2009年09月30日

富山でミヤマ三昧(その2)(2009年9月26日)

 書きかかった記事、いっきに「その2」まで書いてしまいましょう。定番画像を押さえた後は、ひたすら観察を続け、♀の開翅をメインに撮影を楽しみました。

090926-40.jpg090926-70.jpg 白い石や花が背景にあると露出設定が難しく、また、白いものにピンを持っていかれるので、意外とうまく撮れないもんです。そんな中で、なんとか撮った♀開翅をお目にかけますね。青鱗の乗り方は似ていますが、いずれも別個体です。

090926-20.jpg090926-30.jpg 緑の下草にとまると露出設定は容易ですが、草自体が風で揺れるので、ピン合わせに苦労したりします。

090926-10.jpg この日、最も「別嬪」だった♀です。黒っぽい翅表だとちょっとした傷みでも目立ってしまいますが、この個体には1点の傷みもなく、青鱗の乗り具合も、もう一押し欲しいところですが、まあまあのものでした。黒っぽい岩にとまってくれたので背景は味気ないですが、露出もピンもぴったり決まって最高の仕上がりです。

090926-50.jpg090926-60.jpg あっ、♂の開翅も一応押さえておきましたので、UPしておきましょう。

 ほとんどの時間帯が「明るい曇り」で、開翅撮影にはもってこいの陽射しでしたが、悲しいかな風の強い1日で、透明のビニール傘を風除けの「小道具」に使って撮影しておりました。直射日光を自分の身体で遮るのと同様に、「撮り屋」に共通する「小技」と申し上げておきましょう。この日の走行距離604km。
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2009年09月27日

富山でミヤマ三昧(その1)(2009年9月26日)

 またも「その1」記事になりますが、新ネタを書きましょう。
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 皆さんのネット上の写真を拝見しているとミヤマシジミが多いですね。秋のシジミ3種・・・シルビア、ミヤマ、クロツってところでしょうか。去る連休は、四国で結構な「探索」をやって疲れました。で、この週末は、富山県の既知産地でのんびり時間をかけてミヤマシジミの観察・撮影を楽しんできました。

090926-01.jpg090926-02.jpg 15mm Fisheye の縦位置広角からお目にかけましょう。ミヤマシジミ・・・私はカワラシジミと名付けたほうがぴったりだと思うのですが・・・皆さんいかがでしょうか?

090926-03.jpg090926-04.jpg ♀の吸蜜シーン、翅表に少し青鱗粉が乗っていて、秋らしい個体です。この日は、午後遅くに晴れるまではずっと曇りで涼しかったのですが、風の強い1日で、撮影には難儀しました。

090926-05.jpg 求愛シーンもいくつか観察しましたが、目の前で交尾にまで至るシーンはありませんでした。1枚で♂♀両方の翅表と翅裏が同時に撮れて、なんだか儲けた気分になったお気に入りの1枚です。

090926-06.jpg090926-07.jpg 風の強い1日で、草にとまると草が揺れてピントがなかなか合いません。石の上にとまると風で被写体が揺れることはないのですが、ナゼか白っぽい石ばかりにとまり、白が背景になると、オートフォーカスは後ろに持っていかれるし、露出設定は難しいわで、実は、めちゃくちゃ撮り難かったりします。皆さん、ご経験ありませんか?【続く】
posted by kenken(管理人) at 21:55| Comment(24) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月25日

四国でシルビア三昧(その1)(2009年9月21日)

 連休初日の9/19は5:30に高速乗ろうとしたら渋滞で萎えて行き先変更しました。連休後半の9/22〜9/23は家族サービスの約束があったので、撮影に出かけられるのは9/20、9/21です。
 で、9/20は完全休養して鋭気を養い、仕切り直して、9/21は以下のような渋滞回避策でフル活動してみました。
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 4:00までに高速流入→7:00頃〜徳島県吉野川流域でシルビア撮影→気温上がってシルビアが飛翔モードになったら撮影切り上げて香川県でシルビア探索→16:00頃〜吉野川流域に戻って暗くなるまでシルビア撮影→日帰り温泉で汗を流す→晩ご飯にうどんを食べて数時間仮眠→深夜に高速流入して帰路につき25:00頃帰宅。

090921sl01.jpg さすがに4:00までに高速流入すると空いてましたね。5:00前には淡路SAに到着です。この日はフル活動予定で昼食を取っている時間はないので、予定どおり玉ねぎラーメン(みそ味\650)で早めの朝食をしっかり食べておきました。前にも書きましたが、これ、美味いですよ。お薦めの1品です。

090921sl02.jpg 夜が明けてきました。6:00に鳴門うずしおの上を通過中の絵です。まもなく四国上陸です。高速もスイスイ走れました。写真右下に写っているのはお守りさんのお札です。

090921sl03.jpg 徳島県内で車も腹ごしらえしておきましょう。たまたま早朝から営業していたセルフのガソリンスタンド、何気なく入ったのですが、正解でした。レギュラーガソリン\116/Lは安いですね。思わず「証拠写真」を撮りました。確か京都では\126/Lだったような。

090921sl04.jpg 7:00過ぎには徳島県吉野川流域に到着です。すぐに新鮮なシルビア♀を見つけたのでまずは翅裏を押さえておきました。標準的な「顔」の個体ですね。陽が射し始めたのでちょっと開翅を待ってみました。

090921sl05.jpg すぐに見事な開翅を披露してくれました。まだ7時台です。雲一つない青空を入れて15mm Fisheyeでの1枚です。まだまだ秋の始まりなので「漆黒」の翅表の♀でした。青♀は秋が深まってからでしょう。

090921sl06.jpg 90mmマクロでも翅表をきちんと表現しておきました。開翅すると本能的、反射的に撮影する私ですが(笑)、この日は開翅シーン撮影がメインではありません!翅裏撮影と香川県での探索がメインなのでした。【続く】
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2009年09月20日

連休、高速は渋滞ですね。(2009年9月19日)

 連休初日、某地に遠征しようと5:00に出発。ところが、高速に乗ろうとしたら、インター直前の表示板に「18km渋滞」となっ!まだ5:30やのにホンマかいな、こりゃあかん、高速に乗ったらハマりやなってことで、インター直前でUターンして目的地変更、急遽、先週に続いて一般道を走って、兵庫県中南部でシルビアの探索・撮影に切り替えました。

090919sl1.jpg090919sl2.jpg 先週とはちょっと違う生息地も、有名ポイントも含めて、何ヶ所か気ままに周ってみました。遠くにある台風のせいか?終日風が強く、まともに撮影できない1日でしたね。

090919sl3.jpg090919sl4.jpg この2枚は、同一個体。朝陽の中の逆光と順光とで、それぞれ1枚ずつUPしておきましょう。今シーズンからストロボ導入しているので、逆光でも、なんとか翅裏をうまく表現できるようになりました。この個体、前翅裏基部の黒斑列が亜外縁の楔型紋列に寄り添ってくっついてますね。

 さすがに連休ですね、途中、虫屋さんを1組見かけましたし、なんと!撮影していると付近に人の気配が・・・著名な採り屋さんともバッタリ出会いました。フィールドでお目にかかるのは初めてでしたが、お互いに面識があるので、仲良くお話しました。(笑)
 この日の走行距離248Km。連休は高速に乗る気がしませんなぁ〜
posted by kenken(管理人) at 21:17| Comment(21) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月14日

シルビアシジミの翅裏を撮る(2009年9月13日)

 ブログ更新するよりも、画像がたまるスピードのほうが早いですね。予定していた記事は先送りにして、9/13の撮影記をUPしましょう。なお、忘備録的に書いておきますと、先送りしたのは次の記事です。
・「8月16日“ムモンアカシジミみたび!”」
・「長崎から船に乗って(その3)(9月5日〜9月6日)」

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 先週の五島列島では、ひたすらタイワンツバメシジミの探索した結果、シルビアシジミはおろか、クロツバメシジミにも出会いませんでした。その反動か?シルビアシジミが撮りたくなってきたので、9/13はシルビアシジミ1本に絞って近場の兵庫県で、昨シーズンに下見しておいた2箇所を訪れました。

090913sl01.jpg 午前中、早めの時間に現地到着です。完全なピーカンのお天気で、青空がめちゃくちゃ眩しいですね。こりゃ相当暑くなりそうやなぁ〜まずは15mmFISHEYEで広角を押さえておきました。

090913sl02.jpg 吸蜜開翅している♂を見つけて、反射的にシャッターを切りましたが、実は、開翅シーンを撮りに来たのではありません。この日は、シルビアの翅裏の個体変異を楽しむべく、翅裏撮影が狙いでした。

 シルビアを発見してはひたすら後を追って、静止すると翅裏を撮影し、次の個体を探して・・・って作業の繰り返しです。その中から、4個体お目にかけましょう。

090913sl03.jpg090913sl04.jpg

090913sl05.jpg090913sl06.jpg

 意識して水分補給していたのですが脱水症状でしょうか、昼過ぎになって頭がくらくらしてきたので、休憩することにしました。うどん屋さんで「冷やしおろしうどん」を食して塩分と水分を十分に補給し、1時間ほど休憩後、再び作業継続です。午後遅くなると黒い雲が出てきて涼しくなってきました。こりゃ助かりましたね。

090913sl11.jpg 発見しました!探していたのは、後翅第6室の黒斑がヤマトみたいな顔したシルビアの♂です。ピカピカ個体ですな。土手と雲を背景にコンデジGX100で内蔵ストロボを焚きながら接写して細部まで表現しました。

090913sl12.jpg 上の写真と同一個体です。90mmマクロでも、ここぞとばかりにスロトボを駆使して丁ねいに描写しました。ヤマトみたいなシルビア、昨シーズン♀に遭遇したので、♂も撮ってみたかったのでした。
 この日の走行距離221km。延々6時間、シルビアと戯れた1日でした。
posted by kenken(管理人) at 22:21| Comment(20) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月12日

長崎から船に乗って(その2)(9月5日〜9月6日)

 1つ前の9/6の記事に続いて、順番が逆になりますが、9/5の上五島探索について書いておきますね。結論から言いますと、ひたすらワンツを探索しましたが、出逢えませんでした。

090905-00.jpg こういう風景を見ると、し○び○さんになった気分です。(笑)船から見えてきた中通島はこんな感じで、樹林帯が海の近くまで迫っています。
 後になって分かりましたが、中通島と福江島とは、ジェットフォイルで僅か30分の距離なのですが、まったく島の環境が異なりました。
 9/5の昼前に中通島に上陸です。

090905-01.jpg レンタカーなどの手続きをして探索に出発です。昼飯は、ラーメン店で長崎チャンポンにしました。美味かったです!本気で探索するのなら飯抜きで走るのでしょうが、観光気分も半分です。

090905-02.jpg 中通島から橋で行ける頭ヶ島にある上五島空港にも一瞬挨拶しておきました。初めての訪島なので、くまなく走って環境観察です。

090905-03.jpg 島の北部の山にも行きました。ここではリュウキュウムラサキが飛んでいましたね。

 この日は探索ばかりで、ほとんど蝶の写真を撮っていません。そんな中から2枚お目にかけますね。

090905-06.jpg うをっ、何か滑空しているぞ!迷蝶かっ!?って追いかけてカメラを向けると、ゴマダラチョウでした。数頭目撃しています。正確に記録しようと、被写界深度を深めにプログラムモードで撮影しているので、ちょっとベタな写真ですな。

090905-07.jpg 上五島ではウラナミジャノメが普通にいますね。最初は喜んでカメラを向けていましたが、途中からはパスしてワンツ探索に力を入れました。この写真は、目撃1頭目で、気合を入れて撮った絵なので、大きめにUPしておきましょう。(笑)

090905-04.jpg090905-05.jpg 結局、のべ6時間ほど島内をくまなく走って探索しましたが、こりゃワンツはいそうにないな・・・という環境にはシバハギがあって花まで咲いていて(写真左)、こういう環境ならワンツおるやろ・・・ってな環境にはシバハギは見当たらない(写真右)・・・ってことの繰り返しで、とうとうワンツには出逢えませんでした。(涙)

090905-11.jpg 残念ながらタイム・アップです。ワンツに出逢えないまま、ジェットフォイルの最終便で福江島へと移動しました。
 次回「その3」では、福江島で出逢った五島列島の郷土料理と酒について書きましょう。【続く】
posted by kenken(管理人) at 12:45| Comment(14) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月08日

長崎から船に乗って(その1)(9月5日〜9月6日)

 この時期、多くの知り合いから、いろんな遠征同行のお誘いをいただきます。9/5〜9/6の週末は、結果として、4組の方々からお誘いをいただきました。本当に有り難うございます。
 ですが、わが身は1つ・・・最も早くに確定旅程でお誘いいただいた後輩君のお誘いに同行させてもらいました。
 お誘いいただいたにも関わらず同行できませんでした残りの3組の方々、改めて、この場を借りて御礼とお詫びを申し上げます。m(_ _)m
 これに懲りずに、今後もお誘い下さいね。

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 さて、9/5〜9/6の週末、後輩君から受けたのは「土・日で五島列島をワンツ中心に探索します、船を予約しますが、もちろん行きますよね」ってお誘いで、詳細不明のまま即OKの返事をしたのでした。

 船やレンタカーの手配後、詳細連絡がありましたが・・・むむっ、7月に熊本県遠征したのと同様、体力の限りを尽くす旅程やな・・・9/4勤務後徹夜で走り、長崎から船に乗って、9/5中通島、9/6福江島で探索・撮影し、徹夜で走って9/7早朝に帰宅し、数時間の仮眠後出勤・・・ってやつです。ですが、今回の遠征は、後輩君とその知人と私の合計3人なので、運転手は豊富ですし、船上では寝ていられるので、ちょっと楽かなって感じです。

 私が撮りたいのは、ワンツ♀の開翅画像。旅程からして、9/6の早朝が「勝負」になります。いつも引っぱりますが、今回は結論からまいりましょう。以下、9/6、長崎県・福江島での写真とお話しです。

090906wt1.jpg 6:45頃に撮影地に到着、付近をしばらく探索、7:30頃にワンツの新鮮な♀を発見です。7:45には翅の擦り合わせ行動を開始です。縁毛も尾状突起も揃っていて被写体には申し分のない個体です。こいつの開翅撮影を狙ってとことん付き合うことに腹を決め、同行者2人にその旨を伝え、私はその場所に「放置」してもらい、2人は別の場所へと探索に出かけて行きました。

090906wt2.jpg 早朝は、飛ばしてもすぐにどこかにとまります。ちょっと追いかけると、撮影し易そうで、安定感のある葉上にとまりました。ここで開翅を待ちましょう。まずは翅裏もフラットに撮っておきました。ん?右後翅の黒点が1つ流れ気味で、赤橙斑の中に銀色の鱗粉が多めに乗った個体ですな。えぇもんです。

090906wt3.jpg 同じシーンを広角15mmFisheyeでも撮っておきました。バックに見えているのは人工物の「風車」です。お天気はピーカンですが、まだこの場所には陽はあたっていません。おそらく陽があたり始めると開翅してくれるでしょうが、このピーカンですと、直ぐに活動モードに入って飛翔し始めるので、開翅シーンはそんなに長くは見られないでしょう。

090906wt5.jpg090906wt4.jpg 8:30頃、陽があたり始めると、予想どおり「その時」が来ました。見事な開翅です。陽のあたり始めのうちは、じわっと開いて90度の開翅まで披露してくれました。ワンツの♀、後翅表の尾状突起の付け根のオレンジを綺麗に表現したいですね。風による尾状突起の流れ具合も完璧で、ああっ、もう気分は夢心地です。(笑)

090906wt6.jpg 陽射しが強くなってくると30度程度の開翅になりました。私好みの翅表と翅裏を同時に写し込んだお気に入りの1枚です。結局、この個体、9:00頃には飛翔モードに入り、飛び去りました。その後、他の♀や♂にも遭遇しましたが、ピーカンのお天気で、もう開翅シーンは披露してくれませんでしたね。

 10:30頃、同行者2人が私を「回収」しに戻ってきてくれました。ここで撮影は切り上げて、探索モードに切り替えです。
 撮影地を後にして車で移動し始めた直後に、お1人で歩いておられる虫屋さんとすれ違いました。なんと!後で分かったことですが、その虫屋さん、実は、しまびとさんだったのですね。数年前はニアミスでしたが、今回はすれ違いでした。お声をかけられませず、すみませんでした。いつかゆっくりお話しさせて下さいね。【続く】
posted by kenken(管理人) at 21:10| Comment(26) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする