えてあげましょう。

--------【以下、2017年6月30日追記】--------
170624_156.jpgsikiri160.jpg Rhetenorさんからコメントいただいたので(<おおきにです)、様々なことが見て取れる吸蜜シーン画像を追加で1枚UPしておきましょう。
 上記と同一個体、左後翅裏も対称的に黒斑流れで、左前翅裏も黒斑流れております。歩き回りながら吸蜜して花の裏側に潜り込んでいくので、なかなか撮影難しかったりします。
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2017年06月26日

「副産物」の楽しみ(2017年6月18日)

 Favoniusの中では、こいつのサファイヤ色の翅表が特に好みなんです。6月18日、真面目に翅表を表現しようとウラジロミドリシジミを撮りに行きました。前日はピーカンのお天気だったので敢えてパスして、曇りの日曜日に満を持しての訪問でございます。

170618_16.jpgshikiri105.jpg 最盛期のようで、意外とすんなり複数の♂♀を叩き出せました。じっくり待っておりますと開いてくれまして、今シーズン開幕から導入のTamron18-300mmレンズの広角側での表現でございます。
 マクロな画像、しこたまえぇのが撮れたのですが、以前にちらっとタイトル画像でお見せした(もう変わってます)ものにとどめておいて、この記事では敢えて広角画像のみUPでございます。

 実はこの日、最も嬉しかったのは「副産物」のミズイロオナガシジミ。たまたまウラジロと近い位置に叩き出された個体が、ウラジロの開翅後、10数分遅れで開きました。

170618_66.jpgshikiri105.jpg 1点のキズもないその翅表は、独特の美しさがございます。マクロ画像では、後翅表の白斑を強調してしこたま撮りましたが、こちらも敢えて封印して広角画像のみのUPでございます。

 滋賀県までお出かけしたこの日、帰路は同県内で数ヶ所のキマリン撮影ポイント候補地を探索したのですが、途中で・・・曇りで絶好のテリ日和やし、新しいピカピカの個体が出てきて下草でテリ張ってるんちゃうか!・・・というような妄想にかられましてね、夕刻には餅をついて前日(1つ前の記事)の京都市内のキマリン撮影ポイントに佇んでおりました。

170618_195.jpgshikiri105.jpg 結果は、曇りなので若干テリ時間帯は変わったものの、前日と全く同じ個体が、さらにスレ度を増して、同じ下草でテリ張りました。う〜ん、これやったら滋賀県で心中覚悟でテリ待ちするんやった・・・
posted by kenken(管理人) at 06:10| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月20日

撮影ポイントの開発(2017年6月15日&17日)

 京都市内に住んでおりますと、キマを毎日撮れ!と言われれば、それは十分可能かなとは思うのですが、キマの翅表を見下ろすように撮れ!と言われると、なかなか難しゅうございます。新たな撮影ポイントの開発のお話しです。
 6月15日の午後、お仕事をナニしまして、京都市内、きっとここでテリ張るはずと思しきポイントへ赴きました。

170615_08.jpgshikiri105.jpg こんな「キマ」がテリ張りました。抜群の鮮度ですね。その美しさを忠実に表現しようと、大切に撮影いたしました。この日はピーカンなるも湿度の低いからっとした、西日の強いお天気でございました。

170615_17.jpgshikiri105.jpg やがて西日も衰え始め、いよいよかと待っておりますと、こんな「ツバメ」が現れて開翅しました。抜群の鮮度ですね。その美しさを忠実に表現しようと、大切に撮影いたしました。

 結局、この日は何事も起らず、いわゆる「テリ待ち心中」に終わったのですが、そのワクワク感はたまらなく良いものでございます。

 ここはおらん?おってもテリ張らん場所?お天気良過ぎのいわゆる「鬼日」でテリなし?まさかのフライング?・・・結論が出せませんな・・・なので、2日後の6月17日、ふ●み●さんの「餅をついたような性格」をリスペクトして再訪いたしました。
 この日は、やや薄雲のあるお天気。到着するやいなや、結論が出ました。

170617_04.jpgshikiri105.jpg 個体の鮮度から推定するに発生後、数日経過。従って、先日の結論は、「『鬼日』でテリなし」でございます。今シーズンは開発が遅きに失したようで、また来シーズン以降の楽しみといたしましょう。
posted by kenken(管理人) at 06:23| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月12日

尾突四白2017(2017年6月10日)

 おかげさまでお仕事が超繁盛しておりまして、土・日を撮影にあてていると、ブログ更新する間がございません。ようやく本日、ちとゆとりができたので、今シーズンの初キマ画像をUPしておきましょう。
 この日、New撮影ポイント探索するも不発、ひょっとしたらフライング?に終わり、残り少ないテリタイムに京都市内の既知ポイントを訪れて、とりあえずの今年の初キマ画像をゲットでございます。

170610_01.jpgshikiri105.jpg うん、初球は見事に「尾突四白」でよろしゅうございました。この日、結構風がありましてね、尾突4本が綺麗に風に流れている画像って、実は撮るの結構難しいんですわ。

170610_02.jpgshikiri105.jpg ぎりぎりテリタイムなので、風が止むと開いてくれました。お気に入りの翅表と翅裏を同時に写し込んだ画像でございます。残念ながら、この後すぐに別個体と卍飛翔になりましてね、どこかへ消えてしまいました。

 今年は若干発生が遅めと睨んでおりましたが、どうなんでしょうね。

170610_03.jpgsikiri160.jpg 上の画像の個体を撮影後に遭遇した複数個体は、予想外にいずれも大破な♂。とは言っても、この個体なんかはバード・アタックを受けての大破なご様子で、上の画像の個体と比較すると縁毛なんかはびっしり揃っていて、発生したてのようですね。ちぎれているので不明ですが、短尾な香りが漂っている個体でございますな。

 お決まり画像も得られたので、この後はひたすらNew撮影ポイントの開発に勤しんでおります。
posted by kenken(管理人) at 19:40| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする