2007年07月10日

夏のチョウ観察会(2007年7月7日〜7月8日・その1)

 7/7は、熊本県で撮影しているハズだったのですが、前日の天気予報で遠征は見送りです。午前中、自宅でテレビを見ていたら「熊本県の俵山では1時間に62mmの記録的な大雨です」って報道してますな。見送りは正解でした。
 で、7/7は、急遽予定変更し、昼前から兵庫県ハチ高原へ向けて出発です。翌日7/8の「夏のチョウ観察会」に参加するために現地で前泊されるメンバーと夕食を共にしてお話しするのが、この日の最大の関心事です。
 とは言うものの、途中、来シーズンに向けて、キマリンの撮影地の下見に兵庫県下を何ヶ所か回り、現地に到着したのは夕刻でした。とりあえず、現地で、この時期に飛んでいる蝶を撮影しておこうと草原に入り、CANON EOS30D + EF300F4ISで証拠写真的に撮影しておきました。いずれもプログラムAEモードでの撮影です。

070707-1.jpg コキマダラセセリ。
 「コ」って名前がつく割りには大きいんですよねぇ。特に中国地方の個体は、信州の個体に比べると更に大きいように感じます。きちんと翅表を撮影しておきました。

070707-2.jpg ウラギンヒョウモン。
 さすがに300mmですと1.5m位離れて撮影できるので、被写体に逃げられることは少ないですが、なかなか真上から翅表全体をフラットに撮影できる機会は少ないですわ。

070707-3.jpg ウスイロヒョウモンモドキ。
 今年も会えました。観察会の主役ですね。
 念のために書いておきますと・・・
 昨2006年7月より、ウスイロヒョウモンモドキは、自然公園法による「指定動物」となり、当地ハチ高原一帯を含めて、氷ノ山後山那岐山国定公園においては、許可なく採集することはできません。


 ウスイロ君にも会えたので、さっと撮影は切り上げて、宿泊先のロッジに早めに到着し、翌日7/8の観察会に向けての前泊メンバーと合流し、ひと風呂浴びてすき焼きを囲んで宴会です。

070707-4.jpg ブログ仲間のtheclaさんbanyanさんもお越しです。その他、某むし関係の月刊誌の編集者さん、某昆虫同好会の有名人さん、某博物館の館長さんほか、いろんな方とお会いして、蝶談義に花が咲きました。
 次回は、観察会ならではの面白い画像をおめにかけましょう。【続く】
posted by kenken(管理人) at 20:12| Comment(18) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月09日

ホソバセセリ(2007年7月6日)

 実は7/6、休みを取っておりまして、7/6の夕方に九州入りして7/7は熊本県で撮影の予定でした。
 で、出発までに時間があるので、7/6早朝は京都府南部の探索です。実は昨年、林道の路肩を崩して車を転覆させてオシャカにした場所の奥ですわ。どうしてもこの時期に行ってみたかったわけです。妙にハンドルを握る手に力が入りました。(笑)
 ホソバセセリが見られました。

070706-1.JPG CANON EOS30D + CANON EF300mmF4ISでの画像。
 ススキの合間からアングルを確保して縫うように撮ってみたら、なかなか雰囲気のある絵になりました。このレンズ、なかなかマクロ的にも撮れていいです。

070706-2.JPG 毎度おなじみのCANON EOS KISS-DN + SIGMA 15mmFisheyeでの縦位置広角画像。早朝らしい光の加減がよく出ていますね。

 午後からの九州行に備えて探索は早々に切り上げて帰路に着いたのですが、途中、九州から現地情報が入りました。「お天気大丈夫かなというような天候状態ではありませんよ〜(はっきり言って豪雨です。やめたほうがいいです。)」ってことで、九州行は急遽、見送ることにしました。
 で、返す刀(正確には携帯電話)で、7/7の宿の手配をして、7/7〜7/8と兵庫県で1泊2日で行動することに切り替えました。
posted by kenken(管理人) at 17:30| Comment(16) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

How many キマダラs(2007年6月27日・その3)

 最終回は、キマリンの記事オンリーでまいりましょう。
 この日は午後遅くからお天気回復し、西日がきつい日でした。(「窓に西日が〜当たる部屋は〜♪」って歌好きです)下草でのテリ張りはすぐに終わってしまいましたが、発生木である桜の日の当たる梢では、遅くまでテリ張りが続きました。300mmF4IS + CANON 30D を三脚に据え付けて、桜の梢を狙い打ちです。

070627k3.jpg 桜の梢でのテリ開翅はこんな感じ。青空のもと、夕日に赤く染まってます。300mmF4ISの威力が出た画像です。やや最盛期は過ぎた感じですね。

070627k4.jpg お気に入りの「翅表と翅裏を同時に」って画像を狙っていたら発見しました!この個体、翅のつけ「根」の辺りまで「黒」い斑紋が出てますな。いわゆる「ネグロ」っていうタイプです。

070627k5.jpg 翅裏がよく分かるように、閉翅したところを横に回り込んで1枚。おそらく上の写真と同一個体と思われますが、なんとも言えません。

070627k6.jpg 日の当たらなくなった下草で休んでいる同系統の翅裏の♀を発見。このままお休みかな。ちょっとベタな証拠写真的画像ですが、4本の尾上突起先端の白も黒条中の銀線も綺麗に表現できた1枚です。

 今回は、来シーズンに向けての探索・下見のつもりでしたが、なかなか良い絵が撮れました。時期的には微妙に最盛期過ぎのようだったので、来シーズンは出始めの新鮮な個体を狙いたいですな。(ううっ、しかし、ヒサマツとバッティングするなぁ・・・どっち行こう?)【おしまい】

