7月21日の撮影中に、メインのレンズ CANON EF100mm Macro ISが故障(ピントが合わん)して、現在、修理中でございます。5年保証に入っておりましたので、無償修理とのことですが、時間がかかるようです。
春先からの体調不良(主訴は「耳鳴り」ですわ)は、まだ引きずっておりまして・・・加えて、いわゆる「人事異動」で、7月第4週から、不慣れなお仕事に悪戦苦闘して、ここのところ疲労困憊いたしております。
そんな、こんなで、ブログ更新が滞っております。遅ればせながら、7月21日のお話しを書かせていただきますね。この日は、前週に続き、兵庫県ハチ高原方面を訪れておりました。

こいつは、まだ100mm Macro レンズが正常に動作していた時の画像です。この後、突如、動作不良に・・・その時点で、300mm望遠と15mm Fisheye という両極端のレンズのみで、被写体までの距離約50cm〜150cm を撮る適切なレンズがないという状況に追い込まれました。

ホシチャバネセセリは、是非とも翅裏の紋様を撮っておきたい種です。まあ、過去に何度も撮っているのですが、改めて生息環境も写し込みながら、15mm Fisheyeで心を込めて撮りました。
実は、ホシチャバネセセリは、「ついで撮り」している被写体でございまして、狙っておりましたのは、アブノーマル・・・ミドリヒョウモン♀暗化型でございます。いつも目撃するのですが、なかなか良い絵を撮らせてくれません。

この日、暗化型♀は2個体見かけました。「暗化度」を5段階表現すると、こいつの翅表はかなり黒く「レベル5」と思しき個体。アザミ吸蜜の画像をなんとか撮った後に、見失ってしまいました。(涙)


この個体は、「レベル4」くらい。じっくり吸蜜していて、結構長い時間、付き合ってくれました

やや傾きかけた太陽の直射日光のため、色表現と露出設定が大変難しゅうございます。100mmレンズが動作不良で、いずれも300mmレンズでの画像です。
う〜ん、「レベル5」の暗化型を100mmレンズで、直射日光でない状況で撮らねば・・・「宿題」を残したのは言うまでもありません。
100mmレンズ、いつ戻ってくるんやろ・・・耳鳴り、いつか治るんやろか・・・新しいお仕事、これから馴染んでいけるんやろか・・・正直、とても不安な日々を送っております。
----【以下、2012年7月30日追記】----
nomusanさんのリクエストにお応えして、同地で2010年7月に撮影した「暗化度レベル5」認定個体の写真を蔵出ししますね。この個体は、「オレンジ」を感じる部分がまったくございませんでした。----【以下、2012年7月31日追記】----
ダンダラさんとnomusanさんのリクエストにお応えして、暗化度「レベル0、1、2」個体の画像をUPしておきますね。・・・とは言っても、この「レベル評価」は、あくまでも「私的な主観」ですよ〜 なお、「レベル3」の画像はありません。2と4の間ということで、ご想像くださいな。
まったく暗化(緑)傾向を感じない「レベル0」、意外と、こういう個体こそ珍かもしれません。(撮影:滋賀県)
後翅表のみに若干の暗化(緑)を感じる「レベル1」、ミドリヒョウモンの和名の由来かな。実は、こういう個体がほとんどだったりします。(撮影:兵庫県)
後翅表に加えて前翅表にもに若干の暗化(緑)を感じる「レベル2」。(撮影:兵庫県)
逆に、皆さんの撮られたミドリヒョウモン♀の画像も見たいなぁ〜
posted by kenken(管理人) at 21:50|
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蝶
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