2006年05月28日

兵庫県のウスイロヒョウモンモドキ

 既にご承知の方も多いかと思うが、環境省は、国立・国定公園内における動物の保護を図ることを目的に、国立・国定公園特別地域内において捕獲等を規制する動物(指定動物)案を取りまとめ、現在、パブリックコメントを募集している。蝶で指定対象案に挙げられているのは、1.ウスイロヒョウモンモドキ(大山隠岐国立公園(大山蒜山地域、三瓶山地域)、氷ノ山後山那岐山国定公園)、2.タイワンツバメシジミ(西海国立公園(平戸島生月島地域))、3.ミヤマシロチョウ(八ヶ岳中信高原国定公園)の3種4公園である。

 で、今回、指定動物案に挙げられている氷ノ山後山那岐山国定公園(兵庫県)のウスイロヒョウモンモドキの保全活動のお手伝いに現地まで出かけてきた。この地域のウスイロヒョウモンモドキは既に地権者の意向で採集禁止(採集目的での立入禁止)になっているが、指定されると環境省から予算がついてモニタリングなどもできるようだ。

 管理人は、「天然記念物」とか称して採集禁止にだけしておいて後は何もしないような安易な採集禁止には反対であるが、今回の指定のような、生息環境の保全活動やモニタリング活動も含めた採集規制は、真に絶滅が危惧される種については、妥当であると考えている。

 え〜、難しいお話はさておき、現地でのお手伝いの合間に撮影した写真を掲載しておこう。いずれも、最近お気に入りの15mm魚眼レンズでの縦位置撮影である。

060528-01.JPG060528-02.JPG【写真左】食草のオミナエシの株の根元に潜んでいたウスイロヒョウモンモドキの幼虫。分かりますかなぁ?黒いクマケムシ状の奴です。

【写真右】ギンイチモンジセセリ。後翅の「銀線」が「一文字」というよりは、春型では「二文字」と言ったほうがピッタリする。
posted by kenken(管理人) at 22:20| Comment(22) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする