2011年01月29日

シンモエダケ

 競走馬と火山のお話しですが・・・まずは、ここのところニュース等で大きく取り上げられております鹿児島・宮崎県境の新燃岳(シンモエダケ)の噴火について、現地の皆さまに、心よりお見舞い申し上げますとともに、噴火がいち早くおさまりますよう祈念いたします。

 さて、誠に不謹慎な話で恐縮ですが、最近のニュースを聞くまで「シンモエダケ」は、競走馬の名前と承知しておりまして、火山の名前とは存じておりませんでした。実は、子供心に焼き付いている1枚の写真とアナウンサーの実況がありましてね・・・

110129d1.jpg これが、その1枚の写真です。昭和46(1971)年10月10日、デビュー戦から驚異的な強さで3連勝したシンモエダケが、4戦目に臨んだ重賞レース「デイリー杯3歳ステークス」の記事を掲載したデイリースポーツ誌の写真でございます。写真右上に「シンモエダケ」っておりますやろ。(4着でしたが・・・)「キノコみたいな不思議な名前の馬やなぁ〜」と深く記憶に刻み込まれておりました。
 その後、シンモエダケは、シンザン記念といった重賞レースも制し、12戦8勝という成績を従えて、昭和47(1972)年のGTレース「桜花賞」では大本命の1番人気になったのでした。しかしながら、桜花賞では、ゴール前直線で馬群に沈み、7着に終わりました。「シンモエダケはどこだ?」と叫んだ関西テレビの杉本アナウンサーの実況が今でも耳に残っております。

 話を火山のシンモエダケに戻します。以下、過去にシンモエダケの近くで撮影した蝶の写真を蔵出し掲載し、噴火による被害が最小限にとどまることを祈ります。

110129-0509-1.jpg まさに、今回のシンモエダケの火山灰が降った地域で撮影した写真でございます。タイワンツバメシジミ♀、この後、茂みの中で開翅しよりまして、撮れませんでした・・・(撮影 2005年9月 宮崎県都城市)

110129-0509-2.jpg110129-0509-3.jpg こちらは、風向きが変わると火山灰が降りそうな地域で撮影した写真でございます。タイワンツバメシジミ♀、食草のシバハギを写し込んでみました。(撮影 2005年9月 鹿児島県)

 ところで、なんで↑あんな昔のスポーツ誌の切り抜きを持っとんねん?・・・って不思議に思われるでしょうが・・・

110129d2.jpg110129d3.jpg 実は、○○の形見の品として、上に掲載したスポーツ誌の切り抜きのほか、こんな競馬予想誌の切り抜きと重厚な賞状入れに入った1枚の賞状もあるのでございます。
 無印で、全く人気のない馬が、いきなり重賞レースで1着になった時の馬主の気分ってどんなんやろ・・・きっと、まさかおるとは思われん地域で蝶の初記録を出した時の蝶屋の気分に違いない・・・と確信しているのでございます。どうやら、管理人には、間違いなくギャンブラーの血が流れているような・・・

【追伸】
やんざぶろうの猛禽撮影日記」をお気に入りブログに追加しました。超望遠レンズでの迫力ある画像ですわ。鳥屋?さんはGO! 「その他」のカテゴリーではギフチョウさんの写真も出てきます。
posted by kenken(管理人) at 21:12| Comment(16) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月24日

大和葛城山のギフチョウの採集規制と生息地保全

 1/22(土)、奈良県御所市で開催された「第5回 全国チョウ類保全シンポジウム」(詳細プログラムは、1つ前の記事をご覧下さい)に参加してきたので報告しておきますね。

110122-01.jpg え〜、まずはお決まりの開会シーンからですが、主催者のチョウ類保全協会の理事さんの開会挨拶の後、奈良県御所市長さんが挨拶されているシーンです。

110122-02.jpg110122-03.jpg【写真左】昆虫写真家・海野さんの特別講演「チョウのたのしみ方」の1シーンです。冒頭、「そこにどんな蝶がいるのか調べられている場所では、もう採集はやめて、撮影で蝶を楽しむ時代です」と言ったお話があり、その後、写真撮影の楽しみ方などのお話がありました。
【写真右】講演後、会場から、ピント合わせなど撮影についての質問があって、身振りを交え、「こんな感じで撮ります」と檀上を走りながら回答されていた海野さんの姿が印象的でした。

110122-04.jpg 写真家・渡辺さんの基調講演「金剛・葛城山系におけるギフチョウ」の1シーンです。ギフチョウに関する出版物のお話もあり、アカデミックな雰囲気が漂っておりました。

110122-07.jpg この後、いろんな講演(ダルマガエルの話は面白かった!)があったのですが、皆さんの気になるところ、すなわち、大和葛城山におけるギフチョウの採集規制と生息地保全活動について、地元の保全活動団体から発表があったので、書いておきますね。

 大和葛城山の奈良県側(稜線から東側ですな)は、2010年から、保全活動団体と地権者(個人や森林組合ですわ)とが保全契約を結んで、ギフチョウ採集目的での立入は禁止になっとります。で、立入禁止の看板や立入防止柵が設けられているんですね。
 簡単に言うと、真面目に保全活動やってるので、奈良県側に足を踏み入れた状態ではギフチョウは採らんといてや・・・
ということですわ。
 賛否両論ありますが、管理人は、まあしゃあないかなと「消極的賛成」の立場です。生息環境の維持活動(下草刈りや食草、産卵数継続調査など)も採集規制と合わせて行われていますし、何よりも、紀伊半島顔の純粋なギフチョウさんとその生息地がいつまでも残ってほしいですしね。

110122-10.jpg シンポジウムの最後は、海野さん、渡辺さん、保全活動団体の方、行政の方などが檀上に上がって、「金剛・葛城山系の自然を守る」って、パネルディスカッションがあり、閉会後、懇親会がありました。

 う〜ん、懇親会・・・とても参加したかったのですが、管理人は他のお約束がありましてね、閉会後、そそくさと大阪へと移動いたしましたが、後日聞くところによれば、なかなかの盛会だったとのことでございました。
posted by kenken(管理人) at 17:24| Comment(12) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月22日

大和葛城山のギフチョウ(2011年1月22日)

 1月22日まで、この記事をトップに掲載します。
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 各地で減少傾向にあるギフチョウ・・・
 現在、紀伊半島でギフチョウを「まともに」目撃できるのは、奈良県と大阪府にまたがる大和葛城山くらいではないでしょうか。
 蝶の保全活動には、まず、生息環境の維持、次に、必要最小限の捕獲規制と管理人は考えております。
 大和葛城山のギフチョウの生息環境維持活動と捕獲規制、本年は実際どうなるのか・・・以下のシンポジウムで聞いてきます。
 興味のある方、どなたでも無料で参加出来ますよ〜 聴きにいきませんか?

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■会合名:第5回 全国チョウ類保全シンポジウム

◆日時:2011年1月22日(土)10:00〜16:30

◆場所:アザレアホール内文化ホール(御所市役所のとなり)
http://www.library.gose.nara.jp/
〒639-2200 奈良県御所市13 TEL : 0745-65-2580
近鉄御所駅・JR 御所駅より、徒歩:約10-15分、タクシー:約5分

◆プログラム:
・9:30 開場
・10:00 開会 
・10:10〜11:20 特別講演「チョウのたのしみ方」:海野和男(昆虫写真家・日本自然科学写真協会会長)
・11:20〜12:00 基調講演「金剛・葛城山系におけるギフチョウ」:渡辺康之(日本鱗翅学会)
・12:00〜13:00 休憩
・13:00〜13:30 基調講演「金剛・葛城山系における植物」森本範正(奈良植物研究会運営委員)
・13:30〜14:50 自然環境を守る活動報告 
(1)講演/大和葛城山におけるギフチョウおよびユリ類の保全活動:天満和久((財)大阪みどりのトラスト協会)・竹田義(大阪府立花の文化園園長)
(2)講演/大阪北部におけるギフチョウの保全活動:森地重博(能勢のギフチョウを守る会)
(3)講演/桜井市 山野草の里づくりの会の取り組み:福岡定晃(NPO 法人 山野草の里づくりの会)
(4)講演/奈良市におけるナゴヤダルマガエルの保全活動:井上龍一(紀伊半島野生動物研究会両生は虫類グループ)
・14:50〜15:10 休憩 
・15:10〜16:30 パネルディスカッション「金剛・葛城山系の自然を守る」
・16:30 閉会(17:15 から懇親会)

◆参加費:無料(シンポジウムの参加は申し込み不要です)   
◆懇親会:シンポジウム終了後、懇親会(会費3000円、事前申し込み必要)

◆主催:日本チョウ類保全協会
◆共催:大阪みどりのトラスト協会、大和葛城山の自然を大切にする会、御所市
◆協賛:三井物産環境基金、御所市観光協会
◆後援:千早赤阪村、日本自然保護協会、日本鱗翅学会
posted by kenken(管理人) at 00:00| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月16日

加藤順

 nomusanさんのブログにいきなり「加藤順」の写真があっておどろきました。・・・と言っても、人の名前ではありません。実は、「つけもんや」の名前だったりします。

110115kt1.jpg 実は、この店、めちゃくちゃ好みでしてね。たまに買いにいくんですわ。店のHPもあって、すわっ、でかいお店か?って思ったりしますが、外見は家の軒先でやっているような?小さな店だったりします。(奥は大きく広いのかも?)

110115kt2.jpg 店の中はこんな感じで、いろんな漬け物が並んでおります。私の大好物は、ダントツにちりめん菜の花漬(\735と、ちと高級!)、続いて、辛子茄子、しばづけ・・・う〜ん、キリがない・・・

110115gl.jpg こういう、高級つけもんで飲る時は、ウイスキーの水割りがお洒落でしょう。前にも書いたかな・・・シングルモルトのウイスキーは、ウイスキーさんに失礼のないようにストレートかロックで飲る私ですが、このグレンリベットだけは水割りでいただいたりします。是非1度ご賞味あれ、水割りにすると、かすかに蜂蜜のような甘みがあってね、とってもシャイなお味のするウイスキーでございます。

 蝶の画像がないと寂しいので、蔵出ししておきましょう。「菜の花」と言えばツマキチョウでございます。

110115-100509tsu.jpg この画像、なかなか翅表を撮らせてくれないツマキチョウさんの翅表が撮れた、昨年の写真の中でも5本の指に入るお気に入りの1枚で、1200×800の大画像UPでございます。(撮影:2010年5月 長野県木曽郡) え〜、もちろん、こんな画像を狙って長野県までお出かけしたのではございませんが。

 話は変わりますが、マイ師匠のSさんは、ご自身のHPで次のように述べておられます。「『ちゃんと撮ればどんな蝶でも美しいものである。それはよくわかっているが、普通種にカメラの向けるのは一種の覚悟が要る。』これは○○氏の名言である。撮影は採集と違って『ちょっと摘んで撮る(採る)』というわけにはいかず、それなりに時間がかかる。その間は仮にすぐ近くで『決定的瞬間』が繰り広げられていても気付かず逃すことになる。その覚悟が必要なのである。

 「普通種」であるツマキチョウにカメラを向けて、ちゃんと撮った同じ日、その後に撮った2枚も蔵出ししておきますね。きっと「決定的瞬間」は撮り逃しているんでしょうが・・・

110115-100509cha.jpg110115-100509chb.jpg

 う〜ん、今宵はいろいろ話題があちこち飛びますなぁ〜 グレンリベットの水割り、数献に及んでいるせいか・・・
posted by kenken(管理人) at 20:48| Comment(18) | 食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月11日

斜め45度逆光開翅友の会(2011年1月9日)

 はい、もう既に関連ブログに多数の画像が掲載されております「斜め45度逆光開翅友の会」(1月9日 開催)、管理人も参加してきました。遅ればせながら、本ブログにも記録として掲載しておきますね。
 参加の皆さん、楽しいひとときを有り難うございました。
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 まずは15:30スタートの0次会でございます。
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11010903.jpg まあ、軽いウォーミングアップの続きみたいな感じの1次会ですね。ん、しかし、ワインの瓶がごろごろ転がって、ビールのピッチャーも見えますね。
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 18:30開始の本チャンの1次会でございますよ。
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11010906.jpg 妄想族のお話しが盛り上がっております。その横では、なんともアカデミックなシーンも展開されておりましたよ。
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 2次会でございます。う〜ん、開始時刻の記憶が・・・
11010907.jpg11010908.jpg もう、このあたりまで来ると、なかなかブラックな話題で盛り上がったりして。(笑)

 結局、管理人は3次会まで参加して、日付けが変わるまで飲んでおりました〜
 参加された皆さま、楽しいひとときを本当に有り難うございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
posted by kenken(管理人) at 23:35| Comment(24) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月06日

京都市内のキマダラルリツバメ

 ネタがない時は、京都市内のキマダラルリツバメ(以下、キマリンと言います)について書くのがよろしいようで、ちょっと書いてみましょう。
 京都市内では、「えっ!こんなところに・・・」ちゅうような、なんでもない場所にキマリンがいたりするのですが、上京区については記録も標本も見た記憶がありません。

110105hi.jpg 写真は、京都市上京区の一部のGoogle Earth画像です。画像左上のH神社にはキマリンの記録がありますが、ここは上京区ではなく、北区だったりします。なお、現在、H神社のポイントは、神社のご配慮?で鉄フェンスで頑強に囲われて全く立ち入れない状況で、また、巷の噂では、もうキマリンはいないとか言われていることを付記しておきますね。

 さて、このGoogle Earth画像中にあるR寺は上京区に位置しておりまして、昨2010年6月中旬のキマリン吸蜜最適タイムに訪れてみました。日付と時間を正確に書くと、「シゴなにか!?」などと鋭い突っ込みが入ったりするので、ご容赦下さい。

110105ri1.jpg 当時の実際の画像でございます。えぇ感じの桜が何本か生えておりましてね、写真右の門の奥には、サンゴジュの白い花(画像矢印)が咲いております。

110105ri2.jpg 桜を見てみると、蟻さんが歩いております。暗い桜の幹上を歩く蟻さん画像なので分かり難いですが、矢印のところに2頭のハリブトシリアゲアリが写っております。

110105ri3.jpg サンゴジュの花は、ちょうど最盛期で、なんとも言えない良い香りを漂わせておりまして、ムラサキシジミをはじめとして、他の蝶も吸蜜に訪れておりました。

 で、本題のキマリンはどうやったんや?と気になるところですが・・・こういう記事では、次のように書くのが適切なようで・・・「初めから地名や寺名が出てきた時の結果は判っているようなものです。」
 ですが、しかし、もし仮に、6月中旬に仕事でこの付近を車で通りかかったとしたならば、きっと車を停めてサンゴジュの花を眺めに訪れるでしょうね。
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 お題にキマリンと書いておきながら、写真が1枚も出てこないと冴えないので、昨2010年6月の京都市内でのキマリン画像を蔵出ししておきましょう。京都市内でも、左京区、右京区では、結構簡単にキマリンを見つけることができます。

110105ki1.jpg 顔よりも高い位置でのテリ開翅なので、コンデジGX100を持った手を思いっきり伸ばして、カメラをかぶせるようにしてノー・モニター撮法で撮った1枚でございます。

110105ki2.jpg お正月なので、景気良く特大画像でUPしておきましょう。昨年の画像中で、尾状突起とその先端の4白を最も綺麗に描写できた1枚です。微風の影響で見事に尾状突起が直線的に吹きあがっております。なかなかこうは撮れんもんですよ。
posted by kenken(管理人) at 01:10| Comment(26) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月01日

謹賀新年(2011年1月1日)

 あけまして、おめでとうございます。
 え〜、毎年、元日は「おせち料理画像」を掲載しておりましたが、今年はありません。今年は、おせちを注文するのはヤメましてね、そのぶん、お出かけして家族でちょっと豪華にお食事することにいたしました。

 ・・・というわけで、おせち画像代わりに、昨2010年のお気に入り画像を1枚UPしておきますね。

110101-100904sl.jpg お正月に相応しい紅白の花でのシルビアシジミの吸蜜画像でございます。お正月なので、景気良く、1200×800の大画像にしておきました。(撮影:2010年9月 石川県志賀町)
 この画像は、多くのことをアブダクション(仮説的推論)できる要素を含む1枚でありまして、それについては、追い追い記事にしようと思いますが、まずは、以下に、プロローグ的なことを書かせていただきます。

 撮影当初、この花を同定できませんでした。これまで見た記憶のない花だったので、何という植物なのか気になっておりました。その後、マイ師匠のSさんの知人で石川県在住のTさんから、この花の種名をご教示いただき、合わせて「石川県下でのシルビアシジミの吸蜜植物画像を収集しているので、この画像を提供してほしい」とのお申し入れがあり、喜んでこの画像を提供させていただきました。なんでも、この画像、石川県地元の虫関係の同好会誌に掲載いただけるそうで、ちゃんとした記録になるのは嬉しい限りで、Tさんに感謝でございます。

 ちなみにね、この花の種名をYahooやGoogleのTOPページに入力して検索すると、1番にヒットするページに、いきなり「石川県のシルビアシジミの生息環境写真」みたいなのがバーンと出たりしてびっくりするんですわ。【続く】
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 正月早々、いきなり話が脱線してしまいましたが、おきまりのご挨拶に戻らせていただきますと・・・

 昨年は、拙ブログをご訪問いただき、また、多くのコメントをいただき、誠に有り難うございました。本年も、拙ブログをご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
【My Favorite Butterflies of JAPAN 管理人敬白】

posted by kenken(管理人) at 00:11| Comment(42) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする