2010年05月23日

ウラゴマダラシジミ(2010年5月22日)

 これまで他種の撮影ついででしか撮ったことのなかったウラゴマダラシジミ(広島県、長野県など、各地で出会ったシーンはことごとく覚えております)、一度、真面目に開翅シーンを狙って撮影しようと、三重県志摩地方までお出かけしてきました。「えっ、ウラゴやったら自宅近所におるやろっ」・・・って声が聞こえてきそうですが、志摩地方特有の明るく美麗な個体を撮ろうとお出かけです。
 翌5/23に所用があるため、この日は計画的な日帰り撮影行です。で、以前から撮影同行希望されていたSky Palaceのhyria君を積んで行きました。
 午前中が降水確率0%のピーカンで、午後は降水確率30%、昼頃から急速に雲と風が出てお天気変わるパターンでした。昼過ぎには夕方のような照度と気温で、ウラゴマを見つけた時にはすでに飛翔活動モードでありました。

100522-5.jpg そんな中、飛翔モードの♂がほんの一瞬ですが葉上に静止し、開翅してくれました。う〜ん、やっぱり志摩地方のウラゴマって明るいお顔ですね。

100522-4.jpg その後、探索していると、背丈くらいの高さの位置で開翅する個体を発見です。hyria君が下から見上げるように撮影された後、コンデジGX100を右手に持って思いっきり手を伸ばし、上から被せるようにして「ノーファインダー撮法」で撮ってみました。うむ、なかなか雰囲気の出た絵になりましたね。

 明るく美麗な♀の開翅狙いでしたが、見つけた♀は交尾中で、しかも蜘蛛に捕食されているなどツキがありません。美麗♀の開翅撮影は、また次回の課題にしましょう。

 先週に続いての三重県連闘、勝手知ったる場所なので、午前中はミカドアゲハ、帰り際にスミナガシを「ウラゴのついでに」撮ってきました。

100522-1.jpg100522-2.jpg 翅裏の赤斑えぇですなぁ〜 恥ずかしながら、ミカドは本州でしか見たことがないので、翅裏の斑紋が黄色の個体は見たことありません。どんな感じなんやろ・・・

100522-3.jpg 雲が出て直射日光が遮られているので、スミナガシ、きっとえぇ色が出るに違いない・・ってことで、結構気合を入れて撮りました。うん、やっぱし直射日光なしのほうがえぇ色でますな。

 この日の走行距離373km。hyria君、お疲れさまでした〜

----【以下、2010-5-23 21:45追記】----
100516d.jpg ところで、皆さん、ダイミョウセセリには後翅の白斑の発達具合で関西型と関東型があるのはご存じですよね。三重県志摩市で撮影した個体を参考までに貼っておきます。コメントいただけると幸いです。

----【以下、2010-5-24 20:20追記】----
100524-040508dm.jpg 関西型ってどんなんか・・・自宅近所のダイミョウセセリの写真を貼っておきますね。ちょっと古い写真です。
京都市左京区 2004年5月8日

posted by kenken(管理人) at 20:58| Comment(42) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月17日

三重県散策(2010年5月16日)

 たまには家族サービスを・・・ってことで、神社参り&ハイキングに行こう!なんて妻を誘って三重県までドライブすることに。
 2時間ほどドライブすると、もうここは三重県、車をとめるとサツマシジミらしき蝶が飛んでいて、確認するとやっぱしサツマシジミ。

100517st1.jpg ちょっとスレとるな・・・んがっ、前翅裏面の黒斑が微妙に内側に流れとる・・・え〜っと、こんな異常型って、過去に文献で見たような気もするがサツマだったっけかなぁ〜なんて思いながら、証拠写真的に1枚撮っておきました。
 その後、神社参り散策し始めると、カメラを持った方に遭遇。あらっ、先日、信州でお目にかかったMさんぢゃないですかっ!ご挨拶すると、飛翔写真のAさんもお越しとのことで、さっそくAさんにもお目にかかってご挨拶。(飛翔写真のAさん、初めてフィールドで出会えましたね。嬉しゅうございました。貴撮影スタイルとご使用機器、しっかり目に焼きつけさせていただきました。有り難うございました。)もうお一方、初対面のKさんともご挨拶して、4人揃って記念撮影。

100517md.jpg 神社参りをすませて、散策していると、ほんの一瞬、ミカドアゲハの吸蜜シーンに巡り会えました。私好みの「翅表と翅裏を同時に表現」できた1枚。新鮮な個体で吸蜜の口吻もばっちりで、散策がてらの写真としては上出来です。翅裏の赤斑って、えぇもんですな。
----【以下、2010-5-19 ミカドアゲハ撮影データ追記】----
レンズ:EF300mm IS、Tv:1/1600、Av:6.3、露出補正:-2/3、ISO:400、外部ストロボ:発光、調光補正:-1、日中ハイスピードシンクロ
----【以上、2010-5-19 ミカドアゲハ撮影データ追記】----


 え〜、神社参りは1時間ほどで切り上げて、昼頃にハイキング予定地に移動です。ややドライブしてやってきたのは山頂スポット。軽く汗ばむ程度にハイキングして山の雰囲気と景色を楽しみました。

100517sm2.jpg ハイキング途中、ひょっとしたら見れるかなと思っていたスミナガシ、やっぱし見れました!緊張感のあるテリトリーポーズが最高ですねっ。

100517sm1.jpg この日はお天気良過ぎて直射日光が強く、色表現が難しかったですが(なんと贅沢な)、この1枚が最もうまく色彩表現できたのではないかな。

 この日の走行距離386km、神社参りとハイキングがメインの1日で(ホンマか?)、帰宅後、晩ご飯はお土産の伊勢うどんにしました。

----【以下、2010-5-18追記】----
100517is.jpg ちなみに、伊勢うどん、我が家の定番は、みなみ製麺のうどん(俗称:横綱うどん)にマルキのタレです。三重県内のスーパーに局地的に分布しています。(笑)

posted by kenken(管理人) at 20:35| Comment(30) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月12日

ヒメギフを満喫する(その2)(2010年5月2〜4日)

 前々回の記事の「その2」を書いておきましょう。
 お決まりの絵ですが、ヒメギフチョウの産卵シーンです。ヒメギフの産卵は、開ききっていないウスバサイシンにする場合が圧倒的に多く、また、時間をかけて一度に数卵産付するので、撮影は意外と容易です。

100502hg4.jpg100502hg5.jpg ちょっと趣向を凝らして、同じシーンを違うレンズで表現してみました。
 左が100mmMacro、右が300mmでの画像です。

100502hg6.jpg また別の産卵シーンです。
 産卵シーンは、やはり、きちんと卵を表現したいですね。なので、控えめですがストロボを焚いています。真珠のような卵に涙ちょちょぎれます。

 この日は結構気温が高かったせいでしょうか、珍しく、地面での吸水シーンが見られました。

100502hg7.jpg じっくり吸水していたので、背景も入れて 15mm Fisheye で撮ってみました。いろいろな山菜が自生していそうな背景です。
 確実に口吻を伸ばして吸水しているのですが、15mmだと分かりにくいですね。記録するため、続けて、100mm Macroでも撮りましょう。

100502hg8.jpg 100mm Macro で、ぐっと寄って撮影です。口吻を伸ばしているのが確認できますね。
 ところでこの個体、もちろんヒメギフなんですが、「ギフの血」を感じます。ん!どこが?って・・・次の2点ですが、こういう個体って結構普通なのかしら?
・前翅亜外縁白点列前縁が微妙に内側へずれる
・後翅外縁白点列の中央部分が微妙に橙色(拡大写真参照)

 結局、この2泊3日の撮影行の間、ギフ・ヒメギフの混生地を5箇所訪れましたが、出逢ったのは全てヒメギフで、ホンマにヒメギフを満喫させていただきましたわ。【おしまい】
posted by kenken(管理人) at 20:07| Comment(16) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月10日

ツマキチョウ(2010年5月9日)

 前日5/8は、所用のため新幹線で東京往復しておりました。復路、京都への新幹線の車中、電光掲示板で流れる天気予報を見て、翌5/9の日帰り撮影を思い立ちました。

 早朝からフィールドに立っていると、まずツマキチョウの♂が飛び始めました。ツマキチョウって、結構せわしく飛ぶので、まだ納得のいく絵が撮れてないんですわ。ですが、さすがここは長野県の高原地帯!陽射しのわりには気温が高くなく、活動も穏やかで撮影にはもってこいの状況です。
 以前から撮りたかったイメージどおり絵が得られました。正直、「どやっ、撮れるもんなら、撮ってみぃ!」って自慢したい!(笑) きっと、ふ○み○さんも同じような思いでHPを書いてはることがあるんやろなぁ〜(注:ふ○み○さんの場合は、「撮」が「採」になる)

100509ts1.jpg え〜、イメージどおりってのは次の点でございます。
(1)180度の水平大開翅で左右前後翅の斑紋をもれなく描写 (2)食草となるアブラナ科の花での吸蜜を口吻も含め描写 (3)背景がごちゃつかず綺麗なボケ具合を自然光で描写

100509ts2.jpg これもお気に入りの絵です。翅表を撮りながらも、逆光で、後翅裏の唐草模様が透かしのように表現できているのが好みです。

 上のイメージどおりの絵を得るまでのハズレ画像もお目にかけましょう。こちらは、いずれもストロボ焚いてます。

100509ts3.jpg100509ts4.jpg ちょっと背景がごちゃごちゃしてますよね。

 個人的には、クモマツマキチョウ(以下、クモツキという)よりも、ツマキチョウ(以下、ツマキという)のほうがカッコえぇ蝶やと思ってます。どこが?って・・・そりゃ、ザラブ星人扮するニセウルトラマンのつま先のように、前翅端が尖っていてるところですわ。さらに言えば、グローバルな観点で見ればクモツキよりもツマキのほうが希少ですしね。
 ツマキがこんなポーズと取ってくれるってことは、クモツキもこんなポーズ取るんでしょうねぇ〜クモツキもこんな絵を撮ってみたくなってきた・・・

 ところで、ツマキの絵を得るために長野県の高原地帯までやってきたのではありません。ツマキを追い回していると、上のハズレ画像でツマキが吸蜜していた花の植物を食草とするセセリが出てきましてね・・・
 こちらは、また、別記事で書きましょう。
posted by kenken(管理人) at 19:45| Comment(26) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月06日

ヒメギフを満喫する(その1)(2010年5月2〜4日)

 G.W.は、nomusanさんpekeyamaさんが信州で「ミッションHG」なるものを実行とのこと。まあ、どっかでお目にかかるだろう・・・ってな感じで、例によって、車中泊をしながら長野県内をうろつくことに。結果、待ち合わせたわけでもないのですが、お二人以外の多くの撮影仲間にもお目にかかることになりました。皆さん、楽しいひとときを有り難うございました。
 さて、今年は、ギフチョウは発生状況が読みにくいので、ヒメギフチョウを中心に撮影です。まずは、吸蜜画像からまいりましょう。

100502hg1.jpg 定番ですが押さえておきたいカタクリでの吸蜜画像。いつも思うのですが、下草や木の幹が邪魔をしたりで、なかなかすっきりした背景の絵は撮れないもんですなぁ〜

100502hg3.jpg ニリンソウが群生する中にポツンとあるカタクリでの吸蜜。背景をオール・グリーンでヒメギフ吸蜜を撮るってのはなかなか乙なもんですわ。

100502hg2.jpg なんと珍しい!ニリンソウでも吸蜜しよりました。ヒメギフって、なかなか白い花を訪れないもんなんですが。これは逃さず撮影せねば・・・って緊張感が伝わったのか、直ぐに飛ばれてしまいました。「我未不一体化自然」といったところかな。【続く】
posted by kenken(管理人) at 21:16| Comment(28) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする