2005年12月25日

私の履歴書 & 復刻版SPINDA続々報

051225a.jpg051225m.jpg メリー・クリスマス☆ 現在、蝶の生態写真を中心に活動していますが、元々は、蝶に限らずいろんな昆虫に興味を持つ「昆虫少年」でありまして、母校の蝶類研究会に入会した当時も「蝶屋」というよりは、むしろ「オサムシ屋」でありました。やがて、オサムシ類の金緑色の光沢に勝るとも劣らないZephyrusの輝きに魅かれて蝶屋の道にのめりこむようになったわけです。
 この3連休、ずっと家にこもっているのも体がなまるので、今日は、昔取った杵柄ならぬピッケルの柄を握りしめて、20数年ぶりにオサムシ屋として京都府南部のフィールドへ出かけてきました。この時期、オサムシの仲間は朽木の中などに潜って冬眠するので、それを掘り出すわけです。今日は、マイマイカブリを中心に狙ってみました。

【写真左】綺麗なアオゴミムシ。ご覧のとおりZephyrusに通じる金緑色がたまらなくいいのです。あまり良い写真は撮れませんでしたが、最も自然に近い色合いが表現できた写真を掲載しておきましょう。集団越冬しているうちの2頭です。
【写真右】日本特産種のマイマイカブリ。カタツムリを好んで捕食することからこの名前が付けられています。西は対馬のツシマカブリモドキから北は北海道のキタマイマイカブリまで様々な種類が日本には棲息しています。日本のオサムシの仲間では最大のもので重量感もあり、ファンも多いと思います。

 えっ、ホントにオサムシ屋だったの?なんて声が聞こえてきそうですが、証拠の品でもある、20数年前に書いた「蝶屋のためのオサムシ入門」ってな感じのレジメが「復刻版 SPINDA」の製作途上に発掘され、Vol.2に掲載される予定です。なお、「復刻版 SPINDA」はVol.1が印刷完了、Vol.2が現在印刷中で、完成は年明けにずれ込みそうとの情報が編集部から入ってきています。
posted by kenken(管理人) at 21:14| Comment(10) | 昆虫一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月24日

お蔵入り写真シリーズ(3) 「ムモンアカシジミ」

051224m.jpg クリスマス・イブ☆ 蝶の撮影行時、常にカメラは複数台携帯しています。現在、メイン機はデジ一眼のCANON EOS KissDNで、サブ機としてコンデジのCANON Powershot G3を持ち歩いています。G3を入手するまではCANON Powershot Pro90ISを持ち歩いていました。Pro90ISは370mm相当の望遠撮影ができるコンデジ機で、なかなか重宝します。

 シーズン中、本ブログでは恥ずかしいので内緒にしていましたが、実は、本2005年のお盆近辺、ムモンアカシジミを撮影してやろうと密かに岐阜県かいわいを探索していました。結局、数回、樹上にその姿を見ることはできたのですが、残念ながら撮れた写真は2枚だけで、それも本当に「証拠写真」程度のものでした。今回はそのうちのマシなほうの1枚をお目にかけます。まったく樹上から降りてくる気配はなく、見上げるばかりで本当に首が疲れました。最後は樹上へ消えてしまいました。当時、サブ機として携帯していたPro90ISをリュックから取り出し、テレ端まで望遠を効かせて撮影した写真で、間違いなくムモンアカシジミです。手持ちの370mm相当の望遠撮影で、このシャッタースピードで、この写真です。CANONさんのIS(手ブレ防止機構)の効きはすんばらしいものです。

【撮影データ】
カメラ:Canon PowerShot Pro90IS、撮影モード:プログラムAE、Tv:1/60、Av:4.0、測光方式:スポット測光、露出補正:-1/3、ISO感度:オート、焦点距離:370mm相当、手ブレ補正:入

 ところで、昨日、今日、明日と私も3連休です。毎日家に居ると体がなまるので、明日12/25は久々にフィールドへ出ようと思います。少し変わったものを撮影するつもりです。
posted by kenken(管理人) at 22:01| Comment(8) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月18日

今日の京都 & お蔵入り写真シリーズ(2) 「キマダラモドキ開翅」

051218m.jpg051218k.jpg この週末、昼間は仕事、夜は忘年会など、慌しく過ごしておりました。昨夜12/17の深夜帰宅時は澄みきった夜空に星が見えていたのですが、一夜明けてみると自宅付近は年に1度あるかないかの積雪でした。今朝12/18に、わが家から撮影した雪景色をUPしておきましょう。(写真左)この山は五山の送り火で「法」の字に点火される山で(8/16の記事参照)、ご覧のよおり綺麗に雪化粧されていました。ここには、アカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウラミスジシジミなどのZephyrusが棲息していることを確認しています。

 キマダラモドキの開翅シーン、これは今年の撮影課題でなんとかクリアできたのですが(6/25の記事参照)、最も接近できて、最もジャスピンで撮影できた写真は残念ながら下草に遮られたものでした。(写真右)ここまで近づくと翅表のふさふさ感を感じ取れる写真が撮れます。しかし、ホンマに敏感な蝶で、オマケに翅表が茶色なので露出設定が難しく、翅表全体を綺麗に撮影するのは至難の業です。
【撮影データ(写真右)】
カメラ:Canon EOS Kiss Digital N、レンズ:Tamron90mmMACRO、絞り優先AE、Tv:1/250、Av:8.0、評価測光、露出補正:-2/3、ISO感度:400
posted by kenken(管理人) at 18:07| Comment(14) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

カレンダー & 復刻版SPINDA続報

051214h1.jpg051214h2.jpg この時期、職場にはいろんな関係先から来年のカレンダーが送られてきて山積みになります。折りしも、知人のLさんからメールで「H製作所の来年のカレンダーは、365日分のチョウが描かれている大変素晴らしいもの」とのメールをもらいました。H製作所のカレンダーは毎年送られて来ていたハズなので、さっそく探してみるとありました。おぉ、これは素晴らしい!で、職場の同僚に了解を得て持ち帰ることにしました。情報をお知らせいただいたLさん、有り難うございました。改めて、御礼申し上げます
 左はカレンダーの表紙の写真です。今年の12月18日から有効なカレンダーで1日に1頭の蝶が描かれています。右は2006年の1月末あたりの部分です。愛蝶家ならば是非、部屋に吊るしたい一品です。

 12月3日付け当ブログ記事でご紹介した復刻版 SPINDA について編集部より続報が入りました。TOPページの「表紙の蝶」に詳細をUPしておきましたので興味のある方はご覧下さいませ。
posted by kenken(管理人) at 23:01| Comment(16) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月11日

お蔵入り写真シリーズ(1) 「タイワンツバメシジミ♀翅表」

051211t1.jpg051211t2.jpg 蝶の成虫が飛ばない季節になると仕事が忙しくなります、というか、実は、その時期に固められる仕事は固めている訳です。(^^;; 昨12/10(土)も出勤しておりました。
 で、そろそろシーズン中に撮りだめた写真を紹介する企画を始めましょう。シーズン中にUPしなかったA'〜B級の写真をご紹介し、撮影裏話などにも触れたいと思います。題して「お蔵入り写真シリーズ」(笑)です。来シーズンのギフチョウが飛ぶまでの間、不定期で連載しますので、よろしくお願いします。
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 昨シーズンに続いて今シーズンもタイワンツバメシジミの撮影に陸路、鹿児島を訪れました。狙いのひとつに♀の開翅シーン、特に♀の翅表の尾状突起の付け根部分のオレンジを撮影したいと思っておりましたが、残念ながら納得のいく写真は撮れませんでした。1頭の美しい♀を発見し、延々と追跡、撮影しましたが、写真のシーンが精一杯のものでした。この時期は台風の影響なのか、やや風があって、どうしても写真以上には開翅してくれませんでした。翅表のオレンジを撮ろうと被写界深度の浅いマクロレンズで真後ろから狙うと左写真のようになり、斜めから狙うと右写真のようになり、いずれも蝶の眼にピントが甘い写真になってしまいました。無風であればきっと綺麗に開翅したんじゃないかと思います。基本的なことですが、蝶撮影の基本は「眼にピント」ですよね。おかげで来シーズンも鹿児島を訪れることになるのでしょう。
【撮影データ(左右共に)】
 撮影日:2005-09-10、カメラ:Canon EOS Kiss Digital N、レンズ:Tamron90.0mmMACRO、絞り優先AE、Tv:1/160、Av:5.0、評価測光、露出補正:-1/3、ISO感度:100
posted by kenken(管理人) at 12:21| Comment(14) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月03日

五大陸

051203h.jpg 内輪の話題ですんません。11/27付けの記事のとおり、去る11/26に京大蝶研のOB会が開催され、私もOBとして参加しておりました。1次会では鍋を囲んで大いに盛り上がりました。蝶という共通の趣味を持つことは良いことです。50歳代のOBさんと20歳前後の現役生が「君たち、ホンマに今日、初対面なのぉ?」って思うくらい話が弾んでいました。なかでも盛り上がっていたのは大陸での蝶採集のお話しで、OBさんから「ワシは6大陸で蝶を採集した、皆さんも6大陸制覇を目指して有志で『六大陸』を結成じゃぁ〜!」なんてお話しでした。
 2次会は、私も含めて1泊2日組が酒を買出しに出かけて宿舎で日付が変わるまで蝶談義で盛り上がりました。酒の買出しに出かけた際、上のような話を聞いていたので、たまたま遭遇した「五大陸」というブレンド本格焼酎を迷わず買ってしまいました。ブレンド焼酎は初めてでしたが、コレがまた旨かった!「五大陸」は芋焼酎と麦焼酎のブレンドで、芋焼酎の奥行きある味わいの中に麦焼酎の華やかな香りが調和した本格焼酎です。長期貯蔵麦焼酎の影響でほんのりと黄金色の焼酎です。
 で、五大陸とまではいきませんが、多くの大陸にも広く分布している蝶といえばヒメアカタテハですね。11/23に自宅近くで撮影した写真を焼酎と共にUPしておきましょう。
 あ〜、今宵は筆(キーボード)が進みます。実は嬉しいことがありました。まぁ、ないやろなぁと思いながら近所の酒店に行ったところ、先日ご紹介した栗焼酎「ダバダ火振」の一升瓶を発見、しかも最後の1本の模様・・・即購入しました。3%OFFのサービス・デーで税込\2,309でした。以前に購入した空きかけの一升瓶の残りをしこたま呑んで書いている訳であります。
posted by kenken(管理人) at 20:41| Comment(14) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

復刻版 SPINDA

051203s.jpg 2005-11-27 付け当ブログ記事で復刻版 SPINDA をご紹介しましたところ「復刻版 SPINDA を是非入手したい」とのお問い合わせを何件かいただき、誠に有り難うございます。
 すんません、まだ市販はされておりませず、近々(2005年内又は2006年明け早々)発行される Vol.2 と合わせて全2巻セット本として、従来のSPINDAと同じ販路(T研出版など)に乗る予定です。価格・・・ う〜む、現在、検討中です。
 取り急ぎ、復刻版 SPINDA 全2巻の総目次をご紹介させていただきます。
 詳しいことは、決まり次第、また当ブログで紹介しますので、今しばらくお待ち下さい。m(_ _)m

posted by kenken(管理人) at 13:58| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする