で、今回、指定動物案に挙げられている氷ノ山後山那岐山国定公園(兵庫県)のウスイロヒョウモンモドキの保全活動のお手伝いに現地まで出かけてきた。この地域のウスイロヒョウモンモドキは既に地権者の意向で採集禁止(採集目的での立入禁止)になっているが、指定されると環境省から予算がついてモニタリングなどもできるようだ。
管理人は、「天然記念物」とか称して採集禁止にだけしておいて後は何もしないような安易な採集禁止には反対であるが、今回の指定のような、生息環境の保全活動やモニタリング活動も含めた採集規制は、真に絶滅が危惧される種については、妥当であると考えている。
え〜、難しいお話はさておき、現地でのお手伝いの合間に撮影した写真を掲載しておこう。いずれも、最近お気に入りの15mm魚眼レンズでの縦位置撮影である。
【写真右】ギンイチモンジセセリ。後翅の「銀線」が「一文字」というよりは、春型では「二文字」と言ったほうがピッタリする。