2006年02月25日

ギフチョウの初見日予想

060225i.jpg060225t.jpg 今年ももう1ヶ月程でギフチョウが舞うのですねぇ。恒例?になっているギフチョウの初見日予想をするためのデータを解析してみました。累積温度、積雪量、お天気の波という3つのデータから最終的な予想をしているのですが、毎年データ解析している多地点の中から2地点、日本海側のI地点と太平洋側のT地点の累積温度のデータを掲載します。
 現時点で、今年の日本海側は、積雪量も多いうえにご覧のように累積温度も伸び悩み、このままの傾向が続けば、ここ10年で最も遅い発生になるかもしれません。一方、太平洋側は、まあまあ暖かく、今年の初見日の場所は、太平洋側になる確率が圧倒的に高いと判断しています。
 あくまでも「今日現在で」ですが、累積温度だけのデータからは、今年のギフチョウ初見日は太平洋側で、3月18日(誤差:-1日+2日)と推測され、お天気の波を加味して、3月20日と予想しています。今後、データを積み重ねて、3月2日(木)の某集いの席で最終結論を出そうと考えております。

 皆さんは、どのように予想しておられますか?
posted by kenken(管理人) at 11:00| Comment(18) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月17日

お蔵入り写真シリーズ(8) 「撮影者と交尾するギフチョウ」

0602171.jpg0602172.jpg え〜、この週末も仕事しておりまして、フィールドへ出る予定はありません。
 トホホ・・・
 さて、ブログ巡りをしていると、いくつかのブログで昨春のギフチョウの画像に遭遇しました。時おり春の気配が感じられる日もある今日この頃で、早くギフチョウに会いたいもんです。というわけで、私も昨春のギフチョウに関わる画像を載せてみることにしました。

 この日は師匠(と勝手に私が呼んでいる)S氏と撮影ポイントで合流しました。探索していると、交尾個体が足元からハタハタと飛んで、近くの樹幹に静止しました。ギフチョウの交尾画像、撮影は容易なのですが、格好良い写真はなかなか撮れないもんです。ペアーの一方が翅を開き気味で、他方が翅を閉じるといったパターンが多く、両者を併せてT字型になって、なんとなく締まりのない絵になってしまうんです。

 S氏は交尾しているペアーと雑木林の雰囲気を撮影すべく、CANONの一眼にSIGMAの14mmの広角レンズを装着して撮影開始です。(どんな素晴らしい絵になったのか、まだ見せてもらっていません。早く見せて〜)S氏の撮影する姿を拝見し、私も広角撮影してみようと思ったのですが、生憎、広角レンズは持ちあわせていません。そこで、90mmのレンズで広角的に撮ってみようと、ずぅ〜っと後ろにさがって絞り込んで撮影したのが【写真左】です。その後、S氏と同じ位置から交尾するギフチョウを接写したのが【写真右】です。

【撮影データ】2005年4月、福井県
【写真左】「ギフチョウの交尾シーンを撮影するS氏」
Canon EOS Kiss Digital + Tamron90mm Macro
絞り優先AE、Tv:1/250、Av:10.0、評価測光、露出補正:-1/3、ISO感度:400、WB:太陽光
 いかがでしょう。Av:10.0まで絞り込むと、Tamron90mm Macroでも広角的な絵が撮れるものです。雑木林の雰囲気と春の陽射しがよく表現され、なかなかキレのある絵で気に入っています。

【写真右】「交尾するギフチョウ」
Canon EOS Kiss Digital + Tamron90mm Macro
絞り優先AE、Tv:1/400、Av:8.0、評価測光、露出補正:-1/3、ISO感度:400、WB:太陽光
 左写真のS氏が撮影している位置とほぼ同じ位置からTamron90mm Macroで接写すると、こんな写真になるのです。上が♀、下が♂で、両者併せてT字型になっているので、8.0まで絞って被写界深度をあげての撮影です。♀の褐色の襟巻きが素敵ですね。マクロレンズらしい絵です。
posted by kenken(管理人) at 23:50| Comment(18) | カメラ&撮影法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月12日

第2回チョウ類の保全を考える集い(2)

 2/11〜2/12とチョウ類保全ネットワーク主催で神奈川県小田原市で開催されている「第2回チョウ類の保全を考える集い」に参加、2日目の2/12は以下のようなプログラムでした。

9:15〜10:45 総会
10:45〜12:00 会員の立場から、一人一人ができることを考える分科会
 @チョウ類保全支援(絶滅危惧種保全プロジェクト・行政等への保全の働きかけ)
 A環境教育・移動展示
 Bチョウ類保全パンフレット作成
 Cホームページ作成・ニュースレター充実
 D会員獲得・昆虫愛好家への働きかけ
 Eチョウ類保全研究の推進
 F効果的な保全活動(チョウ類保全団体の組織運営)
 G資金調達(ファンドレイジング)
12:00〜13:00 昼食
13:00〜15:00 各分科会からのまとめ・総合討論
15:00 閉会

 総会では、◆「チョウ類保全協会」に名称変更すること、◆NPO法人格を取得すべく早急に準備を進めること、◆チョウ類の保全支援活動だけでなく、保全事業そのものにも取り組んでいくこと、などが議決されました。
posted by kenken(管理人) at 23:59| Comment(6) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

第2回チョウ類の保全を考える集い(1)

060211-1.jpg060211-2.jpg
 2/11〜2/12とチョウ類保全ネットワーク主催で神奈川県小田原市で開催されている「第2回チョウ類の保全を考える集い」に参加、初日の2/11は以下のようなプログラムでした。

13:00〜13:20 開会あいさつ
13:20〜14:50 勉強会
 1)メタ個体群【写真左】
 2)トランセクト調査法
15:00〜16:00 チョウ類保全活動報告(各地域で活動されている団体からの活動紹介)
 1) 加古川の里山・ギフチョウ・ネット【写真右】
 ※へぇ〜、この会の活動ではないけれど、地元には、ギフチョウを飼育して放蝶してる人とかいるんだぁ〜
 2) 山形県鮭川村のギフチョウ保全
 ※地元の村役場関係者からの発表、とても参考になりました〜
16:30〜18:00 保全支援事業報告と保全ネットワークの目指すもの
18:00〜 懇親会

 ブログをリンクさせていただいているフィールドノートのtheclaさん、初めまして。
 その他、多くの方にお目にかかり、お話しさせていただいた。
posted by kenken(管理人) at 23:59| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

お蔵入り写真シリーズ(7) 「ヒメヒカゲ」

060204h1.jpg060204h2.jpg 本日の土曜日も例によって仕事していまして、昼休みに速攻での更新です。
 前回、クロヒカゲモドキのお蔵入り写真を掲載しましたところ、思いのほか好評でしたので、それに味をしめて続けてヒカゲモノを選んでみました。(笑)

 ヒメヒカゲは翅裏の眼状紋もさることながら、翅表にもなんとも言えない美しさがあります。ついつい派手な蝶に目がいきますが、ムモンアカシジミ、ヒメヒカゲといった無地の翅表の美しさは格別で、逆にそれを忠実に表現するのは結構難しいのです。左の写真は、翅表の色や雰囲気をかなり忠実に表現できています。

 ヒメヒカゲの翅裏の眼状紋は個体によって千変万化です。右の写真は左の写真の個体の翅裏ですが、ちょっと眼状紋が変わっています。通常の個体ですと、眼状紋の中央部は丸い白点なのですが、この個体では、それが少し変形しています。最も大きな中央の眼状紋においては、白い部分があたかもアンドロメダ星雲を連想させるような趣きです。この個体には、勝手に「アンドロメダ」なんて名前を付けて、この日、長時間追跡して、観察、撮影してしまいました。

【撮影データ】CANON EOS Kiss DN + Tamron90mmMacro、2005年6月、兵庫県

 まったく関係のない話しですが、「星雲」という単語から「大マゼラン雲」を連想し、そこから過去の記憶が蘇りました。円谷プロの空想特撮シリーズ「ウルトラセブン」に「盗まれたウルトラアイ」という話しがありまして、「マゼラン星人マヤ」と称する宇宙人(♀?)とダンがテレパシーでお話しするシーン、パチンコ屋がある夜の街をダンが歩くラストシーン、このシーンがたまらなく好きでした。こう言った話題についても、蝶に関連づけてたまに書いてみたいと思っています。
 ちなみに、管理人は、同シリーズの「ウルトラ警備隊西へ(前編)」でウルトラセブンがスーパーロボット・キングジョーに放ったエメリウム光線(通用しなかった)で水面が波立った池の近くに住んでいます。(笑)
posted by kenken(管理人) at 12:30| Comment(20) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする