京都市左京区北白川、滋賀県大津市との境界に近い場所のギフチョウさんを巡るお話し「
たわごと付き古画像(その1)」の続きでございます。
◆2004年4月9日、鳥屋に擬態した私を不思議そうな顔でご覧になって通り過ぎられた採集者さんは、ひょんなことから翌2005年に
本ブログでやり取りする機会があり、「探索の途中、ある場所で双眼鏡を持ち三脚だけ(光学機器が付いない)を立てた方がおられた。タカ類の渡りでもあるのだろうか?おそらく鳥屋さんだろう。」と記録なさっていたことが分かりました。

私の擬態は成功していたようでございます。(笑)同日、その後現れたギフチョウさんは、前出の記事のとおり占有活動をしながら、時おりアセビの花で吸蜜しました。コンデジ(Canon PowerShot Pro90 IS)で撮影した画像で、なんともベタな絵ですね。
◆2005年のシーズンからは、コンデジに加えて、一眼デジカメを撮影に導入しました。

2005年4月16日、同じ場所で導入後間もない一眼デジ(CANON EOS KISS DN)でコツバメを撮影したのがこの画像です。この画像、Exifデータも残してUPしております。一眼デジらしい画像ですね。

同所で私が最後にギフチョウを見たのは2005年4月24日でございます。これがその際の画像で、ややスレた♂がコバノミツバツツジで吸蜜いたしておりました。
◆2006年、同所を何度か訪れましたが、お目にかかったのはコツバメさんのみでした。

当時、コツバメさんの翅表のブルーをいかに表現するか、いろいろ試行錯誤しながら撮った画像がこれ。後翅すり合わせ時のチラリズム、前出記事の「
フチ子さん」に通ずるものがありまして、傑作だと自負いたしております。(笑)

この2006年、私はギフチョウさんに出逢えませんでしたが、知人のKさんから「未交尾の♀に出逢い撮影しました」とのメールをいただき、この画像が送られてきました。マニアックな表現をしますと、内カニツメが下駄外十手で左翅においてはH型の気質も感じられる当地ならではの「お顔」の個体ですね。
◆同所で最後にギフチョウさんが目撃&撮影されたのは、私の知る限りでは2007年4月15日でございます。

同じく知人のKさんから「今年もなんとか見られました〜」旨のメールと共にいただいたのがこの画像でございます。♂ですね。あらためてKさんに厚く御礼申し上げます。
その後、2008年春から2013年春まで、同地でのギフチョウさんの目撃報告はございません。私も2012年春までは同地を訪れておりましたが、Nullデータを築くばかりで、とうとう2013年春は、訪問しないままに過ぎてしまいました。拙ブログにある程度具体的な地名が出てくるというのは、とても悲しいことだったりします。
posted by kenken(管理人) at 23:00|
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蝶
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