PS.ところで、この週末(7/7〜7/8)は、お天気がマシであればフル活動する予定です。帰宅しても画像のバックアップ取ったら寝るだけ・・・かも。(笑)コメントへのお返事が遅れるかもしれませんこと、事前にお詫び申し上げますね。
posted by kenken(管理人) at 20:33| Comment(10) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

How many キマダラs(2007年6月27日・その2)

 2つ前の記事「How many キマダラs」の続きです。
 開翅しないキマダラモドキには用はないので、キマダラs の探索続行です。

070627ks.jpg 次の one of キマダラs は、キマダラセセリです。
 最近、こんな「数種盛り」的な写真にも凝っていますが、肝心な探索対象の the most favorite キマダラが見つかりませんなぁ〜 蟻さんは見つかるのですが・・・ この辺りはいないのかもしれません。
 もっとも私の場合、探索といっても、分布調査というよりは撮影好適地の探索で、まあ、成虫でしか探していないので、アテにはなりませんが・・・

070627m.jpg 探索地で酒屋に立ち寄りました。最近、蝶山人さんの影響で、焼酎より日本酒を飲むことが多くなりまして、遠征すると必ず地酒をゲットします。「作州武蔵」生貯蔵酒180ml、手軽に購入できるお値段で、よいお味でした。
 「こんな銘柄の酒が地酒である地域を探索した」ということです。

070627k1.jpg はい、午後遅くなってからは記録のある地域での探索です。え〜、もちろん探索していた キマダラs というのはこいつです。(笑)
 赤っぽい夕日の中でのV字開翅テリ。これは表現が難しいです。新レンズEF300mmL4ISの「撮れ方」がよく分からないので、普段は「絞り優先モード」で絞り値を考えながら撮影するんですが、「プログラムモード」でカメラに露出を考えさせてみました。
 この日は翅表の瑠璃色の大きな個体を撮影したくて200km以上も走ってきたのに、なぜかこんなに黒い個体・・・もっと青い個体の探索です。
【撮影データ】CANON EOS 30D + EF300mm F4L IS、撮影モード:プログラムAE、Tv:1/800、Av:7.1、評価測光、露出補正:-1/3、ISO400

070627k2.jpg ようやく下草でテリ開翅する青い個体を発見。昨年は、地元、京都で意識的に黒い個体ばかり追いかけていたのですが、今年は青い個体を撮ってみたくなっていたのでした。
【撮影データ】CANON EOS 30D + EF300mm F4L IS、撮影モード:プログラムAE、Tv:1/640、Av:6.3、評価測光、露出補正:-1/3、ISO400

 え〜、これまでの展開であれば、このような開翅写真をばば〜んと披露したら、記事は「おしまい」ってことになるのですが、今回は「その3」まで引っ張りましょう。実はね、この地域の特徴でもある、変わった翅裏のキマリンがいくつか撮れたのでした。【続く】

PS.ところで、「日本産の蝶で『キマダラ』って名のつくの蝶は何種類?」って話しの続きですが、「日本産」ってのは広くなりすぎるので、「日本土着種」ってことで、数えましょう。迷蝶等は除外しますね。真面目に数えてみました。どうやら12〜13種類で良いようですな。土着種か迷蝶か、私には分からない種類があるので、幅のある表現になっています。
posted by kenken(管理人) at 17:15| Comment(14) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月02日

Zephyrus類(2007年7月1日)

 「How many キマダラs」の「その2」以降は後日に引っ張っておいて、7月1日の活動について書いておきましょう。

 私は元々、オサムシ屋でした。オサムシ類の金緑色に惹かれてオサ屋になり、その後、Zephyrus類の金緑色に惹かれて蝶屋に転身したのでした。「採り屋」から「撮り屋」に転身した頃には、ほとんどZephyrus類には興味を示さなくなっていましたが、先日、CANON EF300mm ISを装備したので、改めてZephyrus類を撮ってみようかなと思い始めました。

 で、この日はお天気がどうであれ、久々にZephyrus類と真面目に向き合おうと富山県まで遠征し、探索してみました。残念ながら山間部のお天気は終日霧雨状態で、日が射すことはありませず、はるか彼方に数頭のZephyrus類を見たに終わり、まともな写真は1枚も撮れませんでしたが、充実した1日で、本当にリフレッシュできた1日でした。

070702h1.jpg070702h2.jpg 蝶の写真がなにもないと寂しいので、はるか彼方の葉上に静止したZephyrus類の開翅&翅裏の写真ですが掲載しておきましょう。Zephyrus類は、同定のために翅裏もきちんと撮っておくのが良いですね。こんなに小さくては、ちょっと同定不能かもしれませんが。・・・なんてボケておきましょう。(笑)
 こいつ、えぇ開翅写真が撮れるまで、苦難が多くとも、毎年通う必要がありそうです。いつかはえぇ写真が撮れる・・・そんな未来への希望だけは持ち続けたいですね。「Zephyrus類の開翅写真」は「パンドラの箱」なのかもしれません。

070702k.jpg ところで、誰もいないハズの山中で、視線を感じました。眼を凝らしてみると、茂みの中から4つの瞳が私を見ていました。
 親子で仲良く行動しているんですね。

070702s.jpg せっかく富山まで行ったので、当然のことながらお土産は、鱒のお寿司です。
 ちょっと値の良い\1,500のものを買って帰りました。これ、やっぱり旨いね。こいつは、「Zephyrus類の開翅写真」とは違って、必ずゲットできます。(笑)
 この日の走行距離628km。
posted by kenken(管理人) at 20:25| Comment(20) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする