この土・日、実は、某地で某蝶の探索を企てていましたが、あまりの暑さにヤル気を失くしてパス。涼しげな高標高地域へ避暑がてらの撮影に出かけることにしました。
訪れたのは、安曇野のヒメシロチョウ。実は、背景が緑の夏の写真を撮るのは初めてで、以前から狙っておりました。結構探索に手間取りましたが、ようやく好撮影地にたどり着きました。

まずは基本に忠実に、吸蜜シーンで翅裏をフラットに「純白」を表現してみました。いつも「色つきの蝶」ばかり撮っていますが、モノ・トーンの蝶もえぇですなぁ〜自然光です。
ヒメシロは開翅して静止することはありません。しかし、夏型を観察・撮影して初めて気づいたのですが、訪花してから吸蜜姿勢を決めるまでのほんの僅かの間にパタパタと翅を開閉します。これなら翅表も撮影できそうです。


実際に吸蜜姿勢決定までのパタパタ開閉翅を連写すると、なかなか良い感じで翅表を表現することができました。特に、右の写真は、私好みの「翅表と翅裏を同時に表現」できたお気に入りの1枚です。

やがて、1頭の♀を3頭の♂が追飛するというシーンに巡りあったので、飛翔を狙ってみました。うん、これもなかなか面白い写真ですね。翅表も撮れるし。

そうこうするうちに、1♂1♀(当たり前か)の交尾が成立し、残りの2♂はあきらめて飛び去りました。じっくりと交尾シーンで「純白」を表現です。緑と白黒だけの写真、いかがですかな、えぇもんです。

上の写真とまったく同じ交尾シーン、コンデジで広角表現すると、こんな感じです。
ヒメシロ撮影は午前中で切り上げ、午後は、今後の撮影行に備えて探索をかけた後、蕎麦&温泉してから木曽路へ移動しました。<続く>
posted by kenken(管理人) at 00:48|
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