2009年11月29日

ムモンアカシジミみたび!(2009年8月16日)

 この週末、どこにも撮影には出かけておりません。シーズン・オフ企画です。以前に先送りした記事「ムモンアカシジミみたび!(2009年8月16日)」を蔵出し画像を添えてUPしますね。
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 8月16日は、8月12日に続けて石川県のムモンアカシジミの生息地を訪れております。目的は、前回訪問時まったく目撃できなかった訪花・吸蜜シーンを確認することです。

091129-0816-2.jpg この日はお天気の条件が良かったのでしょうか?直ぐに訪花シーンを確認することができました。訪れている白い花はリョウブです。15mm Fisheyeでの画像です。

091129-0816-1.jpg 近づいて確認すると、ちゃんと口吻を伸ばして吸蜜していますね。前回訪問時とさほどお天気変わらないのにナゼだろう・・・日照や気温の微妙な違いか・・・いろいろ仮説をたてながら吸蜜シーンを観察しておりました。

091129-0816-3.jpg091129-0816-4.jpg それにしてもムモンアカはよく交尾します。2ペアの交尾シーンをアップしておきます。左は90mm Macro、右はコンデジGX-100での画像です。コンデジ画像の場所は、やや暗かったので内蔵ストロボを焚いています。すぐ後ろにリョウブの花が見えますな。

091129-0816-5.jpg なかなか格好えぇ開翅シーンを披露してくれた個体がおりましたが、いかんせん、場所が高過ぎで、見上げる写真しか撮れませんでした。(涙)

 さて、後日談です。9月に兵庫県丹波地方のいきつけの温泉を訪れた際、お土産店で蜂蜜好きの妻が買いたいというのでよく見てみると、いろんな花の蜂蜜がありました。ムモンアカの吸蜜のことが頭に浮かんだのでリョウブの花の蜂蜜にしてもらいました。

091129-0923.jpg 帰宅後、さっそくムモンアカの気分になって味わったところ、なんとも上品でえぇお味の蜂蜜でした。ネット検索してみると、リョウブの蜂蜜って、上質であるものの、なかなか採取するのが難しく、珍なもののようです。とあるサイトでは、5年に1度しか採取できない・・・とか書いてありました。これは勉強になりました。

 最後に、本記事のタイトルは、いつも拝見しているNoreenさんのブログから許可を得て拝借しております。Noreenさん、有り難うございます!
posted by kenken(管理人) at 10:53| Comment(20) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月23日

恒例のOB会(2009年11月21日)

 OBとして所属している京都大学蝶類研究、ここのところ毎年、学園祭に合わせて展示会とOB会の宴会が開催されます。

091121-1.jpg 学園祭の展示室の風景です。標本中心の展示ですが、写真も若干展示されています。嬉しかったのは、1回生の会員もおられて、標本を作成して展示されていたことです。若い方々にも蝶に興味を持ってほしいですね。

091121-2.jpg 一般の来場者に若手の会員が説明しているシーンです。会場にいると、綺麗な蝶が展示してあるので、モノ珍しさに結構来場してくれます。

 現役生とOBとが一同に会するOB会、今年は、現役生のI君が幹事をしてくれました。(I君、いろいろとお疲れ様でした。来年、後輩に引き継いで下さいね)

091121-3.jpg 現役生とOBとで合計30人が鍋を囲みました。各自の自己紹介・近況報告や蝶の標本の回覧などで盛り上がっています。

091121-4.jpg 昨年から、宴会中にPCを使ってのプレゼンテーションという出し物を導入しています。韓国のゼフィルスについてのKさんの報告シーンです。この後、とてもネット上では公開できないような凄い写真が・・・(笑)

 宴会後、遠方からの参加者は、会場でそのまま合宿です。私は近所なのですが、腰を据えて飲んで話をするために、合宿に参加です。

091121-5.jpg 「ダバダが飲みたい」というメンバーがいたので、飲みかけで2/3ほど残っていた一升瓶を持ち込んだら、クイックで空になりました。(また買いにいかなあかんなぁ〜)酒を交わしながらの蝶談議は最高ですね。

091121-6.jpg 私は、ダバダはいつも飲んでいるので、メンバーが持ち込んだ「壱岐の華(昭和仕込み)」で数献に及びました。この麦焼酎、独特のインパクトがありますね。とってもお気に入りになりました。

 皆さん、お疲れさまでした〜蝶も研究会も絶滅することなく、末永く繁栄するとえぇですね。
posted by kenken(管理人) at 17:17| Comment(10) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

今年のボジョレーヌーボー(2009年11月19日)

 定時になったら、そそくさと仕事を切り上げて、家路につきました。

091119-bn.jpg 今日はボジョレーヌーボーの解禁日!
 帰宅途上、さっそくチーズと共に購入しました。
 既にこの写真のボトルは空だったりします。(爆)チーズにワイン、なんでこんなにフィットするんだろう・・・今年のヌーボーは素晴らしい出来映えです。ああっ、もう完全に魂を解放してこのブログをUPしています!

 とびきり旨いワインに敬意を表して、とびきりお気に入りの蝶の絵を蔵出ししておきましょう。

091119-59ch.jpg チャマダラセセリ春型の吸蜜シーン
 撮影:2009年5月 長野県木曽郡
 やっぱし蝶の吸蜜シーンはえぇもんですなぁ〜「訪花」ぢゃなくって「吸蜜」って言えるには、やはり口吻を伸ばしているところをばっちり撮りたいもんです。花の種類も、食草の花での吸蜜ならなおさらえぇもんだったりします。
 ところで、写真左の花に訪花してい甲虫はいったい何ちゅう虫かしら・・・お分かりの方、是非ご教示下さいませ。

 なんだかもう、完全にシーズン・オフ・ネタの様相を呈していますな・・・

----【以下、2009-11-20追記】----
091119-06ch.jpg う〜ん、ヌーボーで相当酔っていたようですな、今朝になって見てみると、上の写真、左翅の先端が花で隠れてますな・・・というわけで、翅表全体をきちんと描写した写真を追加しておきますね。
 左の花の甲虫、何やろなぁ・・・

posted by kenken(管理人) at 20:35| Comment(32) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月14日

肥後の栗焼酎「里山」(2009年11月14日)

 管理人は栗焼酎が大好きです。

091114al1.jpg 既に何度も書いておりますが、我が家では、高知県幡多郡大正町の蔵元・無手無冠の栗焼酎「ダバダ火振」を常備酒にしております。
 これね、栗を50%も使っていて、栗焼酎の中では群を抜いて美味いです。(注:私は無手無冠の回し者ではありません(笑))
 それは、さておき、

 本日、久しぶりに近所の酒量販店に行ってみたら、見たことのない栗焼酎がありました。蔵元の住所と能書きに魅かれて、即購入しました。

091114al2.jpg 熊本県上益城郡山都町の蔵元・山都酒造の栗焼酎「里山」で、こいつも栗50%使用となっています。さっそく飲んでみると、なんと!ダバダ火振に勝るとも劣らない美味さです!ちなみにお値段は、720ml瓶で\1,310でした。
 なぜ、これまで、この焼酎のことを知らなかったのだろうと、ネットで検索してみたら、本2009年3月に新発売されたばかりの焼酎でした。これは良いものを見つけました。今後もリピート購入するでしょう。(注:私は山都酒造の回し者ではありません(爆))
 ところで、蝶の写真がないと寂しいので、この蔵元の住所から連想した蝶の写真を蔵出しで貼っておきましょう。

091114gt1.jpg 吸水シーンを間近から90mmマクロでビシッと撮ってやろうとしたところ、近づき過ぎて飛ばれてしまった瞬間に偶然シャッターを切って撮れた飛翔写真です。
 ん?なんじゃ、この黒い蝶、クロツか?とか思われる方は、この写真の直前の画像をご覧いただくと種名が分かり易いでしょう。
 来シーズン、撮影の合間に、この蔵元を訪れてみたいです。
posted by kenken(管理人) at 23:05| Comment(26) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

和歌山再遠征(2009年11月7日)

 1つ前の記事で「今シーズン最後?の遠征」って書いておりましたが、「?」を付けておいて良かったです。(笑)
 11/7(土)は仕事の予定でしたが、前日11/6になって突如予定が変わりました。ボスから「明11/7は出勤しなくてもかまへんよ」とのお言葉。加えて、妻から「明11/7は学生時代の知人と外食することになったので、晩ご飯なしです」とのメール。すかさず和歌山の天気予報を見ると「立冬とは思えない陽気で、降水確率0%」。あっと言う間に「和歌山再遠征」の条件が揃いました。行くしかないでしょう。
 狙いはもちろん、迷蝶ではなくて、ルーミスシジミの開翅画像です。実は、前回の遠征で「樹上から降りてきて開翅するならここだろう」と思われる場所が数ヶ所ありまして、前回は、そのうちの1ヶ所でうまく撮影できたのですが、残りの場所が気になっていました。今回は、前回とは違う場所で待ってみました。

091107-2.jpg091107-3.jpg 予想どおり樹上からルーミスが降りてきてくれました!目の高さの葉上に静止したので、まずは翅裏写真を撮ろうとカメラを向けましたが、1枚撮ったところで、すぐに開翅しました。

091107-5.jpg091107-4.jpg 最も低い位置としては、胸の高さのアラカシの葉上に静止です。お気に入りの「翅表と翅裏を同時に」写し込みながら、翅裏のルーミスっぽさも表現しようと、日中高速シンクロでストロボ焚いてみたら、雰囲気の出た写真が撮れました。(左写真)この個体、後翅のコバルト・ブルーも結構大きいようですね。(右写真)

091107-1.jpg 翅裏もきちんと表現しておきましょう。こんな感じです。個体変異もあるでしょうが、房総半島の個体に比べると、やや黒い印象のする紀伊半島のルーミスです。

 最も低い位置で、胸の高さの葉上での静止、脚立があれば上から見下ろす感じのえぇ絵が撮れたでしょう。今回の走行距離606km。
 実は、まだ他にも降りてきそうな場所がありまして、次回は脚立を担いで・・・なかなか「今シーズン最後の遠征」になりませんな。(笑)
posted by kenken(管理人) at 00:50| Comment(24) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

今シーズン最後?の遠征(2009年10月31日)

 週明けの11月2日には強い冬型の天気配置になるとのことで、10月31日は今シーズン最後?の成虫観察/撮影に和歌山県まで遠征してきました。この日は陽射しを肌に感じるくらいの快晴で高気温の1日でした。

 まずは、午前中早いめの時間帯、サツマシジミの開翅について、1つ前の記事で書いた仮説の検証です。

091031sa1.jpgshikiri105.jpg どうやら仮説は当たっているようですね。樹上生活者のサツマは、活動する前に樹上で開翅していました。この後、活発に飛翔し始め、地表近くに吸蜜や吸水に降りてくるようになると、飛び続けておりました。

 快晴・高気温では日中はサツマの開翅シーンは期待薄です。仮説も検証できたので、さっさと切り上げて、別の場所へ移動し、ルーミスシジミを探してみました。

091031lo1.jpgshikiri105.jpg 日光浴するならこんなところじゃないかなと探してみると、いました!照葉樹の葉上で、何かの分泌物に口吻を伸ばしていました。越冬中の栄養補給もきっとこうするんだろうなぁとじっくり観察しました。

091031lo2.jpgshikiri105.jpg この個体は、やがて、期待どおり、予想どおり、地表まで降りて日光浴開翅シーンを披露してくれました。お天気の条件さえ整えば、ルーミスの開翅は狙って撮れますが、深い渓谷なので、なかなかお天気がねぇ〜

091031lo3.jpgshikiri105.jpg091031lo4.jpgshikiri105.jpg こちらは上の2枚とは別個体です。一瞬しか降りてきてくれず、証拠写真程度ですが、むむむ・・・そういう個体に限ってコバルトブルーが大きくて綺麗な個体でした。

 陽が傾きだすと、それに従ってルーミスは明るい樹上へと帰っていきました。さっさと切り上げて、再び、サツマの撮影に移動です。

091031sa2.jpgshikiri105.jpg 快晴・高気温でも、陽が傾き出して気温が若干下がり始めた頃にはじっくり吸蜜してくれます。セイタカアワダチソウに純白の翅裏の組み合わせも魅力的ですね。他の虫達がアクセサリー代わりです。

091031sa3.jpgshikiri105.jpg 快晴の直射日光下でも、午後遅めで気温が下がり始めると、サツマ♂は開翅してくれました。その後、観察していると、この個体は樹上へと帰って行きました。新たな仮説「快晴時は、活動終了直前に低い位置で開翅してから樹上へと戻る」を立ててみました。これの検証作業は来シーズンですね。

 ところで、和歌山へ行くというと、いろんな方から迷蝶の情報をいただきましたが、今回は探しておりません。今シーズン最後になるだろう遠征、来シーズンの撮影に備えて、いろんな場所を下見して結構走りました。今回の走行距離721Km。
posted by kenken(管理人) at 12:30| Comment(28) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする