2009年12月31日

皆さん、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

 現在、今年撮影した写真のバックアップ作業をやっておりまして、ようやく終わりに近づいてきました。ハードディスク2台とDVD1枚の3重のバックアップを取っております。
 最近、ブログ更新に元気のない管理人ですが、忙中閑ありで、今年最後の更新です。

 年末年始用に、こんな酒を買いました。 

091231dyn.jpg 近所の酒屋さんが扱っている「大那(だいな)あかまる」という栃木県の蔵元のお酒です。手軽な値段の普通酒ですが、那須五百万石という米を使ったフルーティーな辛口本醸造酒で、アツアツの燗にしても、しっかりしたお味のお酒でお気に入りです。おせち料理はこれで飲ろうと思っています。

 蝶の写真がないと寂しいので、今年の写真の中から、印象に残る未公開画像を蔵出ししておきましょう。「ヒメジョンでの吸蜜2題」です。

091231chm.jpg091231gst.jpg ヒメジョンの花は、どこにでもあるのですが、蝶撮影していると、本当にお世話になる花です。今年は、こんなシーンで大変お世話になりました。

 皆さん、今年も、拙ブログをご覧いただき、本当に有り難うございました。どうぞ良いお年をお迎え下さい。【大晦日】
posted by kenken(管理人) at 16:00| Comment(24) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月23日

小学館「日本の天然記念物」

 最近、何をするにも気力が湧きません。ブログ更新も、仕事も・・・精神的な底のような・・・冬至のせいでしょうか・・・
 リンクしているブログ仲間の記事を読ませてもらって元気をもらい、久々の更新です。maedaさんのブログ記事からお題を拝借です。

 2002年6月6日創刊の小学館「週間 日本の天然記念物 動物編」、蝶では2種類が掲載されていて、当時、待ちに待って購入したものでした。

091222-1.jpg まさか、捨ててないやろな・・・本棚や押入れを探してみたところ、写真のとおり、2種類共に化粧箱も含めてちゃんと残してありました。

091222-2.jpg091222-3.jpg このシリーズは、毎週1種類の天然記念物について冊子で紹介するとともに、海洋堂が製作したフィギュアのオマケ?が付いているのが「売り」でありました。写真は第43号「碁石燕小灰蝶」の冊子の表紙とその一部です。

091222-4.jpg こんなフィギュアが付いておりました。蝶には、やはり食草がフィットするなぁ〜と妙に納得するのは、私だけでしょうか。
 海洋堂のフィギュアは本当に精巧な出来映えですが、壊れないように設計してあるせいでしょうか、実物に比べると、ちょっと肢が太いかなと思います。(笑)
 なお、私は、小学館、海洋堂、いずれの回し者でもございません。(爆)
posted by kenken(管理人) at 22:22| Comment(14) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

生まれてこの方

 私は、なぜか、1998年4月22日から、たばこを吸っていない。しかし、たばこは大好きで、近くで吸っている人の煙がたなびいてくると、いい香りだなあと思うし、いつかまた吸おうと思っている。すなわち、「禁煙」しているのではなく、「休煙」しているのである。

 先日、地元紙を読んでいると、「生まれてこの方」と題した以下のエッセイが載っていた。
 「近ごろは、ご養生くださいとよくいわれる。ありがたいことだが、生まれてこの方、ぼくは、養生なるものをしようと思ったことがない。酒とたばこはずっとたしなんでいる。始めたのは学生時代だ。大学に入ったら、入ったらしいことをしたいと思うではないか。酒も飲んでみなければしかたがないと思い、何回も吐いて、飲めるようになった。しかし酒自体は決していやではなく、いい刺激だった。
 実はぼくの父は酒造業を営んでいた。母も大きな酒問屋の娘で、嫁入りのときには乳母を連れ、持参金をたずさえてきた。そういう家だったから、家族は大変に酒が好きで強かった。結局、ぼく自身は研究者を目指し、家の仕事を継がなかったが、ようやく酒をたしなむようになり、それからはずっとウイスキーを愛飲している。
 ウイスキーは、ソーダ割りで飲むのが好きだ。それを知っている弟子が、以前、極地観測に出かけて、南極の氷を送ってくれたことがある。その氷に水を入れるとぱっと細かいヒビが入り、パチパチと音がする。南極の氷は長い間積もった雪の重みで中の空気も圧縮されているので、溶けるにつれ、気泡が弾けるのだ。それがおもしろく、喜んでたくさん飲んだ。今では環境のこともあり、そういう自然氷を入手することは極めてむずかしい。自然豊かな時代の貴重な思い出といえるだろう。
 たばこも、当時アルバイトで働いていた出版社の先輩に、ごく普通にすすめられた。こちらはまだ学生だからというと、学生だとなぜいけないのか、といわれ、やはりこの道で生きていく以上、たばこがわからなければどうしようもないかもしれないと考えた。
 とはいえ、お酒と違い、たばこは無理して吸えるように努力したわけではなく、また反対に、習慣になってやめられないという感じもなかった。切れたときは、あったらいいのになあと思うが、イライラするほどの中毒にはならなかった。明日になれば、とか、あとで買ってこよう、とか、そんなふうに思ってごまかせるくらいだった。
 でも今までずっと吸い続けているのは、先に述べたように、ぼくが、体にいい悪いで自分の行動を変更したことがないからだろう。よくないと言われているのは知っている。自分でもいいものだとは思っていない。だからむちゃくちゃな吸い方はしないし、なければ仕事ができないとというような禁断症状にまでは陥らない。しかし、あるからあるものを、やめたらどうだろうと考えるのは、まったくばかばかしいと思うのだ。
 絶対に吸わない、などというふうに考えない。吸えなければしょうがない、吸えれば吸いましょう、というふうに思う。このごろは健康を大事にして、たばこを吸うか、長生きを取るか、二者択一で考えている人も多いようだが、なぜそこまで追いつめて考えるのだろう。
 結局ぼくは、いいかげんなのではないだろうか。酒が飲めなかった自分。たばこを吸うようになった自分。わがことであっても、それもよかろう、これもよかろう。どこかさめた他者の目で見ている。
 その姿勢も、やはり生まれてこの方、ぼくは、ずっとそうなのかもしれない。」


 このエッセイは、先日お亡くなりになった、蝶の研究で著名な日高敏隆さんが生前に寄稿したものだ。私もこんなふうな生き方ができるといいなあと思った。
 日高敏隆さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
posted by kenken(管理人) at 00:23| Comment(16) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月09日

我未得季節外(2009年12月6日)

 ブログ仲間の記事では、シーズンオフ企画で賑わい始めておりますが・・・「我未得季節外(ワレ イマダ シーズンオフ タリエズ)」といったところです。
 紀伊半島のルーミス、今シーズン、数回訪れておりますが、地表近くまで降りてきてくれるには、どんな気象条件が良いのでしょうね。これまでよりは気温の低い晴れの日のほうがえぇんとちゃうか?もっと風の強い日のほうがえぇんとちゃうか?などと、いろいろと仮説を立てております。仮説を立てると検証に行かねばなりませず・・・当初、12/5(土)を予定していましたが、お天気の様子を見て、12/6(日)にスライド遠征です。
 この日は、「快晴、気温は低め、北西の風やや強い」という天気予報でありました。

091206-1.jpg 紀伊半島のルーミスの生息地は渓谷が深いので、上空は風が強く雲が勢いよく流れていても、谷間ではほとんど風が吹いておりません。この日は逆に気温が低過ぎたようで、またしても「証拠写真」です。しかし、まあ、後翅のブルーの大きさが泣かせる個体ですな。

091206-2.jpg 上の写真とは別個体です。活動終了時直前、枯れて白っぽくなった葉を探して静止しました。翅裏と枯葉が見事な保護色になってますね。この個体、この後、お休みモードになりました。ルーミスはそれと分かるように翅表と翅裏を同時に撮りたいもんです。
 う〜ん、しかし、房総半島では紀伊半島と違って、ナゼいとも簡単に地表近くまで降りてくるのだろう・・・これは一度、生息地の環境比較のために現地に観察しに行かんとあかんな・・・この日の走行距離598km。
posted by kenken(管理人) at 00:17| Comment(16) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする