いよいよ近畿地方も梅雨入りしましたね。
ヒメヒカゲのお話の「その2」がまだですが、話を先に進めましょう。
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採ったことはあるけれど、撮ったことはない蝶・・・そんな蝶が何種類もあるのですが、クモマツマキチョウはその代表格です。
実は、オレンジの撮影に手を出すと、のめり込むこと間違いなしなので、これまでずっと知らないふりをしてきたのですが、20数年ぶりにオレンジに会いにいくことにしてしまいました。
週末は土曜が雨で日曜のみ晴れという天気予報。土曜日に\156/Lのガソリンでひたすら一般道を移動して高速代を浮かし(しかし、あまりに遠いので、通勤割引1回分だけ高速乗りました)、安曇野泊です。
明けた日曜日は最高の晴天でした。既に、現地で合流した皆さんのHP等にUPされていることでしょうから、結論から参りましょう。
マイ師匠(と勝手にお呼びしている)Sさんの「最大の撮影チャンスというものは、えてして、撮影行の最初と最後に突然訪れる」というお教えが役に立ちました。

撮影地に到着するやいなや、いきなり♀の撮影チャンスに遭遇です。バンド撮影での経験を活かし、快晴でしたが、300mmISでISO400の設定で、そのモノトーンな翅表をうまく表現できました。

その後、数時間、オレンジは対岸のはるか彼方を飛ぶばかりです。「こりゃ今日は、♀の証拠写真だけで終わりやな」と次のブルー撮影への移動を検討し始めた直後に、オレンジが直ぐ近くに現われました。

ミヤマハタザオでの吸蜜という理想的なシーンで、好みの「翅表と翅裏を同時に」をイメージどおり表現できました。前翅表面のオレンジと後翅裏面の唐草紋様を同時に全て写し込みたかったのです。
とってもお気に入りの写真なので、やや大きめにUPしてあります。
ご一緒させていただき、何かとお世話になった皆々さまに、改めて、厚く御礼申し上げます。
あのオレンジ、20数年前の学生時代に初めて見たときよりも、強いインパクトを受けました。
午後になって、ブルーの撮影に移動です。【続く】
posted by kenken(管理人) at 20:03|
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蝶
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