

え〜、この週末も仕事しておりまして、フィールドへ出る予定はありません。
トホホ・・・
さて、ブログ巡りをしていると、いくつかのブログで昨春のギフチョウの画像に遭遇しました。時おり春の気配が感じられる日もある今日この頃で、早くギフチョウに会いたいもんです。というわけで、私も昨春のギフチョウに関わる画像を載せてみることにしました。
この日は師匠(と勝手に私が呼んでいる)S氏と撮影ポイントで合流しました。探索していると、交尾個体が足元からハタハタと飛んで、近くの樹幹に静止しました。ギフチョウの交尾画像、撮影は容易なのですが、格好良い写真はなかなか撮れないもんです。ペアーの一方が翅を開き気味で、他方が翅を閉じるといったパターンが多く、両者を併せてT字型になって、なんとなく締まりのない絵になってしまうんです。
S氏は交尾しているペアーと雑木林の雰囲気を撮影すべく、CANONの一眼にSIGMAの14mmの広角レンズを装着して撮影開始です。(どんな素晴らしい絵になったのか、まだ見せてもらっていません。早く見せて〜)S氏の撮影する姿を拝見し、私も広角撮影してみようと思ったのですが、生憎、広角レンズは持ちあわせていません。そこで、90mmのレンズで広角的に撮ってみようと、ずぅ〜っと後ろにさがって絞り込んで撮影したのが【写真左】です。その後、S氏と同じ位置から交尾するギフチョウを接写したのが【写真右】です。
【撮影データ】2005年4月、福井県
【写真左】「ギフチョウの交尾シーンを撮影するS氏」
Canon EOS Kiss Digital + Tamron90mm Macro
絞り優先AE、Tv:1/250、Av:10.0、評価測光、露出補正:-1/3、ISO感度:400、WB:太陽光
いかがでしょう。Av:10.0まで絞り込むと、Tamron90mm Macroでも広角的な絵が撮れるものです。雑木林の雰囲気と春の陽射しがよく表現され、なかなかキレのある絵で気に入っています。
【写真右】「交尾するギフチョウ」
Canon EOS Kiss Digital + Tamron90mm Macro
絞り優先AE、Tv:1/400、Av:8.0、評価測光、露出補正:-1/3、ISO感度:400、WB:太陽光
左写真のS氏が撮影している位置とほぼ同じ位置からTamron90mm Macroで接写すると、こんな写真になるのです。上が♀、下が♂で、両者併せてT字型になっているので、8.0まで絞って被写界深度をあげての撮影です。♀の褐色の襟巻きが素敵ですね。マクロレンズらしい絵です。
posted by kenken(管理人) at 23:50|
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