2009年05月31日

兵庫県・東播磨地方のヒメヒカゲ保全活動にご協力を(2009年5月30日)

 兵庫県・東播磨地方のヒメヒカゲは、昨年より保全活動が始まった。
 で、どんな様子か、加古川市、加西市、小野市などを周ってみた。
 主たる生息地は、ヒメヒカゲの調査活動が行われていて、地権者、行政、地元保全団体の3者連名表記された「昆虫、植物の採集目的での立入禁止」の立看板が立てられている。

 撮影を始めてしばらくすると・・・むむむ・・・ここは採集目的での立入禁止区域なのに、ネットを持った集団がやってきた・・・採集目的なら事情を説明して排除せないかんな・・・と接近すると、ん?なんだか腕章を付けて・・・地元の方々が保全活動の一環で実施中の個体数調査目的のマーキング活動とのことでした。
 その熱心な活動に深く御礼申し上げます。

090530h09.jpg マーキングは、こんな感じで、ヒメヒカゲの後翅裏に黒マジックで印がなされている。確かに、撮影していると、時々マーキングされた個体に出会う。

 ところが、昼頃に、知らん顔をしながら生息地にやってきて、こっそりネットを出して不法に採集しようとする輩が1名発生・・・こちら、マーキング活動中の保全活動メンバーに発見され、注意を受けて排除されるという一幕もあった。
 ああっ、同じ蝶屋として情けない・・・公式な「採集目的での立入禁止」看板のある場所での採集はやめて下さいね。


 何よりも、ヒメヒカゲ、環境省レッドリストで「絶滅危惧T類」に格上げで、生息地も減少傾向です。絶滅させてしまっては、蝶愛好家の恥ですぞ!ヒメヒカゲの保全活動に、皆さまのご理解、ご協力、よろしくお願いいたします。

 さて、重い話はこれくらいにして、ヒメヒカゲの画像をお目にかけましょう。

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 左と右の画像をよ〜く見比べて下さいね。同じシーンを左は90mm Macro、右は15mm Fisheyeで撮影しとります。
posted by kenken(管理人) at 18:01| Comment(20) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月16日

一度はされてみたい?「島流し」

 諸般の事情で「待機な週末」です。ストレス発散に飲んでますです。
 八丈島に行くという知人がいたので、銘柄指定で頼んでおいた品が届きました。最近、近所では見かけなくなった一品です。

090515-s4.jpgsikiri160.jpg 一度はされてみたい?「島流し」・・・例えば、ワンツの撮影に離島に渡ったところ、台風の影響で船も飛行機も欠航して帰れなくなり、「帰りたいのはヤマヤマですが、不可抗力で帰れません、明日休みます」なんて、職場に電話入れて言ってみたい・・・NさんやFさんは、そんな貴重な経験をお持ちなそうな・・・

090515-s3.jpgsikiri.jpg090515-s1.jpgsikiri160.jpg こいつね、普通の焼酎と違ってアルコール度数35度あるんですわ。帆立船に甕のなんとも質素な、素人が書いたような柄のラベル・・・地図の東京の位置に「江戸」って書いてあるのが泣かせます。

090515-s2.jpgsikiri160.jpg さすがに35度、インパクトのあるお味です。「初球」は大切に、焼酎に敬意を払って、おちょこでストレートをぐいっと飲って、あとは水割りで楽しみました。ああっ、最高に美味い・・・
 例えば、今シーズンのワンツ撮影遠征で、フェリーの切符売り場に行ってみて「島に渡るには渡れても、明日の帰りの便は欠航するかもよ・・・」ってなシーンに遭遇したらどうしよう。一度はされてみたい?「島流し」・・・
posted by kenken(管理人) at 20:17| Comment(18) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月15日

阪神vs広島(2009年5月14日)

 この週末、5/16〜5/17は、諸般の事情がありまして、「待機な週末」になりそうです。
 さて、昨日5/14の記事をちょっと。

090514-0.jpg090514-1.jpg こんなチケットを入手したので行ってきました。席から座ってコンデジで撮ると右写真になります。

090514-2.jpg090514-3.jpg 300mmの望遠で撮ると、こんな画像が得られます。阪神の先発は安藤投手でした。蝶の飛翔写真よりは簡単に撮れますね。

090514-4.jpg ヒットで出塁した阪神の4番の金本選手と広島のファーストで4番の栗原選手の2ショットです。300mmだとこんな画像も得られて面白いですね。

090514-5.jpg 甲子園名物?の阪神のラッキー7の攻撃時の風船飛ばしです。試合は7−1で阪神が勝利しました。私はひたすらビールを飲んで食べていました。たまにはこんなイベントも良いでしょう。(笑)
posted by kenken(管理人) at 21:00| Comment(10) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月13日

木曽路へ転戦(2009年5月1日)

 バンドに巡り会えるかどうかは、まさに時の運です。今回の撮影遠征、巡り会えなければ5月2日まで安曇野に居座る予定でした。しかし、4月29日、運良く「初球バンド」で、4月30日には一応納得のいく絵も得られたので、4月30日の夜移動で5月1日は木曽路探索に予定変更です。

 狙いは、もちろん、チャマダラセセリ。まだ未発生かも・・・また、最近、減少著しく、こちらも巡り合えるかどうかは時の運です。巡り合えなければ5月2日(土)まで居座りましょう・・・って、種を明かせば、高速料金\1,000で帰りたいわけです。

 ところで、念のために、再度、書いておきますね。
 「開田高原のチャマダラセセリ」と「高ボッチ高原のヒメヒカゲ」は、いずれも、「長野県希少野生動植物保護条例」で地域指定された個体群で、許可なく捕獲等を行うことはできません。(平成18年3月30日付け長野県報第1748号参照)
 蝶愛好家の皆さん、開田のチャマダラセセリ、高ボッチのヒメヒカゲ、採らずに撮って、愛して下さいね。


 さて、何箇所か探索してみましたが、環境の変化もあり、チャマのいる雰囲気が感じられず、なかなか見つけることができません。あるいは未発生か・・・

090501c1.jpg090501c2.jpg 数箇所目で、いきなり吸蜜モードの新鮮な個体に遭遇です。左右の写真は同一個体です。写真右、肢に♂の特徴である長束毛が写っていますね。気温が高く、あっいう間に吸蜜タイムは終了し、どこかへ消えました。

090501c3.jpg その後、延々と探索していると、かなり飛び古した個体を発見しました。追いかけると産卵シーンを披露してくれました。
 新鮮な♂の吸蜜とかなり飛び古した♀の産卵シーン、いったい今年はどんな発生状況なのか・・・う〜む、さっぱり分かりません。

 その後、チャマは見失ってしまって、見かけなくなりました。探索しているとこんなシーンにも遭遇です。

090501y1.jpg ヤマキチョウ越冬個体の吸水シーンです。1つ前の記事のヒメシロチョウと同様に、季節感を表すべく、ツクシを入れて撮ってみました。ちょっと構図的に無理がありましたが、なんとか撮れました。(笑)

090501y2.jpg 上の写真では、ホンマに吸水しているのかどうか分り難いですが、拡大して撮ると、口吻を延ばしていることが確認できますね。そんな暑い1日でした。

 激レアでしたが、なんとかチャマも撮れましたし、思いがけぬヤマキの吸水シーンも撮れたので、帰途につくことにしました。あれっ?5月1日だと高速料金\1,000ぢゃないやんか!って突っ込みが入りそうですが、そう、ひらすら一般道を走って(R19、めちゃ空いてましたわ)恵那〜関ヶ原のみ通勤割引タイムの終わりがけに高速利用でした。今回の撮影遠征の走行距離920km。高速料金、往復で\2,350は財布に優しいですね。
posted by kenken(管理人) at 17:00| Comment(20) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月10日

イエローバンド撮影は切り上げて(2009年4月30日)

 撮影遠征2日目の夕刻、バンドの活動も終わったようなので、切り上げて転戦です。

090430hg1.jpg ところで、バンド撮影の合間に、ヒメギフは、カタクリでの吸蜜をゲットすることができました。全開翅の吸蜜シーンをフラットに撮れて、イメージどおりの絵です。バンドでこんな絵が撮りたかったのですが・・・まあ、楽しみは来シーズン以降に取っておきましょう。

 転戦先は、ヒメシロチョウです。こいつ、飛び続けてなかなか静止しないのですが、時々吸蜜してくれました。

090430hs1.jpg090430hs2.jpg タンポポにスミレ、延々と粘って両方での吸蜜を押さえておきました。真っ白な被写体は、ピントが合いにくくて苦労します。

090430hs3.jpg 吸蜜しているスミレの横にツクシがあったので、春らしい絵にしようと、縦位置で入れてみました。なかなからしい絵ですね。
 さて、この時点で、ブログ仲間のKさん、Cさんは帰途に就かれるとのことでお別れです。私は、陽が落ちて飛翔が終わるまでヒメシロを観察してみました。

090430hs4.jpg 飛んでばかりで吸蜜以外は止まらないヒメシロですが、陽が落ちてきて、単純静止シーンも撮ることができました。白い蝶は、色表現が難しいです。うん、ヒメシロ、次回は背景がグリーンな季節に撮りたいですね。

 さて、どうしよう・・・夜に移動して、翌日は、ひとひねり入れてみることにしました。
posted by kenken(管理人) at 18:15| Comment(14) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月06日

イエローバンド撮影2日目(2009年4月30日)

 「ギフチョウの初球がバンド」だった撮影初日、それなりの写真が撮れました。で、夜は地元のブログ仲間Kさんと祝杯をあげました。ビールで乾杯→串焼き屋で芋焼酎+黒糖焼酎→お洒落なショットバーでスコッチ→仕上げに日本酒「郷の誉」で数献に及び・・・う〜ん、順番これで合っていると思うのですが、飲み過ぎて記憶が・・・(笑)

 撮影2日目、ごく僅かに2日酔いで撮影スタートです。(笑)ブログ仲間のCさんがお越しになったので、初日にバンドが往来していた空間にご案内し、「バンドが現れたら電話頼みますね」とお願いして、私は少し違った場所を探索し始めましたが、直ぐに「バンド、現れましたよ」の電話が入りました。駆けつけると、既にCさんは日光浴写真を撮ったとのことでした。

090430g2.jpg 初日の個体との相違を確認するために、まずは日光浴写真で翅表全体を撮りました。間違いなく、初日のバンドの1頭ですね。静止しているコゴミ、これ、旨そうやなぁ・・・晩ご飯には、是非、コゴミを食べよう・・・などと考えながらの撮影です。(笑)

 その後、いっきに気温が上がり飛翔モードに入りました。カタクリでの吸蜜シーン撮影が今回の狙いで、花の前で待っていると、時おりバンドがやって来て花に興味を示すのですが、気温が高すぎて飛んでいるばかりで吸蜜には至りません。

090430g3.jpg 吸蜜の気配がないので、飛翔写真を狙ってみることにしました。「翔写真館」のAさんの名文句に「花から花へと飛び移る瞬間なのではなく、縦横無尽に飛び回っているところを切り取れてこそ飛翔写真」というのがありますが、さすがに、そこまでは飛翔写真撮影の技術がないので、90mmでカタクリの花に置きピンしての撮影です。黄色の縁毛が際立って涙ちょちょぎれる画像です。

090430g4.jpg 結局、狙っていたカタクリでの吸蜜シーンは、初日の証拠写真にとどまり、まともな写真は撮れませんでしたが、やや木陰になった場所のスミレでの吸蜜シーンが良い感じで撮れたのでお目にかけましょう。前後翅共に上手く表現できたのではないでしょうか。それにしても、バンドをバンドらしく撮るのは難しい!

090430s.jpg え〜、ちなみに、この日の夕食は、大盛りのもりそばにコゴミのおひたしというメニューにしました。このそば屋さん、めちゃくちゃ美味かったですわ。今回の撮影遠征、毎日、昼食は抜きで、夜はこんなメニューでほとんど脂肪分を採らずダイエットです。お正月に75Kgあった体重は70Kgを切りました。体が軽いです。

 贅沢な話ですが、さすがに2日間バンドばかり追いかけていると飽きてきました。ちょっと他の蝶も撮りたくなってきましたね。転戦を決意しました。
posted by kenken(管理人) at 20:57| Comment(31) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月02日

「初球バンド」(2009年4月29日)

 4/28深夜出発〜5/1深夜帰着という予定で、信州まで撮影行に出かけました。メインの狙いは、ここ数年恒例のイエローバンド型ギフチョウです。既に、現地でお目にかかったブログ仲間の記事に、この日のことは多く掲載されているので、簡単に紹介しましょう。
(現地でお目にかかったブログ仲間の皆さん、皆さん良い絵が得られたようで何よりでした。またお目にかかれますこと、楽しみにしております。)

090429h1.jpg ギフチョウ・ヒメギフチョウ混生地では、やや開けた環境で活動する習性のせいか、最初に見るのは圧倒的にヒメギフですね。野球ではありませんが、この日も「初球はヒメギフ」でした。バンド狙いとは言っても、普段はなかなか会えない蝶なので大切に撮影しておきます。

090429h2.jpg090429h3.jpg 今年は例年より発生が早いのではないかと予測していましたが、ヒメギフも新鮮な個体が多く、吸蜜シーンもサービスしてくれるので、喜んで撮影です。スミレにエンゴサク、なかなか良い絵が得られました。

 ヒメギフの吸蜜シーンの良い絵も撮れたので、再びイエローバンド探索に切り替えです。

090429g1.jpg しばらくして、ギフチョウらしき個体を見つけたので、日光浴しているところにそっと近づいて確認してみると、バンドでした!まずは証拠写真に収めておきました。過去、学生時代も含めて、数回白馬村を訪れていますが、一昨年の1回を除いて、ことごとく「ギフチョウの初球はバンド」なのです。誠に有り難いことです。

090429g2.jpg その後、見失ってしまいましたが、再び日光浴しているのを発見しました。今度は全開翅なので、正面から翅表全体を表現です。今回は、ストロボを導入しているので、黄色い縁毛がうまく表現できました。お気に入りの絵なので、大きめの画像をUPしておきますね。

 その後、見失ったり、また見つけたりを繰り返しているうちに、吸蜜タイムが訪れました。

090429g3.jpg090429g4.jpg スミレでの吸蜜シーンを2枚お目にかけましょう。尾状突起も下草に隠されることなく2本共に表現できて、お気に入りの絵です。

 さて、この日の夜になって画像確認して分かったのですが、実はバンドは2頭いたのでした。上のバンドの1枚目と2枚目の日光浴シーンを見比べてみると、違う個体であることが分かりますよね。(ギフチョウ用語?で言えば、右前翅表の内側のカニウデとカニツメの位置関係に明らかな違いが見られます)
 バンドが2頭・・・これは、翌4/30も同じ場所で粘る1手ですね。
posted by kenken(管理人) at 21:30| Comment(34) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする