2009年07月24日

六目半(2009年7月11〜12日)

 管理人は、「下手の横好き」ですが、囲碁好きだったりします。ゴイシシジミ、ゴイシツバメシジミなど、囲碁に由来する種名の蝶もおりますが、皆さんは、囲碁のルールはご存知でしょうか?
 囲碁は、簡単に言えば、陣地を囲い合うゲームで、先に打った方が有利になるため、通常「コミ」というハンデが与えられます。現在、「コミ」は「6目半」が一般的で、例えば先番の黒が盤上で6目優勢であったとしても、コミを計算して、後番の白が半目優勢ということになるのです。
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 1つ前の記事のとおり、7/11、12の両日は、いずれも午後から所用があったので、午前中勝負で、地元・京都府南部〜滋賀県南部で、クロヒカゲモドキ♀の開翅シーン撮影を狙ってみました。で、残念ながら、複数の♀を相手に、のべ5時間ほど待ったのですが、「開翅待ち心中」に終わりました。
 でもね、1つだけ嬉しいことがあったので、書いておきますね。「開翅待ち心中」をした♀のうちの1個体は、前翅裏面の眼状紋が「6目半」だったのです!

090712krm1.jpg 開翅狙いであっても、出逢った個体の翅裏は、まずフラットに撮るように心がけております。で、この♀、左前翅裏面の眼状紋が通常3目のところ、もう1目が出かかってますやんかっ!
 通常3目の前翅裏面の眼状紋が4目になる個体変異は、管理人の記憶するところでは、広島、大阪、愛知など各地で報告されていますが、京都〜滋賀地域では初めてのように思います。(違っていたらすみません)なお、この個体、4つめの眼状紋は「出かかっている」状態なので「半目」と勘定しましょう。

090712krm2.jpg で、反対側はどうなっているんやろと藪の中を必死で回り込んで下草の隙間から得た画像はこんなんでした。
 右前翅裏面の眼状紋は3目でしたわ。(上と同一個体の写真でっせ)
 この個体、左右の前翅裏面の眼状紋の合計は「6目半」でありました。
 こいつも囲碁に由来のある蝶に違いない!
 クロヒカゲモドキ、これからは、左右両方の翅裏をきちんと確認/撮影せんといかんな・・・
posted by kenken(管理人) at 17:40| Comment(22) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする