9/19、午前中で石川県志賀町での撮影は切り上げて、9/19午後〜9/20午前と石川県輪島市でシルビアシジミを探索してみました。
輪島市でのシルビアシジミの正式記録はまだ発表されていないと思いますが、某氏が輪島市で生息確認していると知人を通じて聞いていたので、地図上で適当に目星をつけて探索してみると、勘良く生息を確認することができました。

実際にシルビアシジミが生息している環境の写真をUPしておきましょう。「ここはどこや?」ではなく、「こんな生息環境なんや!」って観点から見ていただきたいので、ちょっと写真に細工してあります。とてもたどりつけない海辺の90度近い断崖絶壁にもミヤコグサが生えていてシルビアシジミが生息しております。

上の写真の海辺の断崖絶壁ですが、意外と植生は豊で、実際に近づいて写真撮影してみるとこんな感じて、ミヤコグサが点在しておりましてね、強風に耐えながらシルビアシジミが産卵しておりました。
ブログ上にこのような写真を掲載しても、正式な記録とはなりません。正式記録は、どなたかにお任せしたいと思います。

海辺って、結構風が強く、産卵後、風に耐えながらミヤコグサにしがみついている♀です。上の写真と同一個体です。いわゆる「海ビア写真」の出来・不出来は、その日の天候、特に、風の強弱に大いに左右されるとつくづく思い知らされる撮影行でした。

こんな海辺の断崖絶壁にも、きっちりカタバミは自生していましてね、ヤマトシジミも混飛しております。ミヤコグサの花は少なく、カタバミを訪花したシルビアの写真を撮っておりました。

風の強い海辺の断崖絶壁でしたが、一瞬の晴れ間に風がないだなかで、♀が開翅してくれました。この時期でこんな「青さ」ですわ。
「輪島市内で開翅するシルビアシジミ♀」なんて、なかなかネット上で検索してもお目にかかれない画像だと思いますよ。じっくりご覧下さいな。【続く】
posted by kenken(管理人) at 22:22|
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蝶
